この季節が今年もやってきた。

第87回の Concorso d’Eleganza Villa d’Este atコモ湖。
ランゲ&ゾーネがサポートをはじめて5年目となるこのイベントだが、今年はクラッシクカーとは別に新車の発表などもあり、そして例年同様”ベスト オブ ショー”を勝ち取った車のオーナーには、ランゲ1・タイムゾーン"コモ ヴァージョンが贈られる。

その栄誉を祝して送られたランゲ1・タイムゾーン"コモ エディション"とともに。



RAYMOND WEIL。
1976年に創設されたブランドの40周年を記念し、代表モデル「マエストロ」とビートルズがコラボした限定ピースを発表。

文字盤には名作のアルバム名が。



自動巻き。パワーリザーブ38時間。39,5mm径。9.2mm厚。
ステンレススチール。裏面はビートルズのロゴを描いたスモークガラス。
3000個限定。
約1.400USD。
for more information: RAYMOND WEIL Official
http://www.raymond-weil.com/en/maestro-beatles-limited-edition/
※製作中の時計サイトの投稿実験も兼ねており、
その関係で、記事があっさりですみません。
※この記事は短期間内に削除される可能がありますので、ご了承ください。
気の早い話かもしれないが、来年、2017年のSIHHは、1月16日 から20日にかけてジュネーブのthe Palexpo convention centerで行われるのが、その要項はこれまでとは大きく変わるというニュースが流れている。

まず、最も大きな改革は、Public Visitor Day(一般公開日)の設置だろう!
従来、ディーラーとマスコミとわずかな招待VIPのみが入場可能だったSIHHが、その最終日を一般公開すると発表したのだ。
全期間を通じて一般入場を受け入れてきたバーゼルのように、SIHHでも入場料が必要とはなるが、この史上初の試みによって、多くの時計ファンが最も早いタイミングで”実機”を目にすることが可能となる。
ただ、バーゼルでは各ブランドのブース壁面にディスプレイされた新作を見ることがほとんどで、一般ゲストが”時計”に触れることは難しい。
果たしてSIHHではどの程度の”公開”を考えられているのか、詳細はまだ不明な点が多いものの、展示の中心となるリシュモン・グループが最近の事業傾向として直営のブランド・ブティックの増設をかなりのペースで進めていることを考えると、顧客とのより緊密なつながりがグループの利益を高めることを意識しているフシがあり(笑)、顧客囲い込みへの次なるステップとして、さらなる直接の触れあいを重視しているのであれば、SIHH2017はバーゼル以上にユーザーフレンドリーな姿勢を打ち出す可能性も随分と高いのではないだろうか。楽しみである!!
次に参加ブランドに関してだが、
2016年の今年も独立系ブランドの参加といった大きな変化があった。
※下は今年参加した独立系ブランド。

その傾向は2017年にも引き継がれ、
Christophe Claret、 Grönefeld、H. Moser & Cie、 Hautlence、HYT、Kari Voutilainen、 Laurent Ferrier、MB&F、
MCT (Manufacture Contemporaine du Temps)、Ressence、Romain Jerome、Speake-Marin、Urwerkなどの参加が予定されているそうだ。
ただ、2016年と大きく異なる点は、上に挙げたいくつかのブランドはもはやバーゼルへの参加を取り止め、SIHH単独で新作発表するというウワサがあることだ。すでに巨大化し過ぎたバーゼルに比べて、スペース的なメリットもあるのかもしれないが、今後、SIHHとバーゼルの関係性にも注目ではないだろうか。
また、独立系以外に、ケリング・グループ(Kering Group)傘下のブランドの参加も既定となっている。
それが、Girard-Perregauxの復帰と、Ulysse Nardinの参加である。
独立系ブランド、ケリング系列ブランド、そしてリシュモン傘下ブランドを中心とする、例年のレギュラー陣営( A.Lange & Söhne、Audemars Piguet、Baume & Mercier、Cartier、Greubel Forsey、 IWC、 Jaeger-LeCoultre、 Montblanc、 Panerai、Parmigiani、 Piaget、Richard Mille、 Roger Dubuis、 Van Cleef & Arpels、Vacheron Constantin)などなど、合計で30近いブランドの参加が予定されている模様。
続報は入り次第随時お伝えします。
TVでみたシリーズ最新作、「TVでみたグラスヒュッテ」!
”グラスヒュッテ”、といってもグラスヒュッテ・オリジナルを着用しているタレントさんを見たとか、ではない。
先月にWOWOWで放映された「ブラジルから来た少年」という映画を見ていた時、突然に眼前に見慣れた文字が!!
そのシーンがコレだ。

GABLER GLASHUTTE (ガブラー グラスヒュッテ)だって!!
まず、この「ブラジルから来た少年」という映画の説明をちょっとしておこう。
これは1976年にアメリカの作家アイラ・レヴィンが発表したサスペンスを下敷きに映画化したもので、1978年に公開されたが、いろいろあって日本では未公開だったもの。アメリカ・イギリス合作映画だが、実にドイツなテーマが扱われている。
名作として現在でもDVDで入手することができるが、そのジャケットからして、コレだもの(笑)。

そうした状況を背景に、グレゴリー・ペック扮する旧ナチスのマッド・サイエンティスト、ヨーゼフ・メンゲレの恐るべき企みを知ったナチハンター、演ずるはローレンス・オリビエが、その計画を壊滅させるために立ち上がるというのが大まかな流れ。
ヨーゼフ・メンゲレは実在の人物で、あのアウシュビッツで残酷な人体実験を行った責任者として戦犯に指定され、この映画の公開時にはまだ逃亡中だったので(翌79年にブラジルでの死去が確認)、設定としても実にリアルだったのだ。
さて、そのメンゲレの企みとは、戦後、養子あっせん所を通じて世界各地に送り込んだ94人の嬰児が14歳になった年に、その父親を殺していくというもの。
なぜそのようなことをするのかという謎解きもストーリーの大きな柱となっている(以下ネタバレ注意!)。
実はその94人すべてがヒトラーの細胞を人工授精させて生み出された、いわば”ヒトラーのクローン・ベイビー”であり、メンゲレが目指すのは複数のクローン・ヒトラー(外見も資質も)を中心とするナチスの復興だったのである。
しかし、クローンとはいえど、性格形成には外的な環境要因が大きく作用する。実際のヒトラーは14歳で父親と死別したという経歴があるので、その外的環境をもヒトラー本人に合わせるべく、ネオナチ・グループに父親殺しを指示していた・・・というもの。
で、冒頭のシーンだが、自転車に乗ってるおじさんはグラートベック(映画字幕ではグラッドベックとなっていたがドイツ西部の小都市)在住の郵便局長のお父さんで、この10秒後に車に引かれ絶命する。彼こそ、最初に殺された父親だったのだ。
こんなドイツっぽい作品なので(ま、メンゲレもネオナチも、みんな英語で話すのだが・・・)、
GLASHUTTE ーーーという文字をみて、つい写メしてしまったのだ。
さて、GABLER GLASHUTTEとは?
「ガブラー」が、最初は地名を表すのかと思い、グラートベックを通過する鉄道かなにかがグラスヒュッテと通じていた事実を探したのだが、この映画は1978年製作で、当時のグラスヒュッテはまだ”鉄のカーテン”の向こう側だったことを考えると、やはりそれは有り得ない。
グラートベック - グラスヒュッテの調査に3~4時間くらい費やしたが成果なし。。。。
んじゃ、まんま訳して、
”ガブラーのガラス小屋” とかっていう、倉庫か工場の名前かぁ??
確かに、画面に映ってる木箱にはガラスの瓶がいっぱい入っていたので、
たぶん、その線だろう・・・というのが結論。
ま、グラスヒュッテ調査は徒労に終わったが、映画自体は40年も前にクローンという概念を前面に出した、かなり画期的なSFスリラー。
しかも2大スターの競演。なのだが、すでにどちらもご老年なので、ラストの格闘シーンなども、引っかいたり、噛みついたりと(笑)、21世紀のアクションを見慣れてしまった皆さまには、なかなかにレトロな刺激がいっぱい(笑)。
興味を持った方は、ぜひDVDでどーぞ。
日本ブランドの雄として、最近とみに世界各国で注目を集めているSEIKOだが、セイコーホールディングスが全額出資しているセイコーウオッチ内が上海市内に置いている現地法人のオフィス内で、今年の3月28日、58歳の中国人従業員の男が管理職の33歳の中国人女性の腹部を切りつけて死亡させ、近くにいた29歳の中国人女性にも顔面や腕などに大けがを負わせるという事件が発生。

http://www.tachibana.asia/?p=11141
さすが中国、リアルな写真が載る。
http://www.sankei.com/premium/news/160521/prm1605210006-n1.html
最近、産経新聞にこのような事件が企業に与える余波についての分析記事も・・・。
世界進出にもいろいろ大変なリスクが多いようだが、
心情的には、ジャパンブランドは応援したい。
オークションの締め切り日を間違えていた・・・。
あああ、入札したかったのは・・・、
リミテッド・エディションとしてA.Lange生誕200周年記念1815の文字盤に採用されたシルバーグレイン加工の、
その、オリジナル・ルーツ・ヴァージョンとも言うべき、ポケット・ウォッチ!!


2015年版の1815(画像下)よりも、粒子に艶のある感じだ。

ああ、失敗したです。
来たる5月20日に、比較する存在がないくらい画期的なウォッチショップ「THE TIME LOUNGE NXONE」が東京・銀座で移転オープンするにあたり、内覧会にお招きいただいた。
まず何といっても、「NX ONE」の最大の特徴はリシャール・ミルの認定中古時計を取扱うということだ。

正規認定中古とは何かというと、もともとは自動車業界から生まれた販売サービスで、時計業界ではまだフランク・ミュラーやピエール・クンツなど一部のブランドが採用しているだけだが、要はブランドが正規のメンテナンスを施し、新品と比べても遜色のないクォリティと保証サービスを約束した中古時計のことである。リシャール・ミルではその証としてブランドが発行した認定中古時計証明書を発行してくれるという。
「NX ONE」の場合は、1年間有効の保証書がショップから発行されるが、国際正規保証書の有効期間が残っているときはその有効年数が適用される。
いずれの場合においても、保証期間内に自然発生した不具合等は正規サービサーで無償修理対応となり、もちろん、保証書の有効期限後も正規品と同様のメンテナンスサービスが約束されるのだ。
リシャール・ミルが、何ゆえにこのような仕組みを作ったのかは後述するが、リシャールさん自身がリシャール・ミル・ジャパンに対して、
「ぜひとも、こういう仕組みとスペースを作ってほしい」と、かなり以前から要望していたことが最大の理由らしい。
ということで、この「NX ONE」、何から何までが、リシャール・ミル・クォリティーで出来ているのだ!!
まずはその内装と調度品と雰囲気。
ホテルのスイートルームかラウンジを思わせるようなスタイリッシュな木調のデザインで統一された店内に、希少なリシャール・ミルのモデル(もちろん販売可能品)がさりげなく置かれているのが奥ゆかしく、さらにはリシャールにちなんだ品々なども随所に展示されいて、ファンにはたまらない空間となっている。

リシャール・ミル以外の取り扱いブランドとしては、H.モーザー、ウルベルク、ルディ・シルヴァ、そしてスピーク・マリンなど、生産本数が少なく独創性の高い価値あるタイムピースに出会えるほか、わがドイツ陣営からも、代表的クロック・ブランドであるエルウイン・サトラーの作品、柱時計や置き時計や、ウォールクロックにワインダーや腕時計収納機能を内包した調度家具(当然これらも販売可能)などを展示したスペースもあり、時計好きであれば時を忘れてくつろぐことができるような空間設計がなされている。

さて内覧会当日である。
おそらく数多くのゲストが集うカクテルパーティ的なイベントを想像をして出かけて行ったのだが、招かれた空間には着席のカウンターがしつらえられていて、ゲストもわずか5人、スタッフとみっちり話せる”鮨ディナー”という趣向だった!
「ちょっとしたサプライズでしょ。これぞリシャール・ミル・クォリティーなんです」と、リシャール・ミル・ジャパン代表取締役の川崎氏が豪快な笑顔で迎えてくれる。
しかもカウンターで鮨を握ってくれるのは、オープンから半年ちょっとで早くも予約困難店となっている「鮨 あらい」の若き大将(まだ30代!)新井さんなのだ。
話はちょっと脱線するが、新井さんは「銀座・久兵衛」「四谷・すし匠」で修業された。「すし匠」といえば、中澤圭二氏だ。氏は当代屈指のすし職人としての確固たる地位と評価とそしてまったく予約の取れない人気店がありながら、”成功”という現状に甘んずることなく、そのすべてを弟子に託し、今はハワイのリッツカールトンで握るため単身その準備をしているという、まったく進化・改革・前進あるのみという、なんだかリシャールさんの生き方にも似た職人中の職人なのだ。その薫陶を受ける「あらい」さんの握りは、これまた実に凛としていた!!!

いろんな意味で素敵なサプライズばかりだったので、興奮気味に書き散らかしてしまっているが、話を本題に戻そう。
素晴らしく濃密な空間だったことで、川崎社長はじめいろいろと腹蔵のない意見を交換でき、貴重な話を直接伺うことができた。
もちろん、”書けること・書けないこと”いろいろあるが(笑)、大事な部分は以下の2点に集約されてくると思う。
①リシャール・ミルが”認定中古”という位置づけを始めた理由。
②「NX ONE」というスペースが作られた理由。

現在のユーザーが愛用しているリシャール・ミルの時計を、今後50年、100年先の時計ファンにとってもそのパッションを掻き立てる魅力と価値を持った存在とするために、セカンドマーケットのピースについてもブランドがある程度の保証を付与することは必要であり、しかもそうした追求が、結果として現行ユーザの資産価値を守ることにも通ずる、というのがリシャール・ミル本人の強い信念としてあり、それに賛同する川崎社長が中心となって、”認定中古”を取り扱うショップ(コンセプトとして、時代に左右されない不変の価値を持ち、優れた品質を備えた時計をここでは「ネオ・ヴィンテージ」と呼んでいる)が不可欠だったということなのである。
「NX ONE」のHPにはこう綴られている。
『リシャール・ミルには「最高の技術革新」「最高の芸術的構造」「伝統的な機械式時計製作の継承」というこれまでの時計を凌駕する不変の価値があります。この価値を今後も永続的に追求していくため、正規認定中古時計というサービスが開始されました。(中略)。過去に存在していたリシャール・ミル初期の貴重な作品や限定品、人気コレクションまで幅広くラインナップされることで一層リシャール・ミルを選ぶ楽しみが広がることでしょう。』

そして②について。
つまり、認定中古を始めるにしても、なぜこのようなスタイリッシュなスペース(どう見ても相当なコストがかかっており、銀座という立地を考えると、中古時計の販売のみで運営するのはかなりのハイリスクに思えるのだ)が必要だったのか。
それについては川崎社長が次のように語ってくれた。
『やはりリシャール・ミル・クォリティーという意識が念頭にありますから、時代に左右されない不変の価値を持つタイムピースを扱うのに相応しい空間でなければならなかったんです。それに、皆さまのおかげもあって、最近は新しいリシャール・ファンもどんどん増えてきましたが、そのためもあって、初期からリシャールを支えてくださったファミリーの皆さまとの語らいの場でもあったブティックが、結構忙しい空間になってきています。ですから、その分このショップが、皆さまとゆっくりと過ごせる空間になればという考えもあったのです。
たとえば新品の納品式をこちらでやってもいいでしょうし、F1やテニスなど、リシャールのアンバサダーたちの試合をこちらの大きなプロジェクターで、スポーツバー気分で一緒に見てもいいじゃないですか。そうやって、リシャールのパッションを理解してくださるファミリーの方々と楽しく過ごすことができたら、これはもう最高じゃないですか。』
実際この日も、大きなプロジェクターで、錦織選手のテニスやF1をテレビ観戦しつつの談笑で、本当に素敵な時間を過ごすことができた。

…これは機械式時計のブランドがシェアを広げて行く際におこりがちなことだが、その熱心な支持者や製品そのものの理解者が顧客の中心に据えられていた段階から、より広い層にリーチして裾野を拡大する次なる段階においては、イメージやアドバタイジングなど、戦略的なブランディング展開が重視されるケースが多く、それによって顧客層が大きく変化していくことは、ある程度避けられない。
ところが、時計はもちろんのこと、あらゆる指向のユーザーをファミリー呼び、彼らと共に、いつの時代でも、どのステージでも、どんな段階でも、どんな嗜好のファンであっても、リシャール・ミルというパッションを共有し、それを一緒に心から楽しもうとするリシャール・ミルというブランド・・・。
果たして”ユーザーの幸福”ってどういう”かたち”なんだろうって、ふと考える・・・。
ちなみに、
リシャールさん御本人から、「NX ONE」の開店記念に届けられたお祝いの御品がコチラ。

プロシュットを骨付きの塊で持ち込みOKって、どういう時計屋さん!?
なんだか、”理論とかじゃなくて、ハッピーなフィーリングが大事”と、リシャールさんから言われているよう。
ま、でも確かに、マジな話をじっくりと論じ合うには・・・、あけていただいたオーパスワンは美味しすぎたかも(笑)・・・!!
時計を楽しむことに浸れる空間「THE TIME LOUNGE NXONE」、
2016年5月20日グランドオープンである。
東京都中央区銀座7-11-6
営業時間:11:00-19:00
定休日:火・日
Tel.03-3573-7277
www.nxone.jp
オーヴァーシーズのフルモデルチェンジが、いろいろと話題となったヴァシュロン・コンスタンタンだが、ここにきて、さらに驚くべき新作を発表した!
「Overseas World Time 7700V」、あの名作ワールドタイム・ウォッチが、ステンレススティール・ケースで登場したのだ。しかも3色ものダイヤル・ヴァリエーション。




なぜに発表時期をズラしてきたのかというと、おそらく今年の香港Watches&Woundersが来年に送られてことが影響しているのだと思う。
過去3年間、ヴァシュロンも所属するリシュモン・グループ系列のブランドは、香港でWatches&Woundersを開催してきた。各ブランドともそのイベントに合わせて新作を用意していたのだが、今年の順延がかなりギリギリのタイミングで決まったため、Watches&Wounders用に用意してあった新作を、各ブランド共、自己判断で随時発表する形となったためだ。
そのため、このヴァシュロンだけでなく、リシュモン系ブランドから、本来は秋の香港で発表すう予定だった重量級新作の発表が立て続く可能性もある。
たとえば、最近の話では、パネライから超ド級の新作「Radiomir 1940 Minute Repeater Carillon Tourbillon GMT」お値段 $400,000!!! なども発表されている。

どうせだから動画でサウンドも聴いてみよう。
動画だから明確なことは言えないが、音はなかなか軽やかに思える。
ということは、わがランゲ陣営にも、Watches&Wounders用の隠し玉新作がある可能性も高いわけで、ここ数カ月の動向はちょっと興味深い。
さて、話は本題に戻って「Overseas World Time 7700V」だが、気になるお値段は、米ドル・ベースで $37,000 USDということなので、日本定価もかなり買いやすくなってくると思われる。
でも、どうしても、「時計は高額に限るんじゃぁ~!」というお大尽さまには、こんなのも”シークレット扱い”でありましたよ(笑)。

先日、ネット・ニュースなどでこんな事件が報道された。
「機内で手荷物から26万ドル盗まれる。香港行きフライトで」
(参照記事→) http://www.bbc.com/japanese/36189927
香港警察によると、ドバイから香港に到着した39歳男性が2日、フライト中の機内で約26万ドル(約2800万円)相当の現金と貴重品を手荷物から盗まれたと被害届を出した。
調べによると、男性は時計2個と外貨を奪われたという。
地元メディアによると男性はトルコ人の時計商で、ドバイからエミレーツ航空のエコノミークラスに乗って2日に香港に到着した。

エミレーツ航空の広報担当はBBCに対して、「警察と緊密に提携し、捜査に協力するため情報を提供している」と話した。捜査中の事案のため、これ以上のコメントはしない方針という。
昨年12月には南アフリカ航空の乗客が、機内で眠っていた間に1800ドル(約20万ドル)相当の金品を手荷物から盗まれたと被害を届けた。南アフリカ航空は今年1月、機内窃盗の関連で特定の乗客をブラックリストに加えて搭乗を拒否した。
機内で眠る乗客の手荷物を狙った窃盗被害が増えているとされており、組織犯罪が関わっているのではという指摘もある。
(英語記事 Hong Kong: Passenger 'loses $260,000 in mid-air theft')
盗まれた時計がどこのモデルだったのか気になるところが、
被害者が時計商だっただけあってかなり高額な時計だったことは間違いないようだ。
だが他人事とも言えないのは、海外での展示会などに参加するときには、けっこうな時計を複数個持って飛行機に乗ることって意外とあったりするのでは、と思うからだ。
A Blog To Watchもこの事件に言及して、香港警察が発表している香港行の航空機内での窃盗の年間データを掲載した。

こうした犯罪の大半は手荷物のとうなんで、たとえば就寝中などが狙われやすいのだろうが、A Blog To Watchでは、防犯グッズも提案していた。

いま作っている新しい時計サイトでは、ゆくゆくにはなるだろうとは思うけれど、
こういう時計関連グッズなども扱っていけたらと思っている。
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