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ノモス グラスヒュッテ、新作キャリバーDUW 6101搭載の「アウトバーン」ならびに、アップデイト・シリーズを発表!

ノモスのバーゼルワールド2018新作、
レトロカーをイメージしたニューコレクション「アウトバーン」



デザインに絶対的な定評を持つこのブランドにしては珍しく、今年のノモスの新作「アウトバーン」に対して賛否両論の声が上がっている。それについては後ほどに触れたいと思うが、今年のノモス新作の根幹は、新作キャリバーDUW 6101にあるのだと思う。

初の日付設定付きネオマティック・キャリバーで外周に日付メカニズムを組み込む、つまり日付リングがムーブメントの外側にあることから、大きめのサイズになりながらも、高さは3.6mmという超薄型。



これによって、将来的拡張スペースおよび多様なデザインの発展性などの可能性を秘めつつ、精緻さと耐久性を最適化した自動巻きキャリバーが生まれた。もちろん、DUW 6101は、ノモス独自の脱進機であるノモス・スイングシステムで動作する。


とりあえずそのスペックをまとめておこう。

「キャリバーDUW 6101」
ノモス自社製ネオマティック日付機能付き自動巻きネオマティック・キャリバームーブメント
高さ:36mm
直径:15 ½ ライン(35.2 mm
パワーリザーブ:約42時間
特別な機能:
青焼きヒゲゼンマイを用いたノモススイング システム、両側ネジ固定ノモス・バランスブリッジ、秒針停止メカニズム、 ゴールドプレートエンボス加工付き両方向回転ローター、 グラスヒュッテ3/4プレート、DUW制御システム、6つの位置で調整、27ジュエル、青焼きネジ、 グラスヒュッテ・リブ付きノモス・ペルラージュ仕上げロジウムプレート加工表面 。


そして今年の新作ラウンド・ウォッチは、前述の「アウトバーン」をはじめ、新たなシリーズ「Update」として発表されたタンジェント、ルードヴィヒ、オリオンの3本も、この新キャリバーDUW 6101を搭載しているのである。
※註:ノモスのオフィシャルHPの日本語版ではこの「Update」のLudwigの表記が「ルードヴィヒ」とされており、わたしはもともと「ラドウィッグ」より「ルードヴィヒ」と呼ぶ派だったので大賛成! ここでは「ルードヴィヒ」の統一する。



キャリバーDUW 6101を搭載した恩恵は、そのスペースから生まれるデイト表示の視認性によく表れている。


●タンジェント・ネオマティック41・アップデイト


ご覧のように、文字盤の中に1ヵ月を把握できるというスタイリッシュなモデル。
日付変更はリューズを半回転させるだけ、しかも双方向に操作できるので日付の戻し合わせも可能。


●ルードヴィヒ・ネオマティック41・アップデイト


こちらも新キャリバー搭載。ローマ数字の中に4時位置に一か所アラビア数字で表示されるデイトは非常に認識しやすい。もちろん薄型デザインは維持。


●オリオン・ネオマティック41・アップデイト


41㎜径というサイズが可能としたスペースとインデクスの配置による視認性のバランスは秀逸


このシリーズは、ノモスDNAを活かした、まさに“アップ・トゥー・デイト”の好例といえる。


そして問題作「アウトバーン」である。

これについては、デザイン的にノモスぽくないという声もあるが、それも当然のことで、この「アウトバーン」のデザインは珍しく外部発注なのである。ノモスのためにこのモデルをデザインしたのは、世界的に高名なプロダクトデザイナー、ヴァルナー・アイスリンガーなのだ。
ベルリン芸術大学出身のアイスリンガーは、MOMAやパリの現代美術館などに作品が恒久所蔵されている著名なデザイナーで、このデザイン・イメージは、シートベルトもエアバックもCO2排出もなく、環境に優しいツゥーシーター・ヴィンテージ・スポーツカーだという。

オフショア並みとまでは言わないが、外周にむけて傾斜したカーブを描く文字盤はトラックレースからインスパイアを得たもので、ヴィンテージ・スポーツカーのスピードメーターを表現したデザイン、そして10気圧防水、つまりはこれぞ、ノモスがイメージするスポーツ・ウォッチに他ならないのだ。


●ヴェルナー・アイスリンガー氏

実のところ、バーゼルワールド会場で実機を見た感じは、それほど悪くない。特にスーパールミノバの発光具合はとても印象的だった。



●「アウトバーン・ホワイトシルバー」、個人的にはこれが一番好み。



●アウトバーン・スポーツグレー


●アウトバーン・ミッドナイトブルー

アイスリンガーとノモスが4年の歳月をかけて生み出したニュー・コンセプト、アイスリンガー氏自身これを「私の目標は、(時計の)元型を生み出すことでした。これは永遠に私のものです」と述べている。であるならば、ノモスっぽくないないのも納得だし、むしろグラスヒュッテの地から久々登場したスポーツ・ウォッチを寛容をもって見られるのではないだろうか。

最先端のスポーツカーとコラボする時計業界のなかにあって、ヴィンテージ・スポーツカーを意識したノモスの「アウトバーン」にはこんな使い方もよく似合う!


●ノモスのツイッター投稿より


最後はテトラの新作シリーズ、「Petit Four」。
プチ・フォー・シリーズは、ノモスのクラシック・テトラを4つの優雅な新色デザインしたレディース・モデル。
その着けごごち同様に軽やかなパステル・カラー。ブランドのキャッチコピー曰く「小さな宝箱のような腕時計。色調を提供する文字盤に、針が完璧なアクセントを加え、優雅で繊細なバランスを生み出します」。




まったく同感。手巻きであるというところがまた素敵!
キャリバー・アルファ。


そして、お土産も素晴らしい!



ま、このカロリーだけは軽やかとは言えないだろうけれど・・・美味しゅうございました!





【問合せ】
大沢商会・時計販売課 Watch Dept.
〒103-0001 東京都中央区日本橋小伝馬町1-7 スクエア日本橋5階



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by A-LS | 2018-05-10 12:39 | グラスヒュッテ・ブランド | Trackback | Comments(0)