復興20周年&設立165周年
つまり今年の12月7日は、復興20周年&設立165周年という二重の記念年にあたることから、いくつかの特別なイベントが催されました。
先日投稿しました「ランゲ&ゾーネ新CEO 初仕事」のブログは、前日の6日夜の、
いわば前夜祭パーティの模様でしたが、翌7日にグラスヒュッテでランゲ&ゾーネ「復興20周年&設立165周年」のプレス・カンファランスが行われました。
© Worldtempus / Elizabeth Lilly Doerr
写真は左から Jerzy Schaper (12月までの暫定CEO), Arnd Einhorn (広報担当),
Walter Lange(いわずもがな), Wilhelm Schmid(1月からの新CEO)。
またこの記者会見で、
「A.LANGE&SOHNE Young Talent Award for a next generation of watchmakers」というコンペ形式のコンテストの表彰も同時に行われました。
これは、ユニタス6498をベースに均時差時計の機構を組み込むというサブジェクトに対し、世界の約30の時計学校から80名の学生が参加したもので、8名のファイナリストの中から、弱冠20歳のFelix Reppeくんが見事に優勝の栄誉と1万ユーロの奨学金を勝ち取りました。
ちなみFelixくんはランゲ時計学校の所属なので、なんか手前味噌的な匂いを嗅がれる方もいるかとは存じますが…、彼の名誉のためも、その受賞理由も書き添えておきます。
それにによりますと「残るファイナリストは月単位での設定のみだったが、彼のみが日単位の設定を可能にする打開法を提供していた」ということでした。