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A.ランゲ&ゾーネ、エナメルダイヤル仕様の1815トゥールビヨンを発表!

先日、銀座ブティックでみたツァイトヴェルク・トゥールビヨンの記事を書いた際、「近々に、A.ランゲ&ゾーネからなんらかの発表があるかもしれません!」と予告したが、その正体がコチラである!


エナメルダイヤル仕様の1815トゥールビヨン リミテッドエディション!




まずは以下、A.ランゲ&ゾーネからのプレスリリースを。


ストップセコンドおよびゼロリセットを搭載した

A.ランゲ&ゾーネ初のトゥールビヨンモデルに
特別エディションが登場。


2014年にA.ランゲ&ゾーネが発表した1815トゥールビヨンは、トゥールビヨンにストップセコンド機構と秒針位置合わせのためのゼロリセット機構を初めて同時搭載した時計です。特許技術であるこれらの機構により、時計を停止して秒単位の正確さで時刻合わせができます。この度、このモデルに100本限定製作のエナメルダイヤル仕様の特別エディションが登場します。


1815トゥールビヨンのこの100本限定の特別モデルは、伝統の工芸技術と最先端技術を駆使した複雑機構を融合した、究極の精密時計です。一見したところ、白色のエナメルダイヤルを備えた明晰なデザインのこの時計は、控えめで飾り気のない印象を与えます。しかし、6時位置の大きな開口部をのぞくと、この時計が複雑な作りになっていることが分かります。



この開口部からは、ブラックポリッシュで仕上げた受けの下に取付けられたワンミニッツトゥールビヨンの動きを見ることができます。このトゥールビヨンは、重力の影響を相殺するだけではありません。A.ランゲ&ゾーネの設計技師たちは、この繊細な複雑機構と特許を取得した二つのメカニズムを連動させる技術を開発しました。1997年に発表されたランゲマティックに初搭載されたゼロリセット機構を、2008年に特許を取得したストップセコンド搭載トゥールビヨンと組み合わせることにより、秒単位での時計の停止と時刻合わせを可能にしたのです。


●ゼロリセットの略図(秒針につけらえたハート状のカムをハンマーが叩くことで秒針が帰零する)と、トゥールビヨンを止めるパーツ、"ハックレバー”


サファイアクリスタルのシースルーバックからは、自社製キャリバーL102.1の丹念に手作業で施された仕上げ装飾だけでなく、その精巧な動きもよく見えます。ムーブメントの精緻な装飾を締めくくるのは、ハンドエングレービング入り秒針車受けにビス留め式ゴールドシャトンで取付けられたダイヤモンド受け石です。



完璧に仕上げられたエナメルダイヤルにぴったりのフレームであるプラチナ製ケースは直径39.5ミリで、限定製作のシリアル番号001/100~100/100が刻まれています。このモデル1本を仕上げるのに要する手作業の工程は、約30におよびます。別途プリントして焼成した赤い「12」の数字には、A.ランゲ&ゾーネの真の時計を作ることへのこだわりが反映されています。

青焼きしたスチール製針、アラビア数字、線路をイメージしたレイルウェイモチーフの分目盛りをあしらったダイヤルデザインは、19~20世紀に名声を誇ったA.ランゲ&ゾーネの懐中時計を彷彿とさせます。

この1815トゥールビヨンは、ブラックの手縫いのアリゲーターベルトにプラチナ製フォールディングバックルを組み合わせ、落ち着きを感じさせる装いで登場します。




1815トゥールビヨン (Ref. 730.079F)

ムーブメント
ランゲ自社製キャリバーL102.1、手巻き、ランゲ最高品質基準準拠、手作業による組立ておよび装飾、五姿勢調整済み、素材の特性を生かした洋銀製の地板および受け、ハンドエングレービング入り秒針車受け


ムーブメント部品数 :262
石数 :20石、うち1石はダイヤモンド受け石
ビス留め式ゴールドシャトン :3石
脱進機 ;アンクル脱進機
調速機 :耐震機構付きチラネジテンプ、自社製ヒゲゼンマイ、毎時21,600振動
パワーリザーブ :完全巻上げ状態で72時間
機能 :時、分およびストップセコンド機能搭載スモールセコンドによる時刻表示/特許技術ストップセコンドおよびゼロリセット機構付きワンミニッツトゥールビヨン

操作系 :ゼンマイ巻上げ、時刻合わせおよびゼロリセット機構操作用リューズ
ケース寸法 :直径:39.5 mm、高さ:11.3 mm
ムーブメント寸法 :直径:32.6 mm、高さ:6.6 mm

風防ガラスおよびシースルーバック:サファイアクリスタル(モース硬度9)
ケース :プラチナ
ダイヤル :ホワイトエナメル仕上げのブロンズ
針 :ブルースチール
ベルト :手縫いアリゲーターベルト、ブラック
バックル :プラチナ製フォールディングバックル
限定数 :100本
(※参考価格 :198,000ユーロ)


以上がリリースからの引用である。
多くの方が感じるのは、なぜこの時期にこの作品が出されたのかという点ではないだろうか。これは非常に興味深いところであるが、個人的な推察としては、数年前に設置された自社エナメル工房の量産に、ようやく目途がついたことを実証するためのトライアルではないかとみている。



また今回A.ランゲ&ゾーネからは製品開発ディレクター、アントニー・デ・ハス氏のインタヴューも配信されており、それによってこの作品に関するいくつかの注目点が語られているので、そちらも見てみよう。


ーーこの作品について。

アントニー・デ・ハス(以下A):ある意味、「1815トゥールビヨン」はA.ランゲ&ゾーネの神髄を一番体現する時計かもしれません。ブランドの伝統性と時代の先駆者的発明の両方がバランスよく共存しているからです。大きく設計されたトゥールビヨンに、ゼロリセット機構とストップセコンドという2つの特許技術が搭載されています。これらの機構は派手ではないですが複雑で難易度が高く、我々の実直で高品質な時計作りの姿勢を象徴しています。時計の表からは見えない「縁の下の力持ち」として、精度、機能とパフォーマンスを向上させる隠れた英雄たちです。
時計のクラシックさを際立たせるエナメル素材のダイヤルは、かつてのランゲの懐中時計にもみられたアラビア数字のインデックス、レイルウェイ風の分目盛やブルースチール針といった要素が盛り込まれています。我々の根底にあったのは、古典的な時計作りを現代に継承する橋渡し役としての使命感でした。


―― 特許取得のストップセコンド搭載トゥールビヨンの特徴、そしてゼロリセット機構との連結について:

A: ストップセコンド機能が付いた腕時計はよくあります。でも、トゥールビヨンに搭載されることは長年ありませんでした。理由は、常に回転するトゥールビヨンケージ内のテンプを止めることは技術的に不可能と されていたからです。しかしA.ランゲ&ゾーネは不可能を可能にしました。リューズを引くと“ハックレバー”と呼ばれるV字型のバネを携えたレバーが作動します。Vを構成する2つのアームの一方がケージの3つの支柱のひとつに接触、もう1つのアームがテンプに接触し、トゥールビヨンの回転を停止させます。さらに、「1815トゥールビヨン」ではストップセコンド機構のハックレバーがゼロリセット機構と連結して、 トゥールビヨンケージの停止とあわせて秒針がクロノグラフのように瞬時にゼロ位置に戻ります。これによって、秒単位での時刻合わせが容易になります。


●1815トゥールビヨンについて語るアントニー・デ・ハス開発部長(2014年のオリジナル発表当時の映像より)


ーー12時のインデックスを赤色にした意図について

A:昔の懐中時計の文字盤でもよく見られたデザイン手法で、赤は差し色として効果を発揮します。昔からの正統的な時計作りへのこだわりはA.ランゲ&ゾーネの特徴ですが、その分手間がかかります。赤いインデックスを焼きつけるために別工程が必要になるのです。

ーーエナメルダイヤルの製作で最も困難だった点。

A:エナメルは気まぐれで時間がかかります。製作に数日を要し、さまざまな工程を何度も何度も繰り返さなくてはなりません。ダイヤルの表面を完璧に仕上げるためにクリーンな環境も必要で、極小のちりやほこりも許されないのです。


いかがだろうか。
ここでエナメルに関して少し補足しておく。昔の懐中時計で12時の色を換える(多くが赤だが、まれに青などもある)のは、エナメルの焼成技術の高さを表現するために始まったという歴史があり、この点からも今回の作品がエナメル技術にスポットが当てられていると想像できるのである。

そしてエナメル文字盤を優先しているもう一つの証拠が、この作品のケース厚である。
通常の金属文字盤に対し、同じく金属をベースにしつつも、その表裏に油で溶いたガラス質を何層か塗布してその都度に焼成するエナメルは、通常の金属文字盤よりもコンマ数ミリ程度多くの厚みを必要とする。
「この時計、文字盤をエナメルできないかなぁ~」などというマニアの不埒な欲望は、このコンマ数ミリの壁に阻まれ、断られることが多い(笑)。
今回のエナメルの1815トゥールビヨンもその例外ではなく、2014年のオリジナル発表時には11.1㎜厚だったケース厚が、このエナメル・ヴァージョンでは11.3㎜厚となっている。腕時計にとって0.2㎜のプラスは重大である。通常のケースに収めると針のカシメ部分が風防に接触してしまうなどの不都合が生じるからだ。そのため、この作品は風防もしくはケース自体に設計変更を行っている、つまりさらなるコストをかけても完成させたという、この作品の持つ伏線が、ここにもうかがえるのである。

1815トゥールビヨンとえばデザイン面でも賛否あった作品だが、ホワイト・エナメルというある意味清廉な素材を得て、ダイヤルの凝縮感、静謐さなどがどのように時計の表情を構築しているのか、すなわちそれこそがA.ランゲ&ゾーネのエナメルセクションの実力と直結するのであるが、それらはやはり、実機を見てから判断したいと思う!


ちなみにこれはブティック限定ではなく、正規店であれば問合せ可能とのこと。
いずれにしても、世界100本限定となれば、いつまでも残ってはいまい。
実機レポート前に"完売”してしまったら、ごめんなさい、である(笑)。





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by A-LS | 2018-07-12 23:14 | ランゲ&ゾーネ | Trackback | Comments(0)

A.ランゲ&ゾーネの3つのニュース、フィリップス・オークション落札瞬間動画から北米限定モデルまで!


A.ランゲ&ゾーネからの小さなニュースを3つまとめてお届け!


まずは、ちょっとしつこいかもしれないが、先日のオークションで9000万オーバーという高額で落札された、「1815ウォルター・ランゲへのオマージュ」のSSユニーク・ピースだが、そのハンマーの瞬間を撮った動画が配信されている。




10万スイスフランからはじまり、あっという間に60万スイスフラン、ここからはオンライン・ビッダーと会場にいらしゃるパドル・ナンバー1番の紳士との一騎打ちとなります。そして競り勝ったのは会場!!
ちょっと手に汗握る動画だ。

落札者された御方の詳細はもちろん明らかにはされないが、わたしはちょっとした推論を試みた(笑)。
紳士がお召しになっているダウンベストをご覧いただきたい。
これ(動画からキャプチャしたもの)ってもしや・・・・


これ(ハンガーにかかってるもの)に似てない??

だとすると、この襟を立てると、このロゴが出てくるはず!



これはA.ランゲ&ゾーネが後援し、毎年VIPを招待しているコモ湖のクラシックカー・イベント、「Concorso d'Eleganza 」の招待客にのみ配られるベストだ。

この紳士は、コモ湖に招かれるほどのVIPユーザーであり、A.ランゲ&ゾーネのネームの入った愛着ある衣装に身を包み、パドル番号からわかるように、ほとんど一番乗りで会場入りし、つまりそれはもう、並々ならぬ覚悟を持ってこのオークションに臨んでいたのではないだろうか・・・。

もしわたしが想像するようなキャラクターの御方であるならば、あの貴重な時計がそういう方の御手元に渡ったことを、天国のお爺様もきっとお喜びに違いない!

余談だが、このオークションの落札者には、「1815ウォルター・ランゲへのオマージュ」の全ケース(YG、WG、PG)の限定番号1番を購入できるプライオリティー権が付属するそうなので、この老紳士はSS含めた全色のNo.1番を所蔵することになるかもしれない。めでたし、めでたし。


で、なかなかグッド・タイミングなことに、さっきのダウンベストの話に出てきた、「Concorso d'Eleganza 」がつい先日開催され、ちょうどその動画も配信されたばかりなので、2番目の小ネタとして紹介しておこう。



このイベントも7年目なので、やや新鮮味には欠けてきた気もするが、CEOがハマっているようで、まだ続きそうだ。
わたしも最初の3年は熱心に書いたが・・・、

(参照)
2014年 https://alszanmai.exblog.jp/22752437/
2013年 https://alszanmai.exblog.jp/20510148/
2012年 https://alszanmai.exblog.jp/18388943/

ここ数年は、我ながら記事の濃度は薄く(笑)、とうとう昨年は書いていない(汗)
2016年 https://alszanmai.exblog.jp/25855901/
2015年 https://alszanmai.exblog.jp/24501732/


知りうる限りでは、今年の記事もこのTime Zoneくらいだろうか。
興味ある方は、下をクリック!
http://forums.timezone.com/index.php?t=tree&goto=7536612&rid=0#msg_7536612


さてこれで、小ネタ2つ終了。


最後の三つめは、新作時計のお話。

実は、こんなのが出ているのだ!!!



サクソニア・アニュアル・カレンダーのグレー文字盤(+ブルーストラップ純正)だ!! 

今年の4月に北米マーケット・リミテッドで発表されたもので、限定数は25個。
実物はきっとさらにカッコ良いと思う。

このアニュアル・カレンダー、グレー文字盤ということのほかに、もうひとつ、ランゲ史上初めて採用されていることがあるのだが、下の画像をよく見て、おわかりでしょうか~?





10秒以内で正解された方には、
“首までランゲ沼”賞を認定しよう(笑)!!



正解は、
ローターのA.ランゲ&ゾーネのロゴ部分の背景にブラック・ロディウム・メッキが施されていること。

では、正解画像をドアップで!

アメリカの方は、ロゴ回りを特殊化するというのがお好みなのだろうか。
他ブランドでもこういうロゴ回りをイジる例があった気がする。

北米マーケットの、それもニューヨーク、マイアミ、コスタメサ(カリフォルニア州)にある3軒のA.ランゲ&ゾーネ・ブティックのみでの取り扱いとのことだ。


興味のある方は、ダメ元でお問合せを!!
https://www.alange-soehne.com/ja/retailers-and-boutiques/#pos-3959







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by A-LS | 2018-06-03 10:48 | ランゲ&ゾーネ | Trackback | Comments(0)

7月13日より、ニューヨークで「パテック フィリップ・ ウォッチアート・グランド・エグジビション」開催


もし仮に、

朝起きたら家の前にこんな不思議な入り口が出来ていて・・・、


"えぇ~! 何じゃ、これ??”って幕の中に入ると、
そこはあっという間にニューヨークの42番街だった・・・
なぁ~んてことにならないかなぁ。


いま、猛烈にニューヨークに行きたいぞぉ~!!!




https://watch-media-online.com/blogs/797/


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by A-LS | 2017-06-25 15:19 | パテックフィリップ | Trackback | Comments(0)

ウルバンヤーゲンセンのバーゼル新作は、Ref.1140 PTケース Blue Limited !!


渾身の仕上がりが見られるハズ!



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by A-LS | 2017-04-20 23:14 | 時計いろいろ | Trackback | Comments(0)

トラディショナル・ワールドタイム


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by A-LS | 2017-03-22 06:49 | ヴァシュロンコンスタンタン | Trackback | Comments(0)

モンブラン 銀座ブティック10周年記念のスペシャルエディション


もう2年も前に書いた記事にもかかわらず、現在まで日々一定したアクセスを戴いているページがある。

「モンブラン、そしてミネルバ」というタイトルの記事だ。

それは、このメゾンがいかに世間の注目を集め、いかにネット検索されているかを物語る証左と言えるのではないだろうか。

時計というビジネス・シーンにおいて、これまでかなり多くの経営者と会談する機会を得たが、そのなかで(そのやり方はともかく)経営者の視点から時計業界全体を語り、なおかつその信念に特別な敬意を抱いた人物が2人いる。ひとりは、いまやLVMHグループの時計部門を総括するジャン・クロード・ビバー氏、そしていまひとりがモンブランを率いるジェローム・ランベール氏である。

ジェロームは”わがランゲ陣営”にも短期間関与したのだが、自らの成果を明確な形にする前にその地位を離れてしまったことで、彼の改革が充分に咀嚼されないまま現体制に引き継がれてしまったのは、ある意味でたいへんに残念である。(このことはいつか文章にまとめたいと思ってはいるが…)



さて、今日のニュースは、
そのモンブランから、銀座ブティック10周年記念のスペシャルエディションが発表されたということ!

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(以下、ブラントの資料から引用)

世界各国のモンブランブティックでも有数の規模を誇る銀座本店は、2016年にオープン10周年を迎えます。これを祝い、日本のモンブランファンに感謝をささげるべく、日本限定のスペシャルエディションのタイムピースが登場。
登場から3年で早くも定番の座を占めるにいたったモンブラン ヘリテイジ スピリット。丁寧にはめ込まれたアップライトのインデックス、垂直方向にヘアラインが走るマットな横顔を持つシリンダーケース、そして外周に溝を走らせたボンベダイヤルなどの端正さは、世代を超えて受け継がれるタイムレスな美を醸し出しており、控えめなスタイルを好み確かな審美眼を持つ日本人にふさわしいタイムピースです。

モンブラン ヘリテイジ スピリット デイト オートマティック
ギンザ10周年記念
スペシャルエディション100 (SSケース)

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モンブラン ヘリテイジ スピリット デイト オートマティック
ギンザ10周年記念
スペシャルエディション10 (RGケース)

日本限定発売となるスペシャルエディションは、エッセンシャルな3針+デイト表示のオートマティックモデルを落ち着いたネイビーブルーに染め上げました。日本人男性の凛々しさを引き立てるネイビーブルーに、古来より日本を象徴する真紅を秒針の先端に用いたカラースキームは、「銀座-GINZA-」を象徴的に表しています。
ギンザ10周年スペシャルエディションは、100本限定のステンレススティールケース、10本限定のレッドゴールドケースで展開します。どちらもケースバックには「GINZA BOUTIQUE 10th ANNIVERSARY」の文字が刻印されています。
モンブラン銀座本店で先行販売中です。

詳しくはコチラ参照
http://www.montblanc.com/ja-jp/discover/blog/ginza-btq-anniversary.html?utm_source=enewsletter&utm_medium=email&utm_campaign=201607





文章にもあるとおり、
日本の象徴的なイメージを綺麗に落とし込んだデザインだ。

ひさびさに銀座ブティック、いってみよぉ~かなぁ。






































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by A-LS | 2016-07-13 16:42 | モンブラン | Trackback | Comments(0)

RAYMOND WEIL ~ ビートルズ限定


RAYMOND WEIL。
1976年に創設されたブランドの40周年を記念し、代表モデル「マエストロ」とビートルズがコラボした限定ピースを発表。





文字盤には名作のアルバム名が。











自動巻き。パワーリザーブ38時間。39,5mm径。9.2mm厚。
ステンレススチール。裏面はビートルズのロゴを描いたスモークガラス。
3000個限定。
約1.400USD。



for more information: RAYMOND WEIL Official
http://www.raymond-weil.com/en/maestro-beatles-limited-edition/






※製作中の時計サイトの投稿実験も兼ねており、
その関係で、記事があっさりですみません。

※この記事は短期間内に削除される可能がありますので、ご了承ください。



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by A-LS | 2016-05-29 14:22 | 時計いろいろ | Trackback | Comments(1)

1816-2016:クロノグラフ200年記念時計


「もしこのフェイスで41mm以下だったら絶対アリなのになぁ~」と思う時計はけっこうある。

しかし今日紹介する時計は、なんと46mmという大型サイズながら、個人的には「うーん、全然アリじゃね?」と思わせてくれる逸品。

作品名は「Memorisー200th Anniversary Watch Basel」。
ブランドは、Louis Moinet (=ルイ・モネ)。


※画像をクリックすると拡大されます。
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シンメトリーを基本としながらも、ハーフスケルトンのダイヤルを透過してクロノグラフ・モジュールが正面から覗けるという大胆なデザイン。
加えて、ブリッジ裏に描かれた宇宙の星々がデザインの一部となって正面から見えるという発想も素晴らしい。

しかも、なぜ星が描かれているのか、なぜモノプッシャーのクロノグラフなのか、なぜルイ・モネがこのピースを出すのか、そうしたことのすべてが200年前のヒストリーに呼応しているという、歴史とかアストロノミーが大好物な当ブログからすると非常に”ツボ”な限定ピースなのだ。


「Memoris」自体は昨年に発表されたもので、そのフェイスがこちら。

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この段階では、星空は描かれておらず、青く彩色されたコート・ド・ジュネーヴ風の仕上げが覗くのみであったが、それが今年2016年のバーゼルで発表された記念モデルでは、星空に描きなおされている。


その理由を明かす前に、簡単にクロノグラフの歴史を紐解く必要がある。
クロノグラフの発明者は、(英国のジョージ・グラハムのストップウォッチの原型など諸説あるものの)、長いこと文字盤にインクを落として経過時間を計測する二コラ・リューセックが世界最古とされてきた。確かにクロノグラフという言葉は、その計測器に初めて名付けられたもので、クロノス(ギリシャ語の時間の意味)+グラフ(記録の意味)から得られたリューセック発明の造語だった、…確かに、2013年までは…。

2013年、歴史の中に埋もれていた時計職人、ルイ・モネ製作の画期的な懐中時計が”発見”されたのだ。

ルイ・モネは、天体望遠鏡で天体の正確な動きを観察するために世界で初めてのクロノグラフを考案し、これによって、天体望遠鏡の十字線の距離を正確に測ることができた。2016年ヴァージョンに宇宙が描かれたのはこの事柄へのオマージュなのである。



(以下ブランド資料より抜粋)
ケースバックにある刻印から、1815年に製作が始まり、1816年に完成していることが分かります。
中央の針は1/60秒を表示し、秒と分は2つの別々のダイヤル、時は24時間ダイヤルで表示されていました。

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クロノグラフのスタート、ストップ、リセット機能は2つのプッシュボタンで行うようになっており、この作品が、数年後にようやく登場することになる、現在業界で正式な名称として認められているクロノグラフに相当することは明らかです。
このクロノグラフは、当時としては革新的なリセット機能も備えていました。この機能はこれまで、アドルフ・ニコルが取得した特許に基づいて、1862年に開発されたものと考えられていました。
ルイ・モネ自身は、「...私は1815年に、60分の1秒計を作るためだけにパリに来た。構成が全く新しいこの計器は製作がきわめて難しく、試行されることはめったになかったが、私の目的にかなったものが完成した...」と書き残しています。
このクロノグラフ機構の振動数は、毎時216,000回(30Hz)という当時としては全く並外れたものでした。ちなみに、現代の腕時計の平均的な振動数は毎時28,800回(4Hz)です。ですから、ルイ・モネは高振動の先駆者であるといえます。実際、毎時216,000回を超える振動数で作動する別の時計が登場するまでに、ちょうど100年待たなければならなかったからです。


1816年にゼロ・リセットに21万6千振動とは(!)、にわかには信じがたい機構を持つ個体だが、現在のところではかなり多くの文献でこのルイ・モネがクロノグラフの嚆矢とされているのは間違いない。
2013年に発見され、復興していたルイ・モネ社が買い上げた。その際に製作された動画もご紹介しておく。
NPRキットによるレトロ・タッチのアニメーションでクロノグラフの歴史も学べる秀逸な作品だ。





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ケースだけでも52ピースの部品から成る17度角のモノプッシャー・クロノグラフ。
18KのWGとRGで、20本限定。46mm径・ 15.75 mm厚。

※この200周年時計の文字盤上に1806とあるのは、ルイ・モネ創業の年であり、有名な「ナポレオンの置時計(日付を表示する8日巻きムーブメントと、オルゴールが鳴り始めるとナポレオンと皇后ジョゼフィーヌの戴冠を眺めることができるオートマタ機構を内蔵する複雑時計)」が納品された年でもある。



(以下、日本における正規ディストリビューターである、Muraki LTD, Watch DivisionのHPより引用)

Memoris の宇宙

この200周年モデルはすべて排他的な装飾、クロノグラフプレートのためのミッドナイトブルーの特別な覆いであるセンターピースは、夜空の実際の色を映しだしています。多数のそれぞれの手作業で彫り込まれた星は輝き、それぞれ真新しい安定した彫刻テクニックを使って精密につくられます。これは、特別に作られた旋盤を伝統的なrose engineに取り付けることを伴っています(ギヨシェのための道具としても知られています。)。

このアイデアは、rose engineのパワーと手作業の精密さとを融合させることです。最終結果は、機械による圧搾や 押し型による模様の印字生産のそれとは異なります。素材が取り除かれるので、それが、guillocheuseと伝統的に関連した効果と似ているけれども、このプロセスではごくわずかなエリアの深さの変化レベルに集中します。

その上、それぞれの星のすべては、それぞれの全てにおいてできる限り多くのライトを捕らえるように異なる角度と深さで作られます。これは、安定した彫刻が何度も使われることを必要とします。これは時計製造での前例がないテクニックです。顕著な結果は、実際輝いている星の斬新な印象を与えて、それらの下のナイトブルーのプレートの背景に対しユニークで豪華に輝きます。

Baselworld 2016で初公開されたMemoris Anniversaireは、20本限定で製造されます。

予定価格:8,300,000円(税抜)



この部分、ちょっと理解出来にくかったのだが、ま、非常に高度なギョウシェ応用技によって宇宙が描かれている・・・ということのようだ。



クロノグラフパーツという機械美と、スケルトナイズによって見せるギョウシェ宇宙という工芸美の共存。
これこそ、時計のフェイスという空間で究極の融合を果たした稀有なタイムピースと言えるのではないだろうか。



とりあえず、今年のバーゼル新作中で一番実機を見たくなった時計であった。






















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by A-LS | 2016-05-13 07:07 | 時計いろいろ | Trackback | Comments(0)

夜 梟


まとめを書くとき用に残しておいた画像だけれども、

もう書かなそうなので放出するシリーズ~その②。

タイトルは「夜梟」。



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by A-LS | 2016-02-16 12:50 | ランゲ&ゾーネ | Trackback | Comments(0)

「リヒャルトランゲ ジャンピングセコンド」考察


ランゲ&ゾーネの今年の新作、「リヒャルトランゲ ジャンピングセコンド」

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先日のブログ記事で、
『思い起こすと、ジェロームの古巣ジャガールクルトも昨年の秋に、”トゥルーセコンド機構”と名付けた新しいムーブメント、cal.770を発表しているのだが、これがまさにデッドビート(ジャンピング)セコンドなのだ。同じボスが離れてからほぼ同時期に完成したスイープ運針時計、通年のテンションだったらば両者の輪列図でも並べて、その相違点・共通点などを論じたところだが、誰かが調べてみていただけると有難い、いや、ほんとに』
などと不遜にもつぶやいたところ、拙ブログにもコメント寄せていただいている友人の CC Fan さんから貴重な寄稿を戴いたので、許可を得て掲載します(※画像に関しては当方での掲載)。



「ジャンピングセコンド」を分析しての感想は、"コロンブスの卵"だった。
既存のステップ運針機構をベースにしながら、シンプルにルモントワール(定力装置)と融合させた構造は素晴らしいと思う。

ジャガールクルトの"ジオフィジックトゥルーセコンド"の輪列と対比させながら、仕組みを見ていきたい。

どちらも、ステップ運針の秒針を作る仕組みは似ている。

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※画像上=リヒャルトランゲ ジャンピングセコンドの裏側。
画像下=ジャガールクルトの"ジオフィジックトゥルーセコンド"、引用はジャガールクルトのオフィシャルHPより。
http://www.jaeger-lecoultre.com/AE/ja/luxury-watches/geophysic-ja?name=geophysic?name=geophysic%3Fname%3Dgeophysic

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香箱からの輪列をガンギ車・テンプに至る通常輪列と、ステップ運針用のステップ輪列に途中で分岐させる。
ステップ輪列末端には板バネ上のレバーが装着され、通常輪列のガンギ車同軸の星形車によって規制されている。
ガンギ車が回転することで1秒に1回レバーが解放され、レバーが1回転すると秒針が1秒進むというのがステップ運針を作る基本的な仕組みになる。
規制されている時もレバーは微妙に動くが、解放時の動作と比べると小さいため、秒針は停止しているように見える。
また、星形車の形状とレバーの長さを工夫することで、レバーからガンギ車へのトルク伝達を少なくし、トルクを与えずタイミングだけをステップ輪列へ伝えられるようにしてある。

通常輪列はテンプの振動数(5振動/秒~8振動/秒)で動き、ステップ輪列は1振動/秒で動いているため、合計の回転数は同じであるものの、瞬間的な速度は異なってしまう。
歯車のみで直結していると上記の速度差を吸収できないため、トルクを一時的に蓄え、速度差を吸収するためのヒゲゼンマイをどちらかの輪列に入れる必要がある。

トゥルーセコンドをはじめとした、デットビートと呼ばれる時計はステップ輪列側にヒゲゼンマイを入れ、通常輪列は直結になっている。
これは、普通の輪列にデットビートを追加するという考え方で作られており、至極普通の構造である。
当然、直結であるので香箱のトルク変動はそのままテンプに伝わってしまう。


リヒャルト・ランゲ ジャンピングセコンドは逆に、通常輪列側にヒゲゼンマイを入れ、ステップ輪列は直結、かつ香箱から完全に二つの輪列を分けている。
3/4プレート中心のシャトンが香箱であり、その向かって右のコンスタントフォーススプリング周辺のシャトンが通常輪列、香箱の上側のシャトンがステップ輪列となっている。


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※リヒャルトランゲ ジャンピングセコンドの輪列図


結論から言うと、ヒゲゼンマイを入れる位置を入れ替えただけで、ルモントワールと同じ動作をすると考えられる。

直結しているステップ輪列は香箱のトルク変動の影響を直接受けるが、前述の通りガンギ車へのトルク伝達が少なく、直接の影響はガンギ車へは伝わりにくい。
ヒゲゼンマイを経由している通常輪列はステップ輪列が動いたときだけ、ヒゲゼンマイへのエネルギー充填が行われ、それ以外の時はヒゲゼンマイのエネルギーで動いている。これは、ステップ輪列が香箱を制御する1秒ルモントワールとみなすことができると思う。
ルモントワールはトルクをある程度"捨てる"機構だが、終端の回転数が高く(1回転/秒)、大きなクラッチシステム+針を動かさないといけないステップ輪列は捨て先として非常に有効だと考えられる。
またルモントワールで通常必要な制御カムやレバーなどの部品もいらず、ステップセコンド用の部品だけで実現できる。

ランゲのおむすび状のカムと1歯のガンギ車を使った10秒ルモントワール(ランゲ31、テラルーナ)、60秒ルモントワール(ツァイトヴェルク)とはずいぶん変わったが、極めてシンプルな構造で機能を実現できている。
これが"コロンブスの卵"と思った理由である。

製作が難しいかはわからないが、理論的には理に適っているように見える。
個人的にはセンターセコンドのリヒャルト・ランゲ顔にして欲しかったが、輪列を眺めていると確かにザイフェルト顔に合っているように思った。

考えてみれば、香箱までさかのぼって制御するルモントワールというのは非常に珍しい気がする。
ランゲの今までの作品は大体4番車相当の部分にルモントワールユニットが装着され、そこでトルクの脱進を行うものが多く、ルモントワールを備えている他メーカーの作品でも4番車相当の部分にあるものが多い。
ただし、理論的に考えれば、最終的なトルクの供給先であるガンギ車に直接ルモントワールを備えればカナの伝達誤差が無くなるため、良いはずである(ただしトルクが最も小さくなっているので、製作は難しいと思われる)。

ランゲと同じザクセン生まれのブランド、ラング&ハイネのCaliber Vはガンギ車にルモントワールを備える珍しい構造である。
ガンギ車部分のみ変更する非常に小さいユニットでルモントワールを実現している。
ブリッジの上にも歯車が追加されているが、これはセンターセコンド駆動用の中間車でルモントワールとは直接関係無いようである。

ルモントワールは結果として求められるのは唯一定力化だが、アプローチがそれぞれ異なり、それらを読み解く楽しみがあると思う。
ガンギ車にルモントワールを備える方法はIWCの94800/94900キャリバーのトゥールビヨンケージを生かしたアプローチも非常に面白い。



CC Fanさん、素晴らしいです!
本当にありがとうございました!!
そうなんですよね、このような画期的な機構を持つ時計だけに、限定ではなく通常品にしてほしかったと強く思う……わけです。


最後は”デ・ハース劇場”~「Jumping Seconds編」をどうぞ。





また、CC Fanさんの寄稿文中にも少し触れられていましたが、ラング&ハイネ「コンラート」と「リヒャルトランゲ ジャンピンング セコンド」は、ステップ運針+ルモントワールという同じ機構を持つメイド・イン・ザクセンのタイムピースですが、両者の機構の比較検討に手を挙げてくれた賢人もおられますので、楽しみにしております。
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by A-LS | 2016-02-10 09:08 | ランゲ&ゾーネ | Trackback | Comments(2)