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three shot at SIHH

SIHHで印象に残った3ショットから、3枚を選びました。







まずは・・・

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アイコニック・ピースの3色そろい踏みショット。
何も変わっていないようで、実は、現行ランゲ&ゾーネの最善を搭載した3本として。









そして・・・
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ツァイトヴェルクの貴重なファミリーショット!
左から、ストライキングタイム、ミニッツリピーター、ハンドヴェルククンスト。








最後に・・・・・








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SIHHならではの、貴重な3ショット!!












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by A-LS | 2015-01-25 12:35 | ランゲ&ゾーネ | Trackback | Comments(0)

【プレスシート④】~ダトグラフU&D+ダトグラフ・パーペチュアル

これらを"新作"と呼ぶのはどうなんでしょう(笑)?


ま、とりあえず、以下、
※「ランゲ&ゾーゲより発行のプレスシート」掲載します。




ダトグラフ・パーペチュアル
ホワイトゴールドとグレーのコントラストも鮮やかな、気品あふれる永久カレンダー搭載クロノグラフ

ホワイトゴールド無垢のケースに好対照をなすグレーのダイヤルを納め、フライバッククロノグラフと永久カレンダーを搭載するダトグラフ・パーペチュアルが格調高く印象的なデザインで登場。

「真実の色はグレーである」とは、ノーベル文学賞を受賞したフランス人作家のアンドレ・ジッドの言葉です。おそらく、その色調が持つ対比を弱める作用と、威信を感じさせる雰囲気をそう表現したのでしょう。
その二つのイメージを反映させたのが、ホワイトゴールド無垢のケースにグレーのダイヤルを納めたダトグラフ・パーペチュアルの新バリエーションです。
2006年に発表されたこの時計の名前には、フライバッククロノグラフに永久カレンダーを組み合わせるという独創的なアイデアが込められています。すべてのクロノグラフ機能をほとんど狂うことなく作動させるために考案されたコラムホイール制御機構、常に明確に計測時間を読み取れるプレシジョン・ジャンピング・ミニッツカウンター、タイム計測を中断し間髪を入れずに新しいタイムを計測できるフライバック機構という、難易度では最高とされる三つの機構を統合し、極めて高精度のタイム計測を実現します。

永久カレンダーは日付・曜日・月・うるう年を表示し、緻密な計算に基づいて設計されているため2100年になるまで日付を修正する必要はありません。メイン調整プッシャーを押せば、カレンダーのすべての表示要素を同時に一斉に進めることができます。さらに、カレンダー表示要素を個別に修正するための埋め込み式プッシャーも付いています。

ダークグレーのダイヤルには各表示要素が明晰に映え、金色の星々が散りばめられた群青のムーンディスクが殊の外くっきりと浮かび上がります。2010年からピンクゴールドモデルに採用されているコントラストに富んだデザインを一層引き立てるのは、ゴールドロディウム仕上げのバーインデックスと時/分表示です。計測したタイムを5分の1秒単位で指すブルースチールのクロノセンター針と同じ素材を分針と秒針にも採用し、サブダイヤルのロディウムの明るい色調と鮮やかな対照をなすように仕上げました。ムーブメントを構成する部品は556個。その工芸装飾にも、複雑機構を作るだけでなく美しく仕上げる術も心得ているA.ランゲ&ゾーネの職人たちの技が冴えわたっています。

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※以上、引用終了

冒頭でアンドレ・ジッド(昭和世代はアンドレ・ジイドですね、「狭き門」を書いた人)からの引用は驚きましたが、その言葉の意味は、「この世には完全に”白”や”黒”と断言できるようなことはない、というニュアンスで、彼の別の名言”真実を探している者を信じよ。真実を見つけたものは疑え”につながるものですが、ま、それは置いておいて、個人的にこのダトパーペはもっと評価されてよいモデルだと思います。
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でも、どうせ新作の扱いをするのなら、今回のようなダイヤル(それもインデックスのみ)の変化ではなく、ケースデザインなどにももう少し手を加えて、たとえば1815UP&DOWNに加えたような洗練さを持ち込むなどして、パテック・フィリップの5970や5270を凌駕する作品として再提示して欲しかったなぁ。
裏スケから覗く詰まり具合は、まるで海賊船の話に出てくる宝箱を開けた瞬間のようで、文句なく素晴らしいです(笑)。
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続けてダトグラフUP&DOWNをやっつけておきます。


以下、
※「ランゲ&ゾーゲより発行のプレスシート」です。


ダトグラフ アップ/ダウンをピンクゴールドモデルで
正統派クロノグラフが新素材で登場。
ダトグラフ アップ/ダウンの誕生から3年を経て、シルバー無垢製のブラックダイヤルをピンクゴールドケースで包み込んだ新バリエーションが生まれました。



2012年に発表されたダトグラフ アップ/ダウンは、コラムホイール制御方式、プレシジョン・ジャンピング・ミニッツカウンター、フライバック機能を一つのムーブメントに納めるというかつてない明快な設計と構造で、クロノグラフの模範となりました。美しいのはムーブメントだけではありません。ランゲ独自のアウトサイズデイト、シルバーのスモールセコンドとミニッツカウンターが三角形を描くように配置されたダイヤルにも、審美性が漂っています。
モデル名の「アップ/ダウン」は、A.ランゲ&ゾーネ独特のパワーリザーブ表示「AUF/AB」(ドイツ語でUP/DOWN)を搭載することに由来しています。「AUF(アップ)」は完全に巻き上げた状態で60時間のパワーリザーブがあることを示し、「AB(ダウン)」は香箱のゼンマイがほどけて動力がなくなったことを示します。ピンクゴールドの矢印が赤色の領域を指すと、巻き上げが必要という印です。

シルバー無垢製のブラックダイヤルは、直径41ミリの18Kピンクゴールド製ケースに包み込まれ、夜光針とピンクゴールド製バーインデックスはデザインの一貫性を明晰に感じさせます。
サファイアクリスタルのシースルーバックからは、例えば高精度の計時を約束するプレシジョン・ジャンピング・ミニッツカウンター、クロノグラフ機能を制御するコラムホイールをはじめ、数々の機構が作動する様子が見えます。
自社製キャリバーL951.6は451個の部品で構成され、その中には素材の表面をそのまま生かした洋銀製の4分の 3プレート、手作業で丁寧に仕上げた装飾、ハンドエングレービング入りテンプ受け、4石のビス留め式ゴールドシャトンも含まれます。これらはすべて、A.ランゲ&ゾーネの品質を約束する特徴としてよく知られています。この華麗なキャリバーも、A.ランゲ&ゾーネが有する優れたクロノグラフ開発技術力の証左の一つです。

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※以上、引用終了


もともとのダトグラフ時代から、このPGケース+黒ダイヤル・コンビの評価は高かったので、今回のダトグラフUP&DOWNの新ヴァージョンがカッコ良いのは当たり前なのです。

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確かにほれぼれする雄姿・・・・ですが、これら”マイナーチェンジ組”に目を奪われてしまうと、今年のランゲ新作の本当の意味が、逆に薄まってしまうような、もしくは見えづらくなってします気がするのです。アドルフ・ランゲ誕生から”200年目”に生まれ変わった”デヴュー20年目”のLange1の、たとえば輪列図解を示して、ランゲがどれほどマジで真面目な時計機械を組んでいるか、“もの創り”という面においてこのブランドの真髄はどこら辺にあるのかを、今こそもっと訴えるべきではないかと思う次第です。

ちゃんとしていることを、ちゃんと訴える。このシンプルさこそがドイツ時計の孤高、ランゲの強さであり、その進むべき道だと信じます。


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by A-LS | 2015-01-24 18:37 | ランゲ&ゾーネ | Trackback | Comments(0)

【プレスシート③】~Saxonia Family 3models 実機画像+スペックシート

ランゲ工房の創立記念日にあたる昨年の12月7日に、Pre-SIHHモデルとして公開され、
すでにプレスシートも既報ですが、今年のSIHHで生まれ変わった3モデルのサクソニアを改めて紹介します。
基本的にはダウンサイジング&それによるデザインの変更というマイナー・チェンジではありますが、とりあえず、ランゲさんより入手したスペックシートとともに実機画像を掲載します。

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センターの2本がデュアルタイム。右の2本がサクソニア。そして左の2本がサクソニア・オートマティック。
ユニセックスを意識したサクソニアの35mmに対し、残りの2型は、偉大なLange1と同寸の38.5mmとなりました!
特にデュアルタイムは、”A.Lange&Sohne”というロゴ位置も、草創期サクソニアがそうだったセンターに戻り、かつてのちょっと間延びしたイメージが消え、引き締まった表情となりました。






※以下、文章は「ランゲ&ゾーネ、プレスシートより」部分的に引用しています。


新しくなったサクソニアは、シンプルで繊細な輪郭を際立たせるために、ミニマムで且つ効果的なアクセントを配置しています。ダイヤルの縁に限りなく近づけたインデックス(正時のインデックスおよび3、6、9、12時位置に配されたアプライドインデックス)がそれです。分目盛のブラックインデックスも若干長めになり、明快なデザインを印象づけるのに一役買っています。


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サクソニア・オートマティック、サクソニア・デュアルタイムのスモールセコンドでは、10秒ごとの長めの秒目盛に数字を添えました。
すべての変更点は、視認性を向上させ、時刻を間違いなく読み取れるようにするための工夫です。
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※引用以上。



就任以来、モデルのライン化ならびにその位置づけの明確化を推し進めてきた感のあるシュミット体制において、サクソニアのエントリー・ライン化がこれで完成されたといえるのではないでしょうか。

つまり・・・

サクソニア=エントリー~ミドルライン
1815=ミドル~ハイエンドライン。「ヒストリカル・ピース」
リヒャルト・ランゲ=ミドル~ハイエンドライン。「計測・観測時計オマージュ・ピース」
Lange1=ミドル~ハイエンドライン。「アイコニック・ピース」
ツァイトヴェルク=ハイエンドライン。「デジタル」
ダトグラフ=ハイエンドライン。「クロノグラフ」


現時点ではこのようなイメージでしょうか。



ま、今回、個人的には今まであまり気にしてこなかった(すんません~笑)、「サクソニア・デュアルタイム」が、なかなか好印象となりました。











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by A-LS | 2015-01-24 14:04 | ランゲ&ゾーネ | Trackback | Comments(0)

【プレスシート②】~Lange1

ランゲ最大のアイコニック・ピースであるランゲ1。
復興ランゲ&ゾーネの象徴として数々の派生モデルも生み出してきたこの偉大なる時計が、アドルフ・ランゲ生誕200周年にあたる今年、完全なリニューアルを遂げました。

わたし自身、そんなことは起こらないと信じてはいますが、万が一、ランゲ1がディスコンにされたり、または妙な改変を加えられるようなことがあった際には、ランゲ・ファンであることを考え直そうと心に決めていますので(笑)、このリニューアルには非常に注目いたしました。


とりあえず、ランゲさんより入手した報道用資料を全文掲載いたしましょう。


※以下「ランゲ&ゾーネ、プレスシートより引用」


ブランドの象徴的モデルに新キャリバーを搭載


1994年以来、A.ランゲ&ゾーネの象徴となっているランゲ1。我々にとって、12世紀イングランドのマグナカルタ(大憲章)のように、自由な価値観を持って歴史を塗り替えるという偉業を成し遂げた意義深いモデルです。 そのランゲ1が、満を期して自社製ヒゲゼンマイ採用キャリバーを搭載し、歴史的な第二章をスタートすることとなりました。A.ランゲ&ゾーネの製品開発チームにおいては、新モデル開発にあたって暗黙の了解がありました。それは、ランゲ1が持つ唯一無二のデザイン性をいささかも損なうことなく継続することです。


ランゲ1がデビューしたのは1994年10月、A.ランゲ&ゾーネの復興初コレクション発表会でのことです。
ドイツ・ザクセン地方に蘇ったマニュファクチュールは斬新なデザイン、優れた機能性、手仕事による仕上げで、変化を厭わない勇気と伝統を重んじる姿勢を示しました。ランゲ1はまず時計愛好家やコレクターの間で評価され、やがてトレンドを牽引する存在となり、今では代表的モデルに数えられるようになりました。

自社開発50個目の新キャリバーを搭載した新モデルの登場で、今では15モデルを擁するランゲ1ファミリーの新たな一章がスタートします。その一方、すっかり定着したダイヤルデザインには何ら変更を加えていません。

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外観に見られる唯一の変化は、ごくわずかに細くなったベゼルです。従来と同じ直径38.5ミリのケースでありながら、時計が一回り大きく見えるのはそのためです。
アウトサイズデイト表示とよく目立つパワーリザーブ表示を配したおなじみのオフセンターデザインのダイヤルの下には、新型の手巻き式ムーブメントが納められています。そのキャリバー L121.1は、25年の歳月をかけて培った経験に基づいて開発され、A.ランゲ&ゾーネの技術が進化し続けていることを示すものです。


新しいムーブメントにはいくつか、変化が見られます。深夜零時を境に日付が進む瞬転式アウトサイズデイト表示。この日付を切り替えるための動力は、何時間もかけてゆっくりと蓄えられていきます。ランゲ1新モデルはさらに、偏心錘付きテンプと自社製フリースプラング式ヒゲゼンマイを備えた脱進機構を搭載しています。そのテンプ受けの下でテンプが、今までと同じように一時間に21,600回振動します。パワーリザーブ72時間を誇るツインバレルも健在です。

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シースルーバックのサファイアクリスタルからは、A.ランゲ&ゾーネの品質を物語る特徴のすべてを見ることができます。
グラスヒュッテストライプ仕上げの4分の3プレートもその特徴の一つです。これは素材の表面をそのまま生かした洋銀製で、一世紀半前にも懐中時計の高価なムーブメントを守っていた伝統的な要素です。
職人の手焼きによって青く染められたビスで留めた8石のゴールドシャトンが、このプレート上に美しく映えます。

新ランゲ1のケースとダイヤルのコンビネーションは今までと同じ、イエローゴールドとシャンパン、ピンクゴールとシルバー、プラチナとロディウムの3種類です。

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以上:引用終了※

つづいて、ティノ・ボーベ部長のプレゼン動画を。





さて、冒頭のような相当の決意をもってこのリニューアル・ランゲ1に対峙したのですが、
結論としまして、現時点ではランゲ・ファンを辞める必要はないようで(笑)、いまはとても好意的にみていられます!

整理してみましょう。
まずは外観ですが、デザインはほとんど同じに見えますが、新旧を比較すると新Lange1のベゼルが直径で0.5mm、つまり両端で0.25mmずつ細くなって、結果として、ロゴなどの文字盤の外周文字が0.3mm外周寄りに移動しました。
写りの悪い画像で恐縮ですが、比較するとこんな感じです。

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右が旧型、左が新Lange1です。違いはほとんどわからないです。
ちなみに、新型は厚みも0.2mm細くなっていますが、これまた比べても全く分からない程度の改変です。

さりげない変化として、PGケースのミドル・シリンダー部分にもヘアラインの艶消し仕上げが施され、3色のケース仕上げが統一されたことで、今まで以上に洗練された佇まいを見せてくれます。
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そして次にムーブメント部分ですが、ここには目立った大きな変化が加えられました。
自社ヒゲを採用することを前提に、基本的にはほとんど1から設計をし直したようです。おそらくアウトサイズデイトの瞬転機能を搭載する利便性のためと思われますが、輪列位置を左右入れ換えているようです。


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ムーブメント裏の比較です。
左が新型、右の見切れていないほうが旧型。リューズ位置は同じ方向にあるのに、フリースプラングを付けひとまわり大きくなったテンプ位置が完全に逆転しているのがわかります。そのため、ランゲ・ウッチの大きな特徴であるハンドエングレーヴ入りのテンプ受けが覗くことのできるブリッジの開口部も大きくなりました。
かつての旧型ムーブは、「実は4分の3プレートじゃなく、5分の4プレートだ」などと陰口をたたかれてきましたが(笑)、この新Lange1で、ついに真の意味での4分の3プレートを獲得したことになります。

この大きな変化によって、これまでの20年間、L901.”x”という微調整を表す枝番で処理されてきたランゲ1(と一部そのファミリーを含む)のムーブメントは、ついに新たなキャリバーである、L121.1(2012年に製作着手した1番目のムーブメントの初号機という整理番号)へと進化したのです。

そしてさらにこのムーブメントの新生を祝福するためにランゲ&ゾーネは、50個目にあたる自社開発ムーブという、メモリアルな位置づけも用意しました。

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そしてこれまたさりげなく、1815UP&DOWNのリニューアルの際にもそうだったように、ゼンマイが解け切ったときに秒針が必ず「0」位置で停止するという、しっかりと組み上げられたムーブメントでなければ成し得ない特徴が採用されています
それは、自社ヒゲを組み込んだことによって追い込むことが可能になった実にマイスター的なこだわりの仕事であり、つまりは、良い時計を作るうえでの当然の結果でもあります。そしてこのことはプレスシートにも触れられることなく、ランゲの矜持として新生Lange1へ静かに注がれています。

これによって旧Lange1はすべてディスコンとなります。
でも、何かそれはそれで惜しいので、『200周年だからこれを「Lange200」という名にして、旧Lane1をしばらくカタログに残しておくっていうのはどう?』という提案をしてみたのですが、ティノ・ボーベ部長に笑って却下されました。




”最新”にして”細心”の改良が大胆に加えられたムーヴメントを得た新Lange1。
これまでの20年がそうだったように、これから先の20年も、Lange1はランゲ&ゾーネの象徴であり続けるでしょう。













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by A-LS | 2015-01-23 02:31 | ランゲ&ゾーネ | Trackback | Comments(6)

SIHH 2015~ランゲ・ブース

現在開催中の第25回SIHHにおけるランゲ・ブースの模様がUPされました。




恒例の巨大”展示時計”、今年は当然「ツァイトヴェルク・ミニッツリピーター」です。

フェイスブックにもリンクされているので、ご覧になった方も多いとは思いますが、そのイメージ動画もついでにどうぞ。






また、4分以上にわたるデ・ハース部長の「ツァイトヴェルク・ミニッツリピーター」プレゼン動画を、前回投稿記事の補足として、追加で貼りましたので、よかったらご覧ください。
リピーターがゴングを打っている間に、60秒をまたいで時間が1分過ぎてしまった場合、この機械がどのように対応するか実見できます!


予告したランゲ1のプレスシート、只今準備中ですので、今しばらくお待ちください。







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by A-LS | 2015-01-22 23:08 | ランゲ&ゾーネ | Trackback | Comments(0)

【プレスシート①】~ツァイトヴェルク・ミニッツリピーター


※1/22付でランゲ&ゾーネがUPした動画を追加しました。



今年のランゲ新作中、文句なしのハイエンド・ピースである「ツァイトヴェルク・ミニッツリピーター」。
いわゆる通常のリピーターのイメージでは括りきれない新たな機構が随所に施されており、とても興味深い作品となっております。

とりあえず、ランゲさんより入手した報道用資料を全文掲載いたしましょう。


※以下「ランゲ&ゾーネ、プレスシートより引用」


時の新しい響き-A.ランゲ&ゾーネ初の十進ミニッツリピーター


ハンマー打ち機構を搭載する腕時計の中の最上級モデル「ツァイトヴェルク・ミニッツリピーター」は、瞬転数字式時刻表示機構と十進ミニッツリピーターを明晰なデザインに融合させるという、時計技術上の困難に新たに挑戦した成果です。


A.ランゲ&ゾーネが、正時、正10分および正分の音色を組み合わせて時刻を知らせるリピーター機構を初めて搭載したツァイトヴェルク・ミニッツリピーター。このモデルは、ボタンを押せばいつでもデジタル式の表示時刻を正確に音で奏でます。正時を低音、正10分を重複音、そして正分を高音で知らせます。

A.ランゲ&ゾーネの設計チームはツァイトヴェルク・ミニッツリピーターを開発するにあたり、時刻を針で表示するのではなく、1枚の時ディスクと2枚の分ディスクで表示するという瞬転数字式表示機構の基本原理を応用しました。表示機構に接続している3本のレバーで正時、正10分、正分を別々に読み取って時刻を打ち鳴らします。

ツァイトヴェルク・ミニッツリピーターにはハンマーの操作部品として、広く使用されているスライダーではなく技術的に難易度の高いボタン機構を組み込みました。
一点の曇りもない響きを創り上げるには、ムーブメントとケースの調整作業に細心の注意力が要求されます。音感の鋭い時計師が、手作業で耳を頼りに、ふたつのゴングそれぞれが美しい和音をなし、長い余韻が残るようになるまで調整を繰り返します。


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微に入り細を穿つ

771個もの部品をムーブメントに組み立て、すべての機構がスムーズに連動し、長期的に正常に機能し続けるようにするには、数え切れないほどの作業工程と厳密な共鳴音の調整が必要でした。操作を間違って機械全体にダメージを与えることがないよう、誤操作防止措置も施しています。ハンマーの作動中に時計を調整すると機構が干渉し合うおそれがあるため、チャイムが鳴る間はリューズを引き出せないようにしました。巻上げに関与する輪列は、リピーターが鳴っている間、リピーターを駆動する角穴車から切り離されるようになっています。この切り離しによって、ハンマー作動中に巻上げ輪列がリューズと一緒に回転して動力を消費するのを防ぐのです。そのため、数字ディスクもチャイムが完全に鳴り終わるまで進みません。例えば最も打ち鳴らし回数の多い12時59分には、チャイムが鳴り終わるまでに約20秒もかかりますが、その間、時分を表わす数字ディスクは動かないということです。こうして、どんな場合でも表示時刻とリピーターが奏でる時刻がぴったりと一致するのです。

打ち鳴らし動作が終了するまで邪魔されることがないように、不要に時計を止めることがないように、パワーリザーブ残量が12時間以下になると、リピーターが作動しなくなります。パワーリザーブ表示の赤色の領域がそれを示します。このモデルのパワーリザーブは最大36時間ですが、ゼンマイが角穴車を動かし、それによってリピーターを駆動する仕組みになっているため、時刻を奏でる回数とその打ち鳴らしにかかる時間によって実際の駆動時間が変動します。
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偉大なる伝統の新しい顔


視認性の良さを誇るツァイトヴェルク・ミニッツリピーターは、デザインの明晰さにおいて妥協を許しません。
パワーリザーブが持続する間、特許技術の動力制御メカニズムが一定のトルクを供給し続け、一分ごとに数字ディスクをきちんと進めます。ツァイトヴェルク・ミニッツリピーターの心臓部は、細心の注意を払いながら手作業で無数の工程を経て仕上げられた自社製キャリバーL043.5。ハンドエングレービング入りテンプ受けの中で、フリースプラング式ヒゲゼンマイを備えた脱進機構を備える偏心錘付きテンプが1時間に18,000回振動します。

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ケース直径44.2ミリのこの時計は、プラチナモデル限定です。シルバー無垢製のダイヤルにはロディウム仕上げを施しました。
ブラックのロディウムコーティングを施した洋銀製のタイムブリッジは、横一列に配置された時と分の表示窓をくっきりと浮き上がらせます。

2本のスチール製ハンマーをブラックポリッシュで仕上げ、スモールセコンドの両脇に見えるように取り付けました。左ハンマーは正時を、右ハンマーは正分を打ち鳴らします。正10分の重複音は、左右のハンマーが時間差を付けてゴングを叩いて鳴らします。

ツァイトヴェルク・ミニッツリピーターは、ツァイトヴェルクシリーズで2つめの音を奏でるモデルです。
A.ランゲ&ゾーネにおいて、またひとつ革新的な時刻表示コンセプトが生み出されました。

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以上:引用終了※



ということですが、多少わかりづらい部分もあったと思いますので、少し補足しておきましょう。

まず第一のポイントは、10分単位で時を告げる十進ミニッツ・リピーター、いわゆる「デシマル・リピーター」という機構です。
懐中時計での実例はいくつか知られていますが、腕時計での採用となると、過去には独立時計師のカリ・ヴティライネン、そして我が国SEIKOの「クレドール・スプリングドライブ・ミニッツリピーター・ソヌリ(戦国時代から連なる兜職人の明珍の”おりん技術”とコラボしたというアレですね!)」以来、たぶん3~4例目ではないでしょうか。
通常の時計の多くが60分をサークルで表現するのに対し、数字ディスクで時を表示するツァイトヴェルクにとって、これは非常にふさわしい表現方法に感じますが、意外なことに、「ツァイトヴェルクのリピーターを考案する過程で採用されたのではなく、他にはないリピーターを作ろうとまずデシマル・リピーターを研究、そしてその後にそれを搭載するにふさわしい機種としてツァイトヴェルクが選ばれた(ティノ・ボーベ談)」というプロセスだったらしいのです。


次のポイントとしては動力面があげられます。このリピーターの姉妹機ともいえるツァイトヴェルク・ストライキングタイムにはルモントワールやデジタルディスク表示など、見るからに機械が詰まっていたわけですが、それとまったく同寸法のケースを採用しつつ、さらにそこにリピーターを搭載したこのリピーターには、もはや余分なスペースがまったく取れず、結果として、リピーター用の動力も主動力輪列の角穴車から得ているという点です。

ここで注意すべきことは、時計自体がフル巻きで36時間のパワーリザーブを持っていたとしても、オーナーが短時間のうちに連続してリピーターを鳴らし続ければ、動力源は時計部分と同じなので、あっという間にパワーリザーブを失うということです。
もしもリピータ―の作動中にパワーがゼロになった場合、重大な故障の危険が生じますので、パワーリザーブが12時間を切るとリピータに自動的にブロックがかかる設計になっています。(上のリザーブ部分の拡大写真の赤いドットが12時間位置を示しています)。

プレスシートにもありましたが、この時計の画期的点が、リピーターと時分ディスクとの関係です。
リピーターが常に時計の表示時間分のゴングを打つのは当然ですが、たとえば、11時56分55秒くらいにリピーターを作動させた場合、ハンマーがゴングを打っている最中に時間は確実に11時57分となってしまいます。そのときこの賢い機械は、11時56分(低音11、低+高音連打5、高音6)を打ち終わるまでディスクの動きを止めて待っているのです。しかしその間も秒針だけは動き続けていて、ゴングが鳴り終わった瞬間(今の例で言うと、たぶん11時57分13秒くらい)に、分のディスクを瞬時に1分進めて帳尻を合わせ、時計の精度を落とさないような仕組みになっているわけです。




1/21追加動画。デ・ハース部長の珍しく真面目なプレゼン(笑)。4分過ぎくらいに、上で紹介した「ディスクが時間を追いかける」シーンが実見できます。


そしてそして、リピーターの最大のポイントとなる”音”の部分ですが、この時計が獲得した6つの特許のうちのひとつが、ゴングの取り付け方法だということです。
まだわたし自身の理解度が足りていないので充分な説明ができるかどうか不安ではありますが、どうやら、文字盤上に可視化されたゴングは、実はその終端部分は機械側に深く潜り込んでいて、ケース全体を”増幅器として鳴らす”役割に貢献している…という特許のようです。その特許の副産物として、ケース全体から打刻の振動を感じ取れるという、新しい魅力も兼ね備えたとか(笑)。
SIHHに展示されているのはまだプロトの段階であって、この時計の本来の音はまだまだ進化の途中のようです。

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そして気になるお値段のほうですが、みなさまご存知のように、今は外国為替が揺れ動いておりますため、日本定価はまだ未決定のようですが、本国価格(ユーロ建・税抜き)では€440,000!!!
うむむ・・・・ろ、ろ、ろ、6千萬円超?????
高い高い…気もしますが、ちょっと考えてみますと、あのトゥールボグラフは当時480,000ユーロという、このリピーターよりも高いドイツ定価でしたが、日本定価は5150万でしたから、ま、多くは為替のせいという感もあります。それにしても安倍ちゃんよぉ、円をさぁ、もちょっと強くしてほしいぞ~~!!


あまり嬉しくない価格情報の代わりと言っては何ですが、最後に、”ミニ朗報”をひとつお届けします!

今回、こんな高価格だけあって、標準仕様としてホールディング・バックルが付属してきますのですが、

なんとそれが!  

遂にやりました!!


細腕の日本人や、ランゲ好きのご婦人方が夢にまで見て、
そして我々も散々実現を訴え続けててきた・・・・・、


観音開閉式のD-バックル、ついに実現
なのです!!

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おおおおおおおおお~。







で、この次はフル・モデルチェンジとなった新生(=神聖)ランゲ1について書きたいのですが、
なんか、身辺がもろもろバタバタでして、うーん、時間がなぁ~~~い!! 





なので、
続報は気長に待ってていただけますと幸いです。m(_ _)m










※とはいえ…、
ご意見ご感想ご質問にはできる限りこたえますので、コメント欄をご利用くださいませ。









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by A-LS | 2015-01-20 15:15 | ランゲ&ゾーネ | Trackback | Comments(7)

SIHH2015 Lange 新作速報

速報です!

ランゲ&ゾーネ新作のファースト・ショットがフェイスブックに発表されました!

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付けられたランゲからのコメントは・・・

「Hello from Geneva!

We proudly present our 2015 novelties!
From left to right: SAXONIA DUAL TIME, DATOGRAPH PERPETUAL in white gold, DATOGRAPH UP/DOWN in pink gold, ZEITWERK MINUTE REPEATER, LANGE 1, SAXONIA AUTOMATIC and SAXONIA.」



うぐぅぅ・・・!!!


2015年ランゲの新作の目玉は、なんと!!

ツァイトヴェルク・ミニッツリピーター
でした!!!

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PTケースのみで限定ではない模様。
リピーターの場合、通常はクォータ(15分)を数える高・低音ゴングの重複音が、ツァイトベルクはデジタル表示なので、10分の単位で数える新機構らしいです。
つまり、かりに12時59分だと、低音12回、重複10回、高音9回を打つことになるという、史上初のデジタル表示型リピーター。


さらに、
Lange1フルモデルチェンジ!

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絶妙のケースサイズ38.5mmをはじめ、見た目はほぼ変わらないのですが、
新キャリバー(L121.1)を搭載し、アウトサイズデイトが夜12時に瞬転します!
ツインバレルも健在で、YG、RG、PTの3色が発表されました。


その他では、
ダトグラフUP&DOWNのRGケース+黒ダイヤルが目を引きます。
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あとはダトグラフ。パーペチュアルのグレ―ダイヤルが、バーインデックス文字盤で再登場など、
マイナー・チェンジ作品が数点あるようです。





ただ、まだ他に”アドルフ・ランゲ生誕200周年”絡みの記念時計が隠されているという話もあり、
解かり次第詳細をUPします。








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by A-LS | 2015-01-19 19:00 | ランゲ&ゾーネ | Trackback | Comments(11)

まもなく…です!

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いよいよ19日から開幕です!!
しかも今年は、SIHHの開催25周年目にあたるのだそうです!


主な参加ブランドはこちら・・・


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例年、この時期までに、各社pre-SIHHモデルを発表してくるのですが、ランゲがサクソニアのモデルチェンジだったように、各ブランドとも今年はまだあまり”大物”の姿を見せておりません。









ま、強いて言えば、こちらでしょうか・・・
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あのオーディマ・ピゲが8年の歳月をかけて完成させたという「the Royal Oak Acoustic Concept」です。




APの音響研究所のウォッチメーカーが、音響学、弦楽器学などの専門家とともに共同研究を重ねた結果、3つ特許とともに、これまでどの時計も成し遂げることのできなかった【音量】を獲得したと発表した作品です。

しかし、いまのところ、サウンド付の動画などはもちろんのこと、その原理や理論にも全く触れらていないため、どこが新しいのか、どういう機構なのか、その実力部分はいまだベールに包まれたままですが、現段階では、実機が楽しみな最有力作品には違いありません。









さて、ランゲ&ゾーネは、どのような新作を届けてくれるのでしょうか。
その全貌が判明するまで、あと十数時間です!!!







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by A-LS | 2015-01-17 22:49 | 雑記 | Trackback | Comments(1)

2014スイス時計の国別輸出額

2014スイス時計の国別輸出額。

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2012年には8位に沈んでいた日本市場が4位に復活。


ただ、昨年の数字には消費税UP前の駆け込み需要が大きく影響していて、2015年は落ち込みが予想されているそうです。






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by A-LS | 2015-01-15 18:16 | 雑記 | Trackback | Comments(0)

2015 ランゲ新作ヒント!?

もう間もなく、今月の19日よりSIHHが開幕しますが、

ランゲさんのFacebook上で、今年の新作のヒント画像が公開されました!!








でも・・・



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片方のラグ足だけぇぇぇぇ??



例年は、もう少しくらい、想像をする余地のある画像が提供されてきたのですが。。。。

現状では全く想像もつきません。





これが何を表しているのか閃いた方、ぜひ、お考えをお聞かせくださいませ。













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by A-LS | 2015-01-12 12:54 | ランゲ&ゾーネ | Trackback | Comments(8)