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FGHG(=Fondation du Grand Prix d'Horlogerie de Genève)2015 各賞発表!


何度かお伝えしてきたが、業界関係者からユーザーまで広く参加可能で、最も信頼度の高い「年間ベスト時計賞」とされる
「Fondation du Grand Prix d'Horlogerie de Genève」 の各部門賞とグランプリが、昨日発表された。


グランプリにあたる“Aiguille D’Or” Grand Prix は、
トゥールビヨン部門にノミネートされていた、

Greubel Forsey,
Tourbillon 24 Secondes Vision
が受賞!!

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※画像は今年の三越ワールドウォッチフェアー時に撮影


続いて各賞。

MEN's部門 Voutilainen, Voutilainen GMR
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LADIES’部門 : Hublot, Big Bang Broderie
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クロノグラフ部門 : Piaget, Altiplano Chronograph
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トゥールビヨン部門 : Ulysse Nardin, Anchor Tourbillon

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カレンダー部門 : Hermès, Slim d’Hermès Perpetual Calendar
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時打ち部門 : Girard-Perregaux, Minute Repeater Tourbillon with Gold Bridges

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その他の構造部門 : Jaquet Droz, Charming Bird
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SPOTS部門 : Tudor, Pelagos
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芸術的クラフト部門 : Blancpain Villeret, cadran Shakudo
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ジュエリー部門 : Audemars Piguet, Diamond Punk
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ハイテック・レディース部門 : Fabergé, Lady Compliquée Peacock

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“Petite Aiguille”部門 : Habring2, Felix
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その他の各賞。

Revelation Prize: Laurent Ferrier, Galet Square

Revival Prize: Piaget, Extremely Piaget Double Sided Cuff

Innovation Prize: Antoine Preziuso, Tourbillon of Tourbillons

Jury’s Choice: Vacheron Constantin Reference 57260

Public’s Choice: Antoine Preziuso, Tourbillon of Tourbillons







我が陣営が無冠に終わったのは久々のような気がするが、新機構が好まれていた昨年までの流れからすると、やや意外な結果もあった。
ま、多くのブランドが原点回帰志向をみせた2015年らしい、ちょっとコンサバティヴな結果というな印象を受けたが。。。みなさんの予想とはどうだったろうかw。




さて、受賞したタイムピースは現在ロンドンのSaatchi Galleryに向けて輸送中で、
SalonQPの期間中、同ギャラリーに展示されることになっている。

















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by A-LS | 2015-10-30 17:32 | 時計いろいろ | Trackback | Comments(3)

秋の宴

陽の落ちるのもすっかり早くなり、これから年末まで様々な宴のシーズン。


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それに先駆けて・・・

”秋といえば”な食材を堪能。


つまり、前菜からメインまで、総てのお皿を・・・


BEFORE
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AFTER
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・・・・のようにしていただくという、旬にこだわる食通さまの宴にお招きいただきました。
有難や有難や。



で、最後はこんな感じでw





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美味しゅうございました。m(_ _)m



















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by A-LS | 2015-10-29 17:08 | GTG | Trackback | Comments(3)

おお~

秋のオークション・シーズンが佳境に入ろうとしている。



以下はアンティコルム・ジュネーヴ・オークションより

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20周年黒エナメルに比べるとかなりお買い得か?



今思えば、コレなんてジャストサイズでグッド・デザインでしたな。

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詳しくはこちらから。

http://data.antiquorum.com/eng/flip/2015_Nov_GV/

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by A-LS | 2015-10-28 05:38 | オークション | Trackback | Comments(0)

すごい休日

高名な時計ジャーナリスト広田氏から、世界的に高名な時計ジャーナリスト、ギズベルト・L・ブルーナー氏を囲む会のお誘いを受けた。

20名近くいたと思うが、ウォッチメイカーの方、ブランドの方、メディアの方、コレクターの方、とにかくみなさん生粋の時計馬鹿で(笑)、

非常に楽しい時間を過ごすことができました。

ブルーナー氏を挟んで、AHCI(独立時計師アカデミー)に籍を置くわが国最高の時計師ふたり、菊野氏と浅岡氏との3ショット。
これは貴重だ!

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ブルーナー氏にランゲのコレクターと紹介されたので(苦笑)、
「ランゲの懐中を持っている? デッドビートのやつとか? 私は持ってるよ、ムーブメントだけだけどね(笑)」なんてお話や、

初代PLMが発売された94年、ブルーナー氏はランゲのクノーテ氏に
「これは素晴らしい時計だから1本買おう」と言ったところ、クノーテ氏は
「それはありがたい。実はどうやって売ったらいいかさっぱり解からないので、50%引きでいいよ」と言われて、
「あの稀代の名機(PTケース)を半額で手に入れたのさ」なんて話を拝聴。


さらに、様々な方々と意気投合でき、またひとつ時計が楽しくなった次第。



・・・実はその前の昼の時間帯には、8月のオフ会で知り合った方と“懐中時計オフ”を開催して、
いろんなことをお願い&相談したり、すっごく楽しいわくわくな時間を過ごしていたので、一日中時計びたり。。。。



昨日の着用”裏”時計。

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皆さま、ありがとうございました。



















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by A-LS | 2015-10-26 17:36 | GTG | Trackback | Comments(0)

Lange31 秘話

最近、「実はランゲ31が気になっているんですよ」という話をよく聞く気がする。
少なくともこの3カ月で3人のランゲ・ユーザーからそのような意味の言葉を聞いた。


Lange31。2007年に発表された、31日巻という超ロングなパワーリザーブを備えた45.9mm径の大きな時計だ。

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もう8年も前のことになるのか。うーん、なにか懐かしい。

実はこのモデルの発売に関して、封印された秘話があった。
当時のランゲ本社の関係者もほとんど会社を去った今、もうそろそろそれを公表しても、時効として許されるかな(笑)。


2006年のこと、当時のランゲのCEOはファビアン・クローネ。彼は非常にオープンな人物で、その人柄を反映してかランゲの社風もとてもオープンで、翌年のSIHHの新作情報などもかなりの程度の情報を与えてくれたばかりか、その機構に対するユーザーサイドの意見を積極的に求めてきて、ある時はそういう会話が深夜にまで及ぶ時計論議に発展したりしたものだ。
しかし現在はというと、なにやら妙な秘密厳守令が敷かれている印象で、なんていうのか、”ともかく時計が好きで、良い時計を作り供給することがビジネスを超えた愉しみであり、そのためには労を惜しまない”というスタイルでユーザーと接してくれる時計業界人はホントに少なくなった気がする。
ま、それは余談として…、
2006年のファビアン・クローネは、次の新作が1ヶ月間(744時間)のパワーリザーブを持った時計であること、しかしそのために45mm以上の大きな時計になることを教えてくれた上で、「どう思うか」という意見を求めてきた。
最初は「31日間もの長期にわたって歩度を一定にできるのか」、「その仕組みはどうなっているのか」など、機構的・技術的な話で、その時に初めてルモントワール型のコンスタントフォースと強力なトルクを持つゼンマイを使って、31日のパワーリザーブを実現する仕組みを説明されたと思うのだが(笑)、ともかく185㎝ものゼンマイが香箱2つに収納され(計3m以上!)、そのパワーが1ヶ月間の動作を確保しているらしい程度にしか、その時は理解できていなかったと思う。

で、ここからが初公開となる話なのだが・・・
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次にファビアンは販売方法のアイデアを口にした。
「実はこのランゲ31を、31個のリミテッド・エディションにしようと思っている…」と。

しかもそれは単なる限定時計のアイデアではなかった。

大まかに説明すると、こういうことだった。
初年度に限定数31個をデリヴァリーし、31名のユーザーにそれを一年間使用してもらう。
そして一年後その31人に、使用感や使ってみて感じた問題点など、時計のレポートを出してもらう。
このレポート提出はイベント化され、31人のユーザーはグラスヒュッテに招待される。
そして、それら31人のユーザーの意見を機構に反映させたうえで、31本の初号機とはデザインが微妙に異なる”修正ランゲ31”が、その後に一般発売される、というものだった。

それまでは、”自分には大きすぎる”という理由で所有するという発想はなかったのだが、この話を聞いた時、まだグラスヒュッテに行ったことがなかった自分は気持ちが大いに揺れたのを覚えている(笑)。

結局このアイデアはボツになったのだが、おそらくこのような新機軸だらけの時計を年間に31個も作る算段が付かなかったか、各国CEOから「とても31人に絞ることができない」と反対されたか、その辺りの理由が濃厚と踏んでいるが、その真相や実情もファビアンの失脚とともに今となっては藪の中である。

かつてのファビアン在籍時のランゲは、様々な職責のスタッフが、かなり頻繁に各国ディーラーと接触を持ち、ユーザーの声を集めていた。
わたしも東京を訪れた本社スタッフに会うたびに「どんな時計が欲しいか?」「○○○(発売モデル)をどう思うか?」と、繰り返し尋ねられたものだ。
このランゲ31の秘話は、常にユーザーの声を聞き尊重するという、そういうランゲの物づくり精神の集大成みたいなエピソードだが、今となってはもはや懐かしいエピソードでもある…。

2015年のランゲは2007年のランゲよりもビジネス的には成功しているのかもしれないが、勘違いしてはいけないのは、それは2015年のスタッフが優れているからだけではないのだ。様々な声に耳を傾けてきたランゲと、常に期待を上回る発想とクォリティーを届けてきたランゲの過去20年があっての成功であり、現在のスタッフの力量はむしろ数年後のランゲの成功に結びつかなければならないのだと思う。

ひとつ付け加えておくと、
このところ日本だけでなく、海外でもランゲ31を見直すような記事や文章が、よく見られる。
その一例として、ドイツの時計サイトluxifyの10月22日付記事を挙げておく。なかなか解かりやすく簡素にまとまっているので参照されたい。




さてさて、


そして話はまた冒頭に戻るのだが・・・



わたしが聞いた「実はランゲ31が気になっているんですよ」という3人のランゲ・ユーザーのその後であるが、





3人ともが・・・・、













凄い機構なんだけど・・・
やっぱ、大きすぎるんだよね~」









という結論であった、とさ!!!








ふむ。
勿論わたしも同感である(笑)。



















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by A-LS | 2015-10-24 00:59 | ランゲ&ゾーネ | Trackback | Comments(8)

クロノグラフ

※10/23、アポロ13号関係の動画を差し替えました。



クロノグラフは機械式時計の“華”である。


時計のムーブメントをその裏側から見つめ、そこに組み合わされた金属パーツを美しいと感ずるか否か。
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大袈裟に言えば、人類はここで2つのタイプに分類されると言える(笑)。


その際、精密機械としての時計のムーブメントを最も美しく見せるのは、複雑に湾曲したクロノグラフパーツであり、もしもそれらを美しいと感じられるのならば、あなたにとっての機械式時計の魅惑的世界は、まだまだ延々と、限りなく広がっていくことだろう!

しかし現在のアジアのユーザー、特に中国市場においては、クロノグラフはほとんど使わない機能として、あまり好まれないと言われる。
有名ブランド各社が、この“あまり使われない機構”に、なぜこれほどの技術力と開発費を注ぐのか。それはたぶん、クロノグラフが機械式時計の端的な美観の象徴であると同時に、機械式時計におけるクロノグラフの歴史に内包された多くのロマンが、時計人の”血”を突き動かすからのような気もする。

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19世紀の半ばにクロノグラフという任意の時間を計測する複雑な機能が案出され、やがてそれが懐中時計に備わるまでのストーリー。
さらにそれを腕時計に載せるためには、それぞれのパーツを小型化する必要があったが、当時殆ど手造りであった部品製作の技術ではそれは不可能と言われた。
職人たちはいかにしてその難題を超越していったのか、また、精度を出すために、壊れにくくするために、安価にするために、技術者がどれだけの知恵を絞ったのか、それらはどれも書籍一冊を費やしてもまだ足りないくらいのストーリーを秘めている。

さらにニ度の世界大戦を経て、クロノグラフはますます必須の機能となった。航空機の時代、文字盤に新たなメーターを加えることで、複雑な計算尺の役割をも果たしたのだ。位置と方位、燃料と時間、音と距離、そしてドクターには脈拍も計測可能とした。

やがてクロノグラフは航空機から宇宙飛行へと飛躍する。
過酷なテストをクリアし、NASA(アメリカ航空宇宙局)の唯一の公認クロノグラフとなったオメガのスピードマスターは、アポロ11号のパイロットとともに月面に降り立った最初の腕時計となった。
また、オメガのスピードマスターとアポロ計画の偉大なエピソードとして忘れることができないのは、1970年に月に向かったアポロ13号である。機は酸素タンクの爆発という大事故に見舞われ、電気系統に致命的な損傷を負い、地球への帰還軌道から外れつつあった。このまま軌道がズレれば、永久に宇宙を彷徨い続けるか大気圏にぶつかり燃え尽きてしまう。生還のチャンスはただ一度、指定された時間に正確に14秒間だけエンジンを噴射して軌道を修正することだった。






しかし自動誘導システムが破損していたため、その14秒は手動で計るしかなかった。そんな状況下、宇宙飛行士が持っていた計測手段はただひとつ、オメガ スピードマスター クロノグラフのみ。アポロ13号のクルーたちはそのクロノグラフ機能の14秒に、自らの生命と運命を託したのだ・・・。










時々ふと考える。


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自分がいちばん好きな時計の機構ってなんだろうか・・・、と。











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by A-LS | 2015-10-22 02:03 | 時計いろいろ | Trackback | Comments(2)

ビッグベンは重症!

ビッグベンといえばロンドンにある有名なウェストミンスター宮殿(英国国会議事堂)の時計台 だが、その鐘の音は現代のリピーター愛好家にとって、4ゴングのお手本であるウエストミンスター・カリオンの元祖として敬意を払われている(笑)。

毎日正午に奏でられるビッグベンの鐘は4つのゴング(音階)を組み合わせたもので、日本でも学校などで聴かれるチャイムのメロディの基ともなった。
正式曲名「ウエストミンスターの鐘」というそのメロディー、イギリスの公共放送であるBBCは正午の時報を今でもビッグベンからの生中継で伝えていたり、イギリス議会の公式HPには鐘の音のMP3をダウンロードできたりもする、イギリスでは非常に特別な存在なのである。

そのイギリス議会のダウンロード・サイトがコチラ(↓)。ぜひチャイムを聴いてほしい。

http://www.parliament.uk/about/living-heritage/building/palace/big-ben/anniversary-year/downloads/



さてそのビッグベンだが、通常はサマータイムの切り替え日に振り子を止めて時間調整とオバーホールを同時に行い、あとは週3回の定期検査を行うことで、156年間正確に動き続けてきたのだが、今年の夏、正午の鐘の鳴り始めに6秒の誤差が生じて、BBCの時報が大混乱するという事件がおこった。
早速、複数の腕利きの時計技師が修理に向かったのだが・・・
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※修理の様子「時事ドットコム」より

そのうちのひとりイアン・ウェストワースさんは、
「156歳の時計だからね。たまに少し機嫌を損ねる時もある。やつはちょっと気難しい。自分の車を毎日24時間、156年にわたってずっと走らせ続けることを想像してみて」と語ったという。
以下、記事参照(↓)
http://www.jiji.com/jc/a?g=afp_all&k=20150826033164a

「旧1ペニー硬貨を振り子に取り付けたり取り除いたりして、時計の調整をする。」というのが非常に興味深いが、
もともと、振り子の微調整は、その上に乗せられた古いペニー硬貨によって制御されているのだという。




こうして鐘の鳴り始めの遅れなどは修正されたのだが、”針の不具合”など、156年という老朽化に対しての抜本的な修理費用に、日本円で74億円かかるということが判明した。
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20151020/k10010275541000.html


CNNによれば、時計の短針の長さは2.7メートル、砲金製で重さ300キロ。長針は長さ4.2メートル、銅製で重さは100キロ。それが塔の4面あるから重さは4倍。その”時計の針と振り子の背後の軸受けの部分に問題があり、すぐにでも修理しなければ、いつ時計が止まったり、針が落下したりしてもおかしくない状態”で、それらの修理費用は54億円で期間は4か月かかるとのこと。
http://www.cnn.co.jp/fringe/35072186.html


同じくyahooのニュース
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20151020-00000006-jij-eurp







54億にしろ74億にしろ、修理にそれだけかかるとなると、
世界一高価な時計はP社のじゃなく、こちらと言えるのかも。。。















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by A-LS | 2015-10-20 12:50 | 時計いろいろ | Trackback | Comments(0)

いただきもの

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いただきもの。
開けてみると・・・・








シュタイフのテディ・ベア、


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F.A.ランゲ、
200周年ヴァージョン。



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時計は自前(笑)。




で、20周年と200周年で、2匹になった!!


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ニヤリ。。。。


























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by A-LS | 2015-10-19 21:27 | ランゲ&ゾーネ | Trackback | Comments(4)

F.A.Lange生誕200周年記念 エクスクルーシブ・ディナー

いただいた招待状によれば、

「F.A.Lange's 200th Birthday Jubilee
F.A.ランゲ生誕200周年記念
A.ランゲ&ゾーネ東京 エクスクルーシブ・ディナー」

という長い名前のディナー・イヴェントで、

「A.ランゲ&ゾーネならびにザクセン機械式時計の祖であるF.A.ランゲの人生に思いを馳せながら、この特別なアニバーサリーを皆さまとともに分かち合いたいと存じます」という趣旨が書かれていたが、実のところはアドルフさん200歳よりも、香港Watches&Wonders発表新作を非常にクローズドに見る会だった。

ツァイトヴェルク・ミニッツ・リピーターが”木偶(モックアップ)”だったので、注目はこの2本。

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1815クロノについてはもう何度か書いたので・・・

ハニーカラー1815の文字盤、セールスポイントとされている「シルバーグレイン加工」の地肌を拡大してみた(画像右)。
1920年代のアールデコの頃の時計の文字盤によく見られる風合いで、エナメル文字盤が廃れて金属文字盤の時代となる先駆け的な加工。
あとは久々にダイヤ巻無しで登場したリトル1のMOPの2モデルと、サクソニア37mmのグレー文字盤。

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お料理は素晴らしかったです。
会場の展示全体はこんな雰囲気で・・・


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最後はご出席の方々の御時計でこんな感じに。。。。


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お疲れさまでした。
















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by A-LS | 2015-10-18 11:36 | ランゲ&ゾーネ | Trackback | Comments(1)

直線上のランゲ

PC内のストックフォトを整理していたら、懐かしいものが。



トゥールボグラフ。

ブルースチールの艶に目が行くが、
クロノ・ハンドのその下にはゴールドのラトラパンテ針がピッタリとかさなるように隠れている。


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当然、クロノ・ハンドとラトラパンテ・ハンドの尾の菱形も完璧に重なって、
その菱形の窓の中ピッタリにトゥールビヨンの軸受けのダイヤが、3Dの直線上に並ぶ。

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美しい・・・。



いくら工作機械が進歩しようとも、美的感覚を備えた熟達した時計師が、そのプライドと時間とをかけなければ、機械を工芸に高めることはできない。

美しさという感覚が、個々で異なるのは当然だけれども、「工業製品としての時計」と「工芸品としての時計」、両者の隔たりには無限にも近い差があることを感覚的にわからなければ、機械式時計の真の美は愉しめないと思う。









明日またそれを確かめに行く。













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by A-LS | 2015-10-16 09:28 | ランゲ&ゾーネ | Trackback | Comments(2)