a-ls 時計(Mechanical Watch Users News) blog.

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これは独り言です・・・

ランゲの本社の中にある工房棟へは、何びともウォッチメーカー・コートを着なければ入れません。
ですから、時計師はもちろん、営業マンも、見学者も、工房棟の手前にある着替えスペースで、ランゲ&ゾーネの社名の入った白衣に袖を通します。

その小さなスペースは、ランゲの時計作りの精神を共有するための、気持ちの引き締まる空間であり、
ある意味この着替えは、神聖な空間での神聖な儀式ともいえるでしょう。
そこに、ひとつのホールクロックが置かれています。
2002年にランゲ&ゾーネ時計学校の生徒4人の卒業制作だそうです…。

ランゲ&ゾーネの時計製作の原点とも言うべき場所にそっと置かれた
その振り子時計がこちらです…・





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綺麗な表情です。
伝統にもとづき、正しい時を知らせんとする、凛とした、そして無垢な佇まいを感じさせます。

現在では、このような機構はレギュレーターと呼ばれていますが、
ドイツでは伝統的に、時計師が精度の調整に使ったり、正しい時間を他の時計に伝える標準時計として、まさにこのような文字盤で、時分秒が独立した時計が作られていました。

これは蛇足ですが…、
(今年のランゲの新作、トゥールビヨン・プール・ル・メリットがレギュレーターという名を冠していない理由、それは、あの作品はこうした伝統的標準時計業務へのオマージュ時計であり、単なるレギュレーターとして作ったのではないと言いたいがためだったのでしょう…)
であれば、なおさらザイフェルトさんではなく、こちらの意匠を尊重すべきだったとは思いますが…
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Commented by a-ls at 2010-12-27 11:33
でもそのおかげで、いろいろなことがわかりました。
ザイフェルトの調査からクロノスコープに行き着き~そしてようやくランゲの昨年の作品リファレンツウーアが作られた真意を正しく理解することができました、もうそれはどこにも発表しませんが、「駄目だぞランゲ」の一方で、「さすがランゲ」という思いも強くしたのは事実です(笑)。そしてもうひとつわかったこと、ひとのこころのあやふやさ…かな(哀。
Commented by a-ls at 2010-12-27 16:15
あの一作で、ブランドとしてのランゲを全否定するようなことを書ける人はすごい(笑)。物事、100人100様の楽しみ方があるはずだし、あっていいはず。みんなと同じにならないと不安な日本人気質はわかるけれども、少なくともわたしは、今年の新作の全貌が解かるまでは断定的なことは控えたいな…。
ま、SIHHで数本イイのがあればまた、「リヒャ・ビヨンは駄作だったが、これはすごい、さすがランゲ」とか、お追従が始まるのだろうかしら…。ああ、面倒臭い。
Commented by ik at 2010-12-27 18:53 x
ひっそりこっそり、ここでやってらっしゃいましたか(笑)。

さっすがですが、誰のことおっしゃってるのか、某SNSをこの数日あんまりよくみてないので、わかんないなあwww
Commented by papa at 2010-12-27 22:14 x
よばれて飛び出て、じゃじゃじゃじゃぁ〜ん!!笑
こんばんは、papaでございます。
あちらで書いてしまったら炎上ですな、、、爆

それぞれが楽しまないと「だれか」や「なにか」に大変失礼なことになりますよね。
Commented by a-ls at 2010-12-27 22:45
ikさま いらっしゃいませ。どうぞお構いなく。いつも通り、ひっそりやっていきますので(笑)。
Commented by KIH at 2010-12-27 23:10 x
あらら。こんなところで独り言をささやいていたとは知りませんでした。。。。これから時々こちらものぞかせていただきます・・・。
Commented by a-ls at 2010-12-27 23:10
ああ~papaさんまで、こんな僻地によくぞいらっしゃいました!
そうそう趣味なんですから、妙に頑なにならず、みなそれぞれが自由に楽しめば宜しいのですよね。
Commented by a-ls at 2010-12-27 23:15
えー、KIHさんも…。
あくまでも、こっそり、ひっそり、自分の備忘録的な意味も兼ねて、クロノスに行かれない方にランゲ情報をお届けするブログでございますので…
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by a-ls | 2010-12-27 08:41 | ランゲ&ゾーネ | Trackback | Comments(8)