A.ランゲ&ゾーネの3つのニュース、フィリップス・オークション落札瞬間動画から北米限定モデルまで!
A.ランゲ&ゾーネからの小さなニュースを3つまとめてお届け!
まずは、ちょっとしつこいかもしれないが、先日のオークションで9000万オーバーという高額で落札された、「1815ウォルター・ランゲへのオマージュ」のSSユニーク・ピースだが、そのハンマーの瞬間を撮った動画が配信されている。
10万スイスフランからはじまり、あっという間に60万スイスフラン、ここからはオンライン・ビッダーと会場にいらしゃるパドル・ナンバー1番の紳士との一騎打ちとなります。そして競り勝ったのは会場!!
ちょっと手に汗握る動画だ。
落札者された御方の詳細はもちろん明らかにはされないが、わたしはちょっとした推論を試みた(笑)。
紳士がお召しになっているダウンベストをご覧いただきたい。
これ(動画からキャプチャしたもの)ってもしや・・・・
これ(ハンガーにかかってるもの)に似てない??
だとすると、この襟を立てると、このロゴが出てくるはず!
これはA.ランゲ&ゾーネが後援し、毎年VIPを招待しているコモ湖のクラシックカー・イベント、「Concorso d'Eleganza 」の招待客にのみ配られるベストだ。
この紳士は、コモ湖に招かれるほどのVIPユーザーであり、A.ランゲ&ゾーネのネームの入った愛着ある衣装に身を包み、パドル番号からわかるように、ほとんど一番乗りで会場入りし、つまりそれはもう、並々ならぬ覚悟を持ってこのオークションに臨んでいたのではないだろうか・・・。
もしわたしが想像するようなキャラクターの御方であるならば、あの貴重な時計がそういう方の御手元に渡ったことを、天国のお爺様もきっとお喜びに違いない!
余談だが、このオークションの落札者には、「1815ウォルター・ランゲへのオマージュ」の全ケース(YG、WG、PG)の限定番号1番を購入できるプライオリティー権が付属するそうなので、この老紳士はSS含めた全色のNo.1番を所蔵することになるかもしれない。めでたし、めでたし。
で、なかなかグッド・タイミングなことに、さっきのダウンベストの話に出てきた、「Concorso d'Eleganza 」がつい先日開催され、ちょうどその動画も配信されたばかりなので、2番目の小ネタとして紹介しておこう。
このイベントも7年目なので、やや新鮮味には欠けてきた気もするが、CEOがハマっているようで、まだ続きそうだ。
わたしも最初の3年は熱心に書いたが・・・、
(参照)
2014年 https://alszanmai.exblog.jp/22752437/
2013年 https://alszanmai.exblog.jp/20510148/
2012年 https://alszanmai.exblog.jp/18388943/
ここ数年は、我ながら記事の濃度は薄く(笑)、とうとう昨年は書いていない(汗)
2016年 https://alszanmai.exblog.jp/25855901/
2015年 https://alszanmai.exblog.jp/24501732/
知りうる限りでは、今年の記事もこのTime Zoneくらいだろうか。
興味ある方は、下をクリック!
http://forums.timezone.com/index.php?t=tree&goto=7536612&rid=0#msg_7536612
さてこれで、小ネタ2つ終了。
最後の三つめは、新作時計のお話。
実は、こんなのが出ているのだ!!!
サクソニア・アニュアル・カレンダーのグレー文字盤(+ブルーストラップ純正)だ!!
今年の4月に北米マーケット・リミテッドで発表されたもので、限定数は25個。
実物はきっとさらにカッコ良いと思う。
このアニュアル・カレンダー、グレー文字盤ということのほかに、もうひとつ、ランゲ史上初めて採用されていることがあるのだが、下の画像をよく見て、おわかりでしょうか~?
10秒以内で正解された方には、
“首までランゲ沼”賞を認定しよう(笑)!!
正解は、
ローターのA.ランゲ&ゾーネのロゴ部分の背景にブラック・ロディウム・メッキが施されていること。
では、正解画像をドアップで!
アメリカの方は、ロゴ回りを特殊化するというのがお好みなのだろうか。
他ブランドでもこういうロゴ回りをイジる例があった気がする。
北米マーケットの、それもニューヨーク、マイアミ、コスタメサ(カリフォルニア州)にある3軒のA.ランゲ&ゾーネ・ブティックのみでの取り扱いとのことだ。
興味のある方は、ダメ元でお問合せを!!
https://www.alange-soehne.com/ja/retailers-and-boutiques/#pos-3959