年越し選手権・番外編~パテック・フィリップ
各オーナー様のご厚意で日付を大晦日の11時15分に戻し、どの個体が一番早く新年1月1日のカレンダー機能を完遂させるかというコンペティションです。
【ローカルルール】
巻き上げはほとんどフル巻きでのスタート。
審査される機能は、デイト、曜日、月、閏年とする(ムーフェイズは解りにくいんで除外)
12時前に完遂してしまったら、もちろんフライング失格です。
また、クロノ針が定位置にありますと、特に日付(31~1)の判読が困難になるため、あらかじめ20秒位置に移動していただきました。
さて、注目のエントリー選手は以下の3機。
①スプリットクロノ・永久カレンダーの最高峰5004P選手
②その5004を追い越すことを夢見て、この対決に実は密かな闘志を燃やしている5970J
そして当初はこの2選手に加えて5071P選手の出場が内定していたのですが…、
盛り盛りのバケットダイヤにドーピング疑惑がかかったため(笑)、直前に出場を辞退。
そしてその代役として、一般公募で選ばれたのが、
③我が家最古参パーペチュアル機である3940WG選手です。
そう、それはまるで、チャンピオンのきまぐれで挑戦者に選ばれることになるボクシング映画の名作、
「ロッキー1」みたいな立場なわけです(笑)。しかも彼はスタート前から重大な問題を引き起こします。
実は3940には秒針がないため、3機の秒合わせができないのです!(笑)
しかも、5004にしても5970にしても、ハック機能がないため、やはり秒針を完全に一致させるのはひと苦労なのです。時刻を戻し合わせすると、秒針が停止や後退することがあるのですが、
3940選手自体の秒がアバウトなのに、戻し合わせを繰り返して機械に負担をかけてまで2機の秒を合わせるのはいかがかというオーナ様の意見もあり、5004は5970の10秒くらい遅れでスタートOKという、ランゲ戦と較べるとかなりユルぅ~いスタートとなりました(笑)。
こちらの写真を良くご覧ください、物凄いヤル気をみせる5970J選手は、スタートの23時15分時点ですでに曜日に変化が出ており、23時30分時点では断トツのトップ。そして早くも5004と5970の蔭に隠れてしまう3940でしたが、地味に月表示をJAN側に寄せております(写真下)。
5970Jに遅れること25分、5004Pも曜日を動かし始めます。
しかし5970Jの優位は不動です。
さぁて、ここで問題です。
この3機中、みごと第一位で新年の転換をフィニッシュした機種はどれでしょう?
すみません、同じような写真が延々と続くので、2回に分けた便宜上のクイズ形式です(笑)。
でも当選者多数の場合には、抽選で何かプレゼント(ランゲ・グッズになっちゃいますが…w)しようとか思っております。
ぴんぼけヒント
(24時まで10分を切って、最後の追い込みにかける3選手の図です)
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