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a-ls 時計(Mechanical Watch Users News) blog.

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Lange 2014 SIHH新作

ついに全貌が明らかになりました!

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まず左の2つは既発表作品のケース色違いですね。ツァイトヴェルク・ストライキングタイムPG、ランゲ1・トゥールビヨン・パーペチュアルカレンダーPG。

そしてセンター付近のひと際デカいのが今年の”目玉”と目されるリヒャルト・ランゲ・パーペチュアルカレンダー”テラ・ルーナ”。

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正面のフェイス(写真右側)は、リヒャルト・ランゲ・プール・ル・メリット・トゥールビヨンに限りなく近いレギュレーター・ダイヤルですが、文字盤のガッチャンコンがない代わりに「永久カレンダー」に進化しています! しかもカレンダー要素のすべてが窓表示というのも特筆点でしょうか。 さらに裏側に「軌道ムーンフェイズ」という画期的な新機構を持っています。これは簡単に言えば、月と地球と太陽(=テンプを太陽に見立てている)の位置関係までを表示するムーンフェイズで、ムーヴメントはランゲ31をベースに14日巻という超ロング・リザーブを実現しています。そのため径は45.5ミリの大口径となっていますが、裏面に時を刻む機能はないものの、ランゲ初のダブルフェイスと呼んでいいかもしれない新機軸です。

その隣が、プレSIHHでさんざん紹介したグランド・ランゲ1ムーンフェイズ。

そして、右から二つ目が、”問題作”の1815トゥールビヨン。
一瞬、”初代プール・ル・メリット復刻か!?”とみせつつ(笑)、チェーンフュジーではなく、その代わりにストップセコンド、さらにゼロリセット機能まで搭載した(動きは動画参照)新ムーヴのトゥールビヨンです!


しかも径は39.5mmという40mmを切るサイズ。
プラチナとローズゴールドの2種あるが、PTのみ100本限定・・・・! うー、むむむむ。。。

最後、一番右は通常の1815なのですが、かつて40mmで復活させた1815を、初心に帰ったのか38.5mmというジャスト・サイズで作り直した”やればできるじゃん”的な作品!!

さきほどの1815トゥールビヨンもそうですが、今年はこの38.5mm近辺を標準径としつつあるようで、そのうえで、テラ・ルーナのような45.5mmの大口径もあるという、つまり40mm近辺の今となっては中途半端なデカ径を廃して、大きい時計と小ぶりな時計と、そのサイズ感にメリハリをつけてきたのが今年の大きな特徴のひとつと言えるかもしれません。



今年のランゲは情報も早く、動画もバンバン上がっておりますので、随時紹介してまいります。

 

by a-ls | 2014-01-21 09:36 | ランゲ&ゾーネ