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ユリス・ナルダンが・・・・

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1846年の創業以来、投資家R・シュナイダーの経営参入などがあったものの、基本的には独立系であり続けたル・ロックルの名門ブランド、錨のマークでお馴染みのユリス・ナルダンですが、このたび、LVMH、リシュモンなどと並ぶファッション業界大手コングロマリットのひとつであるケリング・グループが、ユリス・ナルダンの株式を100%取得し、グループの傘下としたことを発表しました。


ケリングとは旧PPRグループで、グッチ・グループの買収などでも知られますが、現在は、グッチをはじめ、バレンシアガ、ボッテガ・ヴェネタ、ブリオーニ、プーマ、サン・ローランなどがアパレル系の主力で、高級宝飾品・時計のラインでは、ジラール・ぺルゴ、ベダ&カンパニー 、ブシュロン、ジャンリシャールなどを保有、昨年秋にはリシャール・ミル買収のウワサもありましたが、実現には至らず、今回新たな時計ブランドとして、ユリス・ナルダンの買収を発表しました。




うーん・・・


個人的にもっとも心配なのは、先にユリス・ナルダンに買収されていた、文字盤サプライヤー、ドンツェ・カドランの今後です!(笑)
だって、ドンツェのエナメル文字盤はヨーロッパでもトップクラスなんですもの!!





【追記とお詫び】
読者の方から指摘がありました。
ベダ&カンパニーはすでにマレーシアの「 Luxury Concepts Watches & Jewellery Sdn Bhd」 に売却され、ケリンググループには属していないそうです。
大変失礼いたしました。














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by a-ls | 2014-07-31 10:27 | 雑記 | Trackback | Comments(4)

祝・ご卒寿

今年と来年は、ランゲ&ゾーネにとって、キリのいい数字の続くアニバーサリー・イヤーであることは、皆さんすでにご存知のことだと思います。

まず今年、2014年は、ランゲ&ゾーネの復興モデルであるLange1など最初の4つのモデル(いわゆる”ファースト4”と呼ばれるYGセット・下の画像参照)が発表された1994年から数えて、ちょうど20年目にあたりますし、
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また来年、2015年は、ランゲ&ゾーネという会社が復興(登記)されてから25年目という節目の年でもあり、さらには「1815」というモデル・ラインの由来ともなっていることでもお馴染みですが、創業の祖アドルフ・ランゲの生誕200年でもあります。


でも皆さん・・・・、

今年に関しては、


もうひとつの大事な”アニバーサリー”をお忘れですぞぉぉぉぉ~!


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明日、7月29日は、

われらが
ウォルター老爺の90回目のお誕生日です!!!!067.gif067.gif067.gif067.gif067.gif067.gif067.gif067.gif067.gif

わが国で言うところの、卒寿です。
これは、「卒」の旧字体である「卆」が、縦読みすると「九十」になることからきているのですが、そんなことを知ってか知らずか、先日、ウォルター爺は、ランゲ時計学校の、まさに「卒業式」に出席し、7人の卒業生に証書を手渡したあと、若者とお花とに囲まれて記念撮影なんかしております。

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おめでとうございます。





いつまでもいつまでもお元気で、これからも毎年この日をお祝いできることができれば、これに勝る喜びはありません。





うん。 おめでとうございます。





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by a-ls | 2014-07-28 08:06 | ランゲ&ゾーネ | Trackback | Comments(0)

ザクセンの月

歴代ムーンフェイズの描く月・・・


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どれがどれのムーンディスクかわかりますでしょうか?


ムーンの精密さの指標とされる一日分の誤差が生じるまでの積算。
それが122年のもの、1058年のもの、その違いはどこから生まれるのか?


6枚の変則ギアによって、24時間動き続けるというランゲのムーンディスク、その制御の仕組みとは?


「テラルーナ」が北半球版しか作られなかった、その理由は?





8月の「Klub Lange」では、ムーンフェイズの秘密を解き明かします。



とはいえ、わたし自身もいまだあやふやなので(笑)、ただいま講師募集中...。(笑)
ヘルプ!!!













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by a-ls | 2014-07-26 21:03 | ランゲ&ゾーネ | Trackback | Comments(3)

天文学的な時計と、天文学的な数字のお話

パテック・フィリップの創立175周年にあたる記念日の年、そのセカンド・マーケットにも、超歴史的なパテック・フィリップが市場に登場することがあきらかになりました。

ここで質問です。
『かつて販売された時計で、最も高額な価格が付けられた時計を答えなさい。』

それがこちら、
1999年のサザビーズ・オークションで、
$11,002,500. (日本円換算で11億数千万円・当時のレートで計算しても9億円)!!!!!

という破格のビッドで落札されたヘンリー・グレイヴスjr.所有の「Supercomplication(超複雑時計)Henry Graves」。

この金額は、時計オークション史上の最高額として、いまだに破られていません。
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しかも、パテック・フィリップのオークション史上、高額落札時計の第2位となるのは、
Ref.1527(クロノ付永久カレンダー2499の先祖)の $5,708,885(約6億円)ですから、1位と2位の差はとてつもなくデカいのです。



そんな有名な時計ですので、すでにみなさんご存知かもしれませんが、まずはこの時計のお話をしましょう。

成功して巨万の富を得たニューヨークの銀行家ヘンリー・グレイヴスjr.は、初期パテック・フィリップの最も高名なユーザー・コレクターとして知られていましたが、1925年、世界一複雑な時計の製作をパテック・フィリップに依頼しました。

そして設計に3年、製作に5年の年月を費やし、1933年、ウエストミンスターチャイム付きのミニッツ・リピーター、スプリット・クロノグラフなど、24もの複雑機能を持つ懐中時計が完成しました。万年暦、月相、恒星時、パワリザ―ヴ表示、ニューヨーク市の日の出・日暮れ時間表示、同じく同市のマンハッタン上空に見える天空マッピング図など、納品から56年を経るまでのあいだ、「Supercomplication」は”世界一の複雑時計”の地位に君臨してきました。

ちなみに、この時計から”世界一の複雑時計”の称号を奪ったのが、今から25年前の1989年、パテック・フィリップの創立150周年記念に製作された「キャリバー89」なのです。
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                            ●「キャリバー89」の表・裏・横

しかし、この「キャリバー89」の製作された時代には、CADやコンピュータ制御された特殊工作機械などが多かれ少なかれ用いられてもいますので、900ピースを超えるすべての部品が、ウォッチメーカーをはじめとする、”人間の手作業で作られた史上最も複雑な時計”であるという、「Supercomplication」がいまだに誇りとする称号は、おそらく今後も、誰も奪うことはできないでしょう。
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                           ●「Supercomplication」の表と裏


さて、ヘンリー・グレイヴスjr.の死後、財団の管理下にあった氏のコレクションの一部は、1999年12月にサザビーズを通じてオークションに出品されます。その中には、この「Supercomplication」も含まれていたのです。
当初つけられたエスティメイトは$300~500万でしたが、実際はそれを大きく上回って、冒頭でご紹介した$1100万という飛び抜けた価格で落札されます。そして、その時からこの時計には、”世界一の高額時計”というもうひとつの称号が加わり、世界で最も
有名な時計のひとつとなったのです。

当時その高額落札者について、”どうせパテック・フィリップ・ミュージアムでしょ”的な憶測で語られてきたのですが、最近になって、どうもそうではないことが明らかになってきたのです・・・。


2012年、経済・金融情報の配信で知られるアメリカの通信サービス会社、ブルームバーグが、ある法廷の裁判記録を発見し、以下のようなニュースを配信しました。
「カタールのロイヤル・ファミリー、ムハマンド・ビン・アリ・アル・タニーが、サザービーズでの落札額に対し、およそ$7000万もの未払い残を抱えており、法的な交渉の結果、いくつかの落札物がサザビーズに戻されることになった」というのです。

なんとその返還アイテムの中に、この「Supercomplication」が含まれていたのです!


そのことはこんな具合に大きく報道されました
『この
特別で貴重な時計が、基本的に無料で所有された13過ごした後、それはようやくサザビーズ戻りました
2014年11月11日、サザビーズジュネーブ・オークション目玉としてもう一度競売予定です。』


新たなるエスティメイトは、およそ1500万スイスフラン(=$1680万)程度と推測されていますが、ほぼ同じ時期の10月には、ジュネーヴでパテック・フィリップの175年式典があったりもしますので、パテック・フィリップ本社が入札を本気で考えているのかどうかなど、この歴史的なピースに対して、またもや大きな注目が集まることは間違いありません。



もともと天文学的な数字で取引されてきたこの天文時計「Supercomplication」が、更なる天文学的数字を叩き出す可能性は充分に考えられます!

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マンハッタンから見える天空図。
本来はニューヨークにあってほしい珠玉の時計なのでしょうが、今度はどの地で時を刻むことになるのでしょう・・・・???








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by a-ls | 2014-07-24 14:45 | パテックフィリップ | Trackback | Comments(3)

香港「Watches & Wonders 2014」視察ツアー


香港で10月に開かれる「Watches & Wonders 2014」ですが、昨年に続き、日本からの視察ツアーを企画しています。

その催行内容に関しまして、オーナーズクラブ有志一同や、ランゲ旅行部メンバー、そして以前からご連絡いただいていた方へ、メールを配送中です。



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今年は開催が平日であることや、中国の大連休「国慶節」と重なっていることもあって、
昨年とは違うオぺーレーションになっています

視察ツアーご興味のある方で、わたしからのメールの届いていない方、
このブログコメント欄に(非公開コメント扱いで)、メールアドレス(ワードファイルの受け取れるもの)をお残し下さい。




7月26日まで受け付けます。


なにとぞよろしくお願いします。




Lange Owners Club 世話人  
Klub Lange主宰 

a-ls










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by a-ls | 2014-07-21 16:06 | ランゲ&ゾーネ | Trackback | Comments(7)

「天空」で見た「宇宙」

すっかり遅くなってしまったのですが。。。


先日、ヴァシュロン・コンスタンタンの新作展示会、「ザ・アート・オブ・オープンワーキング」にお招きいただき、会場となった虎の門ヒルズ50階の、アンダーズ東京・スイートルーム「アンダーズ・スカイスイート」から天空の絶景を見せていただいたのですが、その場所で、まさにその天空をはるかに超えた、”宇宙”までをも拝見することができたのです!



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うわぁ~
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・・・・・・・セレスティアル、バゲット巻!!!!



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ま、下世話な話ですが・・・、
フェイスだけでなく、お値段も”宇宙的”、まさに天文学的数字なはず(笑)!





そして、
ヴァシュロンとのバゲット対決!!!

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ああ楽しい。
毎晩がこんな会合ならなぁ・・・・









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by a-ls | 2014-07-21 10:53 | パテックフィリップ | Trackback | Comments(0)

広告センス

わがグラスヒュッテ陣営の一員ながら、無駄をそぎ落としたバウハウス的な方向性や、センスのある広告や写真などで、他社とは一線を画しているNomosですが、

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上はLambdaとLuxを発表した時の写真

そして、またまたやってくれています。

今度は「Metro」というライン。
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ご想像ください、

これをどう処理したか………













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なるほどね(笑)。




”メトロ”

さすがでございます。











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by a-ls | 2014-07-19 22:15 | Nomos | Trackback | Comments(0)

なんて律儀な第3位

さて、ここ2回ほどサッカー・ワールドカップ・ネタを書きましたが、
ナショナル・チームとその使用時計はなかなかナショナリティーが一致しないという話題の中、
「いました、律義な方が!」
今年、非常に注目されたオランダ・チーム、その代表監督を務めたルイ・ファン・ハール監督の腕で時を刻んでいるのは…


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(偶然にも今月最初のブログ、アストロノミー・ウォッチで紹介したばかりの)オランダの独立時計師クリスチャン・ファン・デル・クラウーの時計だったのです。
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しかもクラウ―がまだAHCI(独立時計師アカデミー)に加入する以前の、1983年に製作した稀有な時計でした。

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詳細はこちらでどうぞ!
クラウーFacebook https://www.facebook.com/Christiaan.van.der.Klaauw
そこからも飛べますが、オランダ語のニュースページ  





さすがでございます。
いや、ほんと。
時計には人柄や人格がでますね!




だから、やっぱね、
ガガ・ミ〇ノとかしてちゃダメなんだよぉ~~!!














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by a-ls | 2014-07-18 16:26 | 時計いろいろ | Trackback | Comments(0)

ワールドカップ時計・続報

続報です。

世界には同じようなこと考えてる人が多いようで(笑)、
決勝戦でレーヴ監督が装着していた時計が特定されています。

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IWC Portuguese Yacht Club Chronograph !!
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こちらです!!

なかなかよいではないですか。

ちなみに・・・


レーヴ監督が高らかに掲げている、ワールドカップの優勝トロフィーですが、
これは当然、ドイツに運ばれていくことになるわけですが、その運搬用の御箱にもスポンサーがついていたりするのです!

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おおお~。

これも納得の ルイ・ヴィトン!!(笑)






世界最大キャパのスポーツだけに、ちょっとミーハーなのね。






当然のことながら、
なんかやっぱ、2018年もランゲの出る幕はなさそうな予感が・・・(笑)










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by a-ls | 2014-07-16 09:30 | 雑記 | Trackback | Comments(6)

祝・わが陣営

ワールドカップ2014、その頂点に輝いたのは、みなさんすでにご存じのとおり

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我が陣営!!



おめでとうございます!




しかしまぁスイス陣営と違って、ドイツ陣営にはスポーツとのコラボがあまりないですよね。

でも、あんなにサッカー好きなんだから、”ウソでもいいから、何かコラボレーションはないのかな”と思い…、
ドイツチームと時計ブランドとの関係を調べていたら…、
”ああ、なるほど!”というコラボを発見です。


ナショナル・チームの全員が持っている御箱は・・・・

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シャウハウゼン・・・

IWCかぁ~~!!
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これは2012年のニュースなんですけど、たしかにワールドカップ中継中にもチラチラ映っていたレーヴ監督の時計、IWCっぽかったですね。
しかしレーヴ監督って、なんかダンディでカッコいい(笑)。

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でも最近、ランゲも自動車イベントへスポンサードしてたりするので、
もうひとつ踏み込んで、2018年大会は少し考えよ~






ま、とはいえ、わが軍には、スポーツモデルがないんですけどね・・・・・・・(爆)















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by a-ls | 2014-07-15 10:55 | 雑記 | Trackback | Comments(4)