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a-ls 時計(Mechanical Watch Users News) blog.

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【緊急速報!!】 1815ウォルター・ランゲへのオマージュ、SSユニークピースの落札価格はなんと!!!!


【5/16・追記】 先日、A.ランゲ&ゾーネのウォルター・ランゲへのオマージュ、SSケースのユニークピースが、チャリティー・オークションで9000万円超という高額で落札されたことをお伝えしたが、A.ランゲ&ゾーネからもそのプレスリリースが発行されたので、オリジナル記事に少し追加をしました。

まずは、本オークション以降は個人蔵となるため、お目にかかる機会はほとんど訪れないであろうこのユニークピースの実機画像を、ありったけ載せておきます(笑)。今回の掲載画像は©A.ランゲ&ゾーネです。




●この時計のモデルとなった19世紀製作のA.ランゲ&ゾーネの懐中時計と。

続いては、ウォルター・ランゲ翁とのつながりを感じられる画像。

●ウォルター・ランゲの時計のツールボックスの前で。


●左に映っているのがウォルター翁の工具箱

●おそらく時計学校時代に刻まれたと思われるウォルター・ランゲの銘のある作業台。



そして、出荷前と思われる最後の手入れの画像から、ジュネーブで展示されるまでの画像。



オークション会場にて


●左から、ハンマーを握るオークショニア、フィリップス時計部門のトップ、オーレル・バックス氏、収益金が寄付されるチルドレン・アクションのベルナルド・サブリエリ氏、A.ランゲ&ゾーネのシュミットCEO


●オークション中。


以下はA.ランゲ&ゾーネから配信されたプレスリリースです。


A.ランゲ&ゾーネの世界限定1本の時計がランゲ史上最高額で落札
1815 “ウォルター・ランゲへのオマージュ”に85 万2500 スイスフラン

2018 年5 月13 日、スイスのジュネーブにあるオークションハウス「フィリップス」で春期オークションが開催され、緊張感が漂う中、1815 “ウォルター・ランゲへのオマージュ” スティールエディションが85 万2500 スイスフラン(71 万3627 ユーロ、バイヤースプレミアム込み)で落札されました。この落札価格は、これまでにオークションで競り落とされたA.ランゲ&ゾーネの腕時計の最高値です。

●1815 “ウォルター・ランゲへのオマージュ”のオークション。ハンマーを持つオークショニアはオーレル・バックス氏

1 秒ごとに歯切れ良く進むセンターセコンドが目を引くブラックエナメル仕上げのダイヤルをスティール製ケースに収めたこの時計は、2017 年1 月に永眠したA.ランゲ&ゾーネ復活の立役者ウォルター・ランゲへのオマージュとして、特別に1 本限定で製作されたものです。収益金はすべて、チルドレン・アクション財団に寄付されます。同財団はスイスを拠点に世界各地の8 カ国で、心身に障害を持つ青少年の支援活動を展開しています。

ランゲCEO のヴィルヘルム・シュミットはこの結果を殊のほか喜び、「私たちの期待を大きく上回る成果が得られ、特に、ウォルター・ランゲが常々考えていたように、チルドレン・アクション財団の主要な活動に大きく貢献できることをうれしく思います。この落札額は、A.ランゲ&ゾーネの時計への評価が高まっていること、さらには世界中のコレクターがウォルター・ランゲをいかに尊敬しているかを反映するものだと考えています」と述べています。

オークションを取り仕切ったオーレル・バックス氏は、これほどの高値が付けられた第一の理由を次のように語っています。「1815“ウォルター・ランゲへのオマージュ”は、A.ランゲ&ゾーネが公式に発表した初めてのスティールモデルです。この時計は、コレクターにとっては夢の時計であり、困難な状況にある子供たちを援助することを目的に製作されました。この時計には永遠に、この類い希な誕生秘話が寄り添うことになります。フィリップスのスタッフ一同、この素晴らしいプロジェクトに係わることができたことを栄誉に思います」。

1815“ウォルター・ランゲへのオマージュ”には、製作数1 本のスティールエディションと並んで、ホワイトゴールドモデル(限定145 本)、ピンクゴールドモデル(限定90 本)およびイエローゴールドモデル(限定27 本)があり、今秋に発売される予定です。これらの限定数は、マニュファクチュール・ランゲの歴史の中で節目となった年または年数を表しています。ホワイトゴールドモデルの145 は、フェルディナント・アドルフ・ランゲが工房を設立した1845 年12 月7日から曾孫ウォルター・ランゲが会社を再設立した1990 年12 月7 日までに流れた年数です。ピンクゴールドモデルの90 は、再設立年の「1990 年」に因みます。そして、イエローゴールドモデルの27 には、会社の再設立日からウォルター・ランゲへの敬意を表する特別モデルが発表された2017 年12 月7 日までの年数が反映されています。


以下が5月13日に掲載した当ブログのオリジナル記事になります。


つい数時間前、
A.ランゲ&ゾーネが今は亡きウォルター・ランゲ氏に捧げた「1815ウォルター・ランゲへのオマージュ、SSユニークピース」のチャリティー・オークションが、ついに決着した!!







その落札価格は、なんと!!


CHF 852,500 (スイスフラン)

●ハンマーの瞬間!!!!


で、それを本日の為替レートで日本円に換算すると、


 93,289,075円
 9千3百28万9千円でした!!


報道によりますと、70万スイスフランでハンマー:プライスとなり、
上記の数字はバイヤーズプレミアム(手数料)を含んだ数字となります。

流石です。

詳しいことがわかりましたら、また取り上げます。


取り急ぎ、結果まで。



写真提供:©フィリップス

https://www.phillips.com/detail/A-LANGE--SOHNE/CH080118/233
by A-LS | 2018-05-14 23:19 | ランゲ&ゾーネ | Trackback | Comments(0)

A.ランゲ&ゾーネ、1815ウォルター・ランゲへのオマージュ、チャリティーオークションピースに寄せて、動画2本を製作



いよいよ、「1815ウォルター・ランゲへのオマージュ、ステンレススティールケース・黒エナメル・ダイヤル」が5月13日のフィリップス・ジュネーブ・オークションに登場する。


スケジュールが間近に迫ったこともあってか、A.ランゲ&ゾーネは、この数日の間に、2本の動画をUPしている。

ひとつはこちら、時計そのものに触れた動画。



そしてもうひとつが、つい先ほどUPされた、ティノ・ボーべとアントニー・デ・ハスというA.ランゲ&ゾーネの制作セクションの2トップによる、この時計のジャンピング・セコンド機構にちなんだウォルター・ランゲ翁の回想の対談。



英字幕が付けられているのが親切(笑)。
ウォルターお爺さまは、1815ウォルター・ランゲへのオマージュに搭載された"停止可能なジャンピング・セコンド"機構を搭載した時計を復興ランゲでも作ってほしくて、そのことをたびたび2人に伝えに来たという。

上記の画像がちょうどそのことを話しているシーン。
和訳すると、「それもさぁ、一度や二度の訪問じゃないんだ」、という感じ。


オークションに関してはすでに何度かブログで触れているで、以下を参照してください。

https://watch-media-online.com/blogs/1109/
https://watch-media-online.com/blogs/1209/
https://watch-media-online.com/blogs/1249/
https://watch-media-online.com/blogs/1450/




5月13日・フィリップス・ジュネーヴ

LOT No.233

A. Lange & Söhne

Ref. 297.078
A unique and highly attractive stainless steel wristwatch with independently stoppable jumping center seconds and black enamel dial.



Manufacturer: A. Lange & Söhne
Year: 2018
Reference No: 297.078
Movement No: 133’413
Case No: 236’000 further stamped Unique Piece
Model Name: 1815 “Homage to Walter Lange”
Material: Stainless Steel
Calibre: Manual, cal. L1924, 36 jewels
Bracelet/Strap: Leather
Clasp/Buckle: Stainless steel A. Lange & Söhne pin buckle
Dimensions: 40.5mm Diameter
Signed: Case, dial, movement and buckle signed
Accessories: Accompanied by fitted box and Certificate



by A-LS | 2018-05-13 21:57 | Trackback | Comments(0)

ノモス グラスヒュッテ、新作キャリバーDUW 6101搭載の「アウトバーン」ならびに、アップデイト・シリーズを発表!

ノモスのバーゼルワールド2018新作、
レトロカーをイメージしたニューコレクション「アウトバーン」



デザインに絶対的な定評を持つこのブランドにしては珍しく、今年のノモスの新作「アウトバーン」に対して賛否両論の声が上がっている。それについては後ほどに触れたいと思うが、今年のノモス新作の根幹は、新作キャリバーDUW 6101にあるのだと思う。

初の日付設定付きネオマティック・キャリバーで外周に日付メカニズムを組み込む、つまり日付リングがムーブメントの外側にあることから、大きめのサイズになりながらも、高さは3.6mmという超薄型。



これによって、将来的拡張スペースおよび多様なデザインの発展性などの可能性を秘めつつ、精緻さと耐久性を最適化した自動巻きキャリバーが生まれた。もちろん、DUW 6101は、ノモス独自の脱進機であるノモス・スイングシステムで動作する。


とりあえずそのスペックをまとめておこう。

「キャリバーDUW 6101」
ノモス自社製ネオマティック日付機能付き自動巻きネオマティック・キャリバームーブメント
高さ:36mm
直径:15 ½ ライン(35.2 mm
パワーリザーブ:約42時間
特別な機能:
青焼きヒゲゼンマイを用いたノモススイング システム、両側ネジ固定ノモス・バランスブリッジ、秒針停止メカニズム、 ゴールドプレートエンボス加工付き両方向回転ローター、 グラスヒュッテ3/4プレート、DUW制御システム、6つの位置で調整、27ジュエル、青焼きネジ、 グラスヒュッテ・リブ付きノモス・ペルラージュ仕上げロジウムプレート加工表面 。


そして今年の新作ラウンド・ウォッチは、前述の「アウトバーン」をはじめ、新たなシリーズ「Update」として発表されたタンジェント、ルードヴィヒ、オリオンの3本も、この新キャリバーDUW 6101を搭載しているのである。
※註:ノモスのオフィシャルHPの日本語版ではこの「Update」のLudwigの表記が「ルードヴィヒ」とされており、わたしはもともと「ラドウィッグ」より「ルードヴィヒ」と呼ぶ派だったので大賛成! ここでは「ルードヴィヒ」の統一する。



キャリバーDUW 6101を搭載した恩恵は、そのスペースから生まれるデイト表示の視認性によく表れている。


●タンジェント・ネオマティック41・アップデイト


ご覧のように、文字盤の中に1ヵ月を把握できるというスタイリッシュなモデル。
日付変更はリューズを半回転させるだけ、しかも双方向に操作できるので日付の戻し合わせも可能。


●ルードヴィヒ・ネオマティック41・アップデイト


こちらも新キャリバー搭載。ローマ数字の中に4時位置に一か所アラビア数字で表示されるデイトは非常に認識しやすい。もちろん薄型デザインは維持。


●オリオン・ネオマティック41・アップデイト


41㎜径というサイズが可能としたスペースとインデクスの配置による視認性のバランスは秀逸


このシリーズは、ノモスDNAを活かした、まさに“アップ・トゥー・デイト”の好例といえる。


そして問題作「アウトバーン」である。

これについては、デザイン的にノモスぽくないという声もあるが、それも当然のことで、この「アウトバーン」のデザインは珍しく外部発注なのである。ノモスのためにこのモデルをデザインしたのは、世界的に高名なプロダクトデザイナー、ヴァルナー・アイスリンガーなのだ。
ベルリン芸術大学出身のアイスリンガーは、MOMAやパリの現代美術館などに作品が恒久所蔵されている著名なデザイナーで、このデザイン・イメージは、シートベルトもエアバックもCO2排出もなく、環境に優しいツゥーシーター・ヴィンテージ・スポーツカーだという。

オフショア並みとまでは言わないが、外周にむけて傾斜したカーブを描く文字盤はトラックレースからインスパイアを得たもので、ヴィンテージ・スポーツカーのスピードメーターを表現したデザイン、そして10気圧防水、つまりはこれぞ、ノモスがイメージするスポーツ・ウォッチに他ならないのだ。


●ヴェルナー・アイスリンガー氏

実のところ、バーゼルワールド会場で実機を見た感じは、それほど悪くない。特にスーパールミノバの発光具合はとても印象的だった。



●「アウトバーン・ホワイトシルバー」、個人的にはこれが一番好み。



●アウトバーン・スポーツグレー


●アウトバーン・ミッドナイトブルー

アイスリンガーとノモスが4年の歳月をかけて生み出したニュー・コンセプト、アイスリンガー氏自身これを「私の目標は、(時計の)元型を生み出すことでした。これは永遠に私のものです」と述べている。であるならば、ノモスっぽくないないのも納得だし、むしろグラスヒュッテの地から久々登場したスポーツ・ウォッチを寛容をもって見られるのではないだろうか。

最先端のスポーツカーとコラボする時計業界のなかにあって、ヴィンテージ・スポーツカーを意識したノモスの「アウトバーン」にはこんな使い方もよく似合う!


●ノモスのツイッター投稿より


最後はテトラの新作シリーズ、「Petit Four」。
プチ・フォー・シリーズは、ノモスのクラシック・テトラを4つの優雅な新色デザインしたレディース・モデル。
その着けごごち同様に軽やかなパステル・カラー。ブランドのキャッチコピー曰く「小さな宝箱のような腕時計。色調を提供する文字盤に、針が完璧なアクセントを加え、優雅で繊細なバランスを生み出します」。




まったく同感。手巻きであるというところがまた素敵!
キャリバー・アルファ。


そして、お土産も素晴らしい!



ま、このカロリーだけは軽やかとは言えないだろうけれど・・・美味しゅうございました!





【問合せ】
大沢商会・時計販売課 Watch Dept.
〒103-0001 東京都中央区日本橋小伝馬町1-7 スクエア日本橋5階



by A-LS | 2018-05-10 12:39 | グラスヒュッテ・ブランド | Trackback | Comments(0)

オーデマ ピゲ、故郷「ル・ブラッシュの春」を銀座に再現~SIHH2018新作展示会レポート

うららかな春の訪れを感じつつある4月のある日、オーデマ ピゲのSIHH新作お披露目パーティにお招きいただいた。

オーデマ ピゲの故郷、ル・ブラッシュは冬の間は雪によって長く閉ざされる。この冬の隔絶期に手作業に集中できたことが緻密な時計製作のルーツとなっていくのだが、それだけに、ムーブメントの出荷ができる雪解けと春の到来に対するル・ブラッシュの人々の喜びには、日本とはまた違ったものがあるという。
今回のパーティーのテーマは、そんな「ル・ブラッシュの春」の慶びを丸ごと銀座に持ってこようというもの!



なんと、会場には、ジュウ渓谷の森林の光景が!




そこら中に、木が生えてる!!



木立の合間を縫うように新作を展示する時計ケースが点在。





ディナー会場も、アウト・ドアな“ル・ブラッシュ”感が満載。



お食事はロブションさんが出張で担当、シェフのご挨拶も。


ブティックのお客様が、実は新進気鋭のジャグリング&タップ・パフォマーだったというご縁で、素晴らしいパフォーマンスを披露。



オーデマ ピゲの凄いところは、新作のお披露目パーティだからと言っても、特段な商談やアプローチがあるわけではないところ。実際、注目の新作の多くは人気沸騰で、すぐにご案内できるものが少ないという、昨今のオーデマ ピゲの勢いの素晴らしさにもその一因がある。
希少なアイテムは、むしろ出席者の袖口で確認(笑)、お願いして写真を撮らせていただく。



招待ゲストの時計、チタン+プラチナベゼルのロイヤルオークが2本も!


食事後も歓談&展示品の品定めが続く・・・。










全然帰ろうとしないゲストのみなさん(笑)。
つくづく時計好きの宴でした。
銀座ブティックのスタッフのみなさん、ありがとうございました!!



by A-LS | 2018-05-09 18:05 | Trackback | Comments(0)