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A.ランゲ&ゾーネの新作、1815トゥールビヨンのホワイト・エナメル実機を他のエナメル・モデルと比較検証する!

先日、エンバーゴ(情報解禁日時)と同時に情報をUPした1815トゥールビヨンの新ヴァージョン 限定ホワイトエナメルだが、
直後から問い合わせが相次ぎ、早くも品薄状態とのことらしい。

幸運なことに、早くも実物を拝見する機会を得たので、早速出かけてきた。






限定番号も振られていたので、限りなく実機。
今回の肝であるエナメルには一点の曇りもなく、純白無垢。
もう少し手作業ぽ差があってもよいくらいだ。



そして、ここでひとつ訂正がある。

前回記事で、個人的な推察として、
「(この作品の発売意図は)数年前に設置された自社エナメル工房の量産に、ようやく目途がついたことを実証するためのトライアルではないか」と書いたが、この推測をブランドにぶつけたところ、

この作品のエナメル文字盤は、リヒャルト ランゲ プール・ル・メリット(鎖引きの作品)のエナメルを焼いたのと同じドイツ人エナメラーである。
A.ランゲ&ゾーネの自社エナメル工房の人員は、現在まだわずか2名で、しかもエングレーバーも兼ねているため、とても量産の体制にはないということでした。


お詫びの印というわけではないが、そのリヒャルト ランゲ プール・ル・メリットとの比較画像を!

●これが同一人の作品。

ランゲのエナメルと言えば、復興10周年記念のランゲマティック・エマイル(500本限定)が名高いが、乗り掛かった舟ということで、そのエマイル比較画像も!!


ケース径の差は約2㎜だが、ローマとアラビアというインデックスの違いで、その凝縮感はかなり異なって感じられる。
また、エマイルにはまだ手仕事の風合いが漂っている(笑)。
どのブランドの作品にも言えるが、最近のエナメル技術の進歩はほんとうに目覚ましく、昔は目を皿のようにしてチェックしていたクラック(ひび)や曇りなどを見つけることのほうが難しくなってきた。
そうなると人間とは贅沢なもので、"多少の色むらのあったほうが手仕事の息づかいが感じられていい"、などという声も聞こえたりする。

で、これは比較になるかどうかはわからないが、20世紀初頭のランゲ懐中のエナメル文字盤も混ぜてみた。




ここまでくると、もう全部やりたくなるのがマニアの常(笑)。
ということで、もはや比べる意味は微妙この上ないが、エナメルということでコレも!!


ランゲ1トゥールビヨンの黒エナメルとの比較だ!

こんな全比較、普通のジャーナリズムでは決してやらないだろうが、ユーザー・サイドに立つメディアを自負するWMOは、マニア目線を最優先、しかもありがたいことに、企画意図を話したところ、何人かのコレクター氏が貴重な限定時計を貸して下さった。


●開口部を覗く、ベースとなる金属片は銅のようだ。


●トゥールビヨン ブリッジとの接合部。


●バックショット


それから、前回記事で、「※参考価格 :198,000ユーロ」と掲載したところ、その金額にユーロ・レートを掛け算して、約2600万円という数字が一部でみられたが、このユーロ価格はVAT(消費税のようなもの)の15%を含んでいるので、それを除き、日本の消費税8%を加えると、かなり安くなる。

A.ランゲ&ゾーネ ジャパンが告知している日本円予価は以下の通り。

税込 23,252,400円(税別 21,530,000円)


動画も撮っているので、後ほど追加したいけれど、今はこれた情報を急ぎUPする。

結論から言うと、数が数だけに、気になっている方は早く動いたほうが良いみたい!
ご健闘を!!!


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# by A-LS | 2018-07-16 00:55 | ランゲ&ゾーネ | Trackback | Comments(0)