a-ls 時計(Mechanical Watch Users News) blog.

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なぜなぜPP5270G・・・

5204に続き


こんな顔だったはずの5270が…

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…こうなった模様です!!!!
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タキメーター表示+銀針仕様への変更のようですが、しかしまぁ、特に左側の青ダイヤルなど、”プチ整形”の域を超えた、”新製品”クラスの変更ではありませんか~!

昨日のこと、パテック・フィリップのホームページの製品一覧ページから、
5270G-001(一番上の写真のコ)が削除され、5270の欄は、なぁ~んにもなかったように、もしくは最初からそうだったかのように、

5270G-013
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5270G-014とに
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置き換えられました。(以下参照)
http://www.patek.com/contents/default/en/newmodels.html



それにしてもいったい何故? 
変えるにしても、5270G-001を消してしまったのは何で??


で、さらに謎を深めているのが・・・
5270G-015というレファレンスを持つ、別の5270の存在です。
これは当ブログでも何度かお伝えしたミュンヘンでのパテックのイベント時に、ミュンヘンの高名なジュエラー、WEMPEがこっそりひっそりと募っていた50本限定の5270のレファレンスだというのです。

その顔がどうもこれらしく…

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ネタ元はこちら

もうわかんない(笑)。
5270G-015と、5270G-001と、5270G-013 と、もはや区別の難しい3つ子状態で、一体なにがどうなってこうなったのか???と、かえって論議を呼んでおります・・・・。




とりあえず、
詳しい状況がわかり次第、またご報告いたします。






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by a-ls | 2013-11-30 08:15 | パテックフィリップ | Trackback | Comments(5)

温故知新

この前のファーストパテックの話もその範疇でしたが、このところ、ふと手持ち時計を見直す機会が増えていたりします。
で、最近、登板機会が増えているのがこれです。
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1815UP&DOWNといっても旧タイプのRGケース、アメリカなどでは「ウォルター・ランゲ限定」と呼ばれるハンターケースバック仕様の作品です。
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ちょっとしたいきさつがあってわが家にやってきたのですが、当時、通常仕様の1815UP&DOWNのYGケースをすでに所有しており、ランゲといえばブルースティール針がとくに贔屓だったため、ほとんどローテーションに入ることなく数年がすぎました。
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そうこうしているうち、一時ディスコンとなっていた1815UP&DOWNは今年見事に復活を遂げ、カタログのラインナップに帰ってきたのですが、その際、RGケースも青針をまとっての復活となったわけです…。


すると、なんとなくですが、このシリーズ中で唯一の金針となった旧型のこれが目につくようになってきて、ちょっと着けてみましたら、左右のサブダイヤルにさりげなく使われたラウンド状の金彩と金針との色バランスとか、針先の曲がり具合とか、ハンターケースならではのコロンとした厚みとか、そしてジャスト小ぶりのサイズ感とか、かなり着け心地がよろしいではありませんか(笑)。


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ま、難を言えば、48時間リザーブはちと短く感じるし、しかもパワー・リザーブ表示がまだ残量のあるところでも、あっけなく止まってしまうお惚けぶりだし(上の写真はまさに止まっているところです・笑)、
こういう部分を体験すると、ゼンマイが解け切ると帰零して止まるくらいしっかり組まれた輪列を持つ新型1815UP&DOWNは、やっぱ素晴らしいと思えたりもしますので、これぞまさに温故知新というところでしょうか!
これが新型RGケースの雄姿!
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こちらも止まったところですが、両サブダイヤルの針はビシッと0を指して止まっております。



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しかしまぁ、持ち主も年齢を重ねて、ロートルに分類されるようになった今を思うと(笑)、
後輩の活躍を静かに見守るこうした老兵が、いかにもいとおしく思えたりもするわけです・・・。





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by a-ls | 2013-11-29 13:32 | ランゲ&ゾーネ | Trackback | Comments(0)

Lange1考古学

以前に書いた「謎のダース」というブログ中で、以下のような仮説、
「94年に発表された最初のソリッドケースのLange1は250本作られ、その内訳はシャンパンダイヤルが100本、シルバーダイヤルが100本、プラチナが50本で、シリアルは11万1から11万250番まで、通し番号が割り振られていたと予想します」と、書いたことがあるのですが…。(以下、ちょっと加筆訂正してますが、原文の引用。該当はその緑字の部分)。


『復興したランゲのシリアルナンバー(ケース番号)は、(1845年の創業以来約11万個の時計を作ったという事実に基づいて)110,001から律儀にスタートします。1994年に発表された復興ランゲ初のモデルは、「Lange1」、「Saxonia」、「Arkade」、「Pour le Mérite」の4モデルでしたが、さらに律儀なことに、ケース番号の下3桁とムーブメント番号を合致させようと試みたため、初年度の製品に関してはかなり計画的に番号が振られています。
もちろん、いくつかの例外はあるでしょうけれど、
基本的にLange 1には110,001~110,250までの計250本が振りあててられたと思います。、
なぜかといいますと、続く110,251番が、有名にウォルター・ランゲ翁所有のPour le Mérite(YGケース・限定番号1番!)であるからです。そして、そこから200本分、すなわち110,450までがPour le Mériteに割り振られます。
そして110,451以降をSaxonia、Arkadeで分け合いますが、こうした経緯から、110,XXX台のケース番号を持つ時計は、必ず1994~95年ヴィンテージでなければならないのです。

過去ブログには画像もありますので、(ランゲ 1)、(サクソニア)、ケース番号を確認してください。

さらにLange 1に絞って見ていきますと、復興年の94年に発表されたLange1は、すべてがソリッドケースバック仕様で、以下の3種類だったとされています。
・YG (solid caseback)ケース/ シャンパン・ダイヤル・型番:101.001
・YG (solid caseback)ケース/シルバー・ダイヤル(青針)・型番:101.002
・PT (solid caseback)ケース/ ロディウム・ダイヤル・型番:101.005

※これは推測の域を出ませんが、この250本の内訳は、YGが100本ずつで200番までを使い、残るPTが50本。結果、合計が250本になったのではないかな、と…。




ついにそれを証明する個体が発掘されました!

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ランゲ1PT Ref.100.035 
ケース番号110,205。 ムーヴメント番号158。

1996年販売のギャランティーが付属していますので真贋は問題ありません!


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この個体の発見によって、ケース番号110,201から110,250までは、
ランゲ1PT(スティルス)のソリッドケースバックに割り振られていることがほほとんど証明されたと思います。。


同時に、ケース番号の末尾3桁とムーブメント番号の一致という試みは、かなり早い段階で破たんしていたこともわかってきました。



なんか遺跡から発掘された遺物によって仮説が証明されたような感じで、
ちょっと感動しております!!
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by a-ls | 2013-11-28 17:46 | ランゲ&ゾーネ | Trackback | Comments(7)

パペカレフェイス

前日の記事に関して、「パペカレフェイスの最高峰はコチラではないですか!?」というツッコミを受けました(笑)。

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あ~、一時期、これが欲しくて仕方なかった時期ありました(笑)。。。

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いまコチラ、次のアンティコルム・オークション12月11日ニューヨークに出品中です。

PATEK PHILIPPE REF. 3974 PLATINUM,
MINUTE-REPEATING PERPETUAL CALENDAR

1992年製の3974P、自動巻き。 36 mm径・12 mm厚。

エスティメイトはUSD 600,000 - 800,000

でも、同じくニューヨークに出品されている現行品のRef.5207Pの
エスティメイトUSD 650,000 - 850,000 と、
そんなに大差ない評価というのは…
やっぱ・・・ご立派です(笑)。
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by a-ls | 2013-11-27 23:18 | パテックフィリップ | Trackback | Comments(0)

銀座な会合(笑)

そろそろ忘年会シーズンでもありますが、銀座あたりでは平時から不思議な会合が夜な夜な開かれていたりします(笑)。
出席者の腕時計・・・。
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まず素晴らしいことは、すべての時計が同じ時間&デイトを指している、つまり、このクラスの時計であっても、皆、普段使いされているということです。
さらに、 もひとつスゴイと思ったのは、偶然とはいえ、パテック・フィリップの3本に関して、ブランドの代表的フェイスの、その最高峰が一同に介していたことです!



                      
カラトラバフェイス(5078)、


                      
パーペチュアルフェイス(5004)、


レトログラードフェイス(5016)。





銀座っぽくない、なかなかムードのある個室で、照明が撮影向きではなかったのですが、それぞれのツーショットにトライさせていただきました。

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こうして3本揃いますと、歴史の重みといいますか、ブランドの重厚さと言いますか、一時的な流行や宣伝とは比べようもない存在感をひしひしと感じます。 
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とくにこちらの5004ですが、通常アラビアン・インデックスがバー・インデックスとなった特殊仕様のダイアルであるうえに、しかもスプリットの剣を24秒&36秒という”黄金位置”であらかじめ割ってあって、どんなタイミングでの撮影にもベストな状態を提供しようという、オーナーの粋人ぶりがうかがえます。
  
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もちろんAPもだんぜん素晴らしい! 最後にまた4ショット。
そして来年はいよいよパテック・フィリップの175周年、これらの代表フェイスを持った”超弩級”もでちゃったりするのでしょうか・・・。
あ~、なやましい・・・。

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by a-ls | 2013-11-26 16:45 | GTG | Trackback | Comments(0)

ジャケ・ドローの「Petite Heure Minute Paillonnee Dark Green」

銀座は徐々にクリスマスモードが高まってきております。
もちろんコチラのセンターでも。
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見たい時計もあったので、週末にニコラス・G・ハイエックセンター14階 イベントホール「シテ・ドゥ・タン ギンザ」で開催された「Precious Watch Collection 2013(プレシャス・ウォッチ・コレクション)」にお邪魔しました。

ところがこちらのセンター、写真撮影にウルトラ厳しく問答無用で不可なので…(なぜなのでしょう…絶対に販促にもつながると思うのですけどね…)、別の機会に撮影したものと合わせてご報告します。

その時計とは、
ジャケ・ドローPetite Heure Minute Paillonnee Dark Green(プティ・ウール ミニット パイオン ダーク・グリーン/Ref:J005033245)です。
ケース径:43mm。ケース厚:11.48mm。ケース素材:18KRG。防水性:3気圧防水。
ムーブメント:自動巻き、Cal. JD2653、毎時28,800振動、68時間パワーリザーブ
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で、なにがすごいかというと、このダイヤルなんです! 
「ダーク・グリーンカラーの"高温焼成"パイヨン・エナメル・ダイアル」!!
エナメル大好物のわたしですが(笑)、ジャケドロ―の名物”パイヨン・ダイヤル”を、初めてじっくりと拝見してきました!!!

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「パイヨン(pillon)装飾」というのは高度なエナメル技法のひとつで、「金粉」を意味するフランス語を語源としていることから解かるように、18世紀のフランスで発展した技術だそうです。
まず、基板となる金属板にエナメルを塗布して800度以上の高温で焼き上げ下地を作ります。そこに、定型の紋様状にカットされた金箔片を規則的に貼り付けていきます。そしてその上に透明なエナメル釉をさらに塗り重ね、再び高温で焼き上げること(下地と合わせて最低でも8回以上の焼きが必要)で、エナメルとエナメルの層に挟まれた金箔片が幾何学的な美しいパターン装飾を作り上げるという技法です。

この伝統技法を懐中時計のケースなどに積極的に取り入れ、18世紀フランスの富裕層の間に大流行させたのが、誰あろう、このブランドの創始者ピエール・ジャケ・ドローその人なのです。

今回この時計に使われた金片は、18世紀から試験管に収められて伝えられてきた貴重な品で、数百種にもおよぶ定型の金片(星型・菱型など)が、すべて番号で管理されているのだそうです。写真はその試験管の実物と番号化された金片です。
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しかしこのパイヨン技法も20世紀には衰退に向かい、21世紀を迎えた頃には、この技法を今に受け継ぐのはスイスにあるわずか2つの個人工房のみといわれ、もはや絶滅寸前でしたが、創業者ジャケ・ドロ―が当時の最高級品質にまで高めた技法という経緯から、ブランドとしてのジャケ・ドロ―は、復興直後からこのパイヨン装飾文字盤の製作に着手し、2工房のうちのひとつでスイスのローザンヌ郊外にアトリエを構えていたアニタ・ポルシェ女史の手によって、ついにそれを成し遂げます。
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上の2点の画像はアニタ・ポルシェ女史とのコラボレーションによる初期ジャケ・ドローのパイヨン・ダイヤルと懐中時計のケースです。
当時は彼女にしか出来ない特殊技法の芸術作品であるといわれました。パイヨン装飾に加え、ベースの金属板にはシャンルベの技法も加えられています。


最近では、ヴァン クリーフ&アーペルの名作シリーズ、「ミッドナイト 4 ヴォワヤージュ」の4本組時計などにもパイヨン技法が使われていましたが、今は亡きドミニク・バロン女史が指揮した工房の製作過程の動画(↓)を見ますとベース板に円形の箔を載せ、それをカッティングして背景のベースとしていますので、本来の意味でのパイヨンとは微妙に異なりますが、非常に興味深い動画ですので、ぜひご覧ください。
http://www.vancleefarpels.com/jp/ja/article/1440/paiyon-enameru

今回のジャケ・ドロ―の文字盤では、18世紀に流行した「パイヨン装飾」のお約束通りに、まず放射線状のギョーシェ彫を刻んだ金属板の上にエナメルを焼きつけ(シャンルベ技法)、そこに十字を重ねたような紋様の金属片を規則的に並べています。(下の写真で、薄っすら黒く見えるのがギョーシェの溝です)
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18世紀、ジャケ・ドロ―の工房職人らは高級装飾の分野では最先端技術を誇っていました。
パイヨン装飾で飾られた懐中時計ケースやシンギング・バードなど、エナメル画を含む高度な技術と芸術性とによって、不動の名声を築き上げていたわけです。
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そして現在のジャケ・ドロ―は、先日の「バード・リピーター」や今回の「プティ・ウール ミニット・パイオン」など、かつて自らの創業者らが18世紀に獲得した歴史的な成果を、現代の時計製作に傾注し、さらに新たな芸術性を生み出すことに惜しみない努力を続けています。常にブレることのないその姿勢はとても好感が持てます。

そしていま、この「パイヨン・ダイヤル」は、アニタ・ポルシェ女史の工房からではなく、ついに自社工房の若き技術者たちの手によって生み出されました。
ブランドとしてのジャケ・ドロ―は絶滅の危機に瀕していた18世紀の技術を見事に復活させ、ラ・ショード・フォンの本社工房において見事にその継承を成し遂げたのです。


ここまで徹底してやって、4,347,000円(税込)という(他ブランドと比較して)たいへんに良心的な価格は、正直、これは本当にスゴイと思う次第です。





いつかグサッとささるような紋様とエナメル色のパイヨン・ダイヤルが出たら、
イってしまいそうな予感がします(笑)・・・







もっともっと評価されて然るべき作品だと思うのですが…如何でしょうか?
















機会がありましたら、現行の時計業界の中にあって、ジャケ・ドロ―が圧倒的なアドヴァンテージを誇っている「ブラック・エナメル」を含む、特殊ダイヤルの時計たちについても触れたいと思います。
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by a-ls | 2013-11-25 00:21 | ジャケ・ドロー | Trackback | Comments(4)

ヴィンテージ覚書①~Lange”マリアージュ”懐中

”マリアージュ”懐中という、骨董ジャンルについての覚書です。

【解説:マリアージュとは・・・】
いつの時代にか、所有者が懐中時計のオリジナルのケース(18Kや14K、900銀など)を貴金属として転用・販売してしまったなどの理由で、時計の文字盤とムーブメントだけが残った機械を、主に戦後の時計師が腕時計用としてリケースしたもの。
ヴィンテージ・ランゲのコレクター間では、このような改装品を“フェイク”扱いせず、そのオリジナルの風貌(ダイヤルや針)を活かしつつ腕時計に改装されたものを“マリアージュ(=合体・結婚)品”と呼び、eBayなどのネットオークションでもコレクターズ・アイテムのひとつとして流通しています。
つまり、間違いなくランゲのキャリバーと証明できる機械を、後年になって第三者が腕時計ケースに改装したものをマリアージュと呼ぶわけです。


以下の時計は、ランゲ&ゾーネ社が1905年に製作したDUFクォリティーの懐中時計のマリアージュ(懐中/腕化仕様)品となります。 
※ご興味のある方にはお分けします。 

DUFマリアージュ・ローマ文字盤(Bassineモデル)
1905年製・DUFクォリティー・マリアージュ品(懐中/腕化仕様)

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100年以上経過する今もなお、ほぼ無傷で完璧なエナメル文字盤。
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オリジナルのブルースティール・スペード針。
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シリアル番号(ムーヴメント・ナンバー)が確認できれば、グラスヒュッテ時計博物館でサティフィケーション(証明書)を発行してもらうことができます。
その証明書には、オリジナルの形態と現状が併記されますので、どこがオリジナルと異なるかを把握することができます。
それによりますと、もともとは14Kのローズゴールド・ケースだった懐中時計が、後年、スティールのシリンダーケースによってリケーシングされたものということがわかります。しかし非常にドイツ的な特徴を活かした作風で、重厚さを感じさせる加工と言えます。
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オリジナルはリューズもRG使用だったはずなので、リューズも別作と思われます。
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オリジナル部分の針、ダイヤル、ムーヴメントは、ともに大変に綺麗で良い状態。この時代のグラスヒュッテ様式懐中の大きな特徴でもある香箱のらせん渦巻き状サンバーストの仕上げ(二重サンバースト仕上げ)が大変に美しいです。
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なかなか面白いシリアル番号です。
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この個体も、公けの機関であるグラスヒュッテ時計博物館からのアーカイブ・サティフィケーション(ZERTIFIKAT=ミュージアム・クォリティーの認定書)を取得ズミのほか、ランゲ社から小売業者(あの有名なBeyerでした)への卸売出荷台帳のコピーも付属します。
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1905年6月ウィーンのジュエラーBeyerに納品。
ランゲの自社キャリバーKal.41(15石)を使用。
6時位置にスモールセコンド。エナメル文字盤・ローマンインデックス。
腕化改装時期は不明径47mm(リューズ含まず・リューズ込み52mm)。厚さ12mm。
ラグ幅22㎜。動作確認済み。







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by a-ls | 2013-11-24 17:58 | ビンテージ | Trackback | Comments(0)

職人技~勤労感謝の日

良きものを拝見してきました。
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額縁?
ではありません!
なんとこれ、御箱です。
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サイドからは袖引き出しが・・・ドーン

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いよいよ上蓋を開けますと・・・
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あのブランドのロゴマークが燦然と現れます!!

しかも、こんなに大きな御箱なのに、たった4本差し・・・・。
どういう方が、どのような4本をご収納なさるのでしょうか・・・?

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どんなに大きいかと言いますと、
時計をおいてみると、そのサイズ感がわかります。
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しかもなんとこの蓋の「絵」は、色の異なった天然木を組み合わせて「絵」に仕上げた「木象嵌」、
つまりは「寄木細工」で描かれた「絵」なのです!!

モチーフは19世紀頃の時計工房の一場面。
たいへんな木工の職人技を用いて、ヒストリカルな時計職人の一場面を描くという、
まさに職人技が描く職人、まさに勤労感謝の日にふさわしい題材(笑)、素晴らしいです~!




ちなみに下世話なお話ですが、やはり知りたくなりますよね、この御箱のお値段(笑)。




ではここで問題です。
この御箱と、その上に乗っているPP社謹製のアニュアルカレンダー5396、


さて、どちらがお高いと思われるでしょうか?















正解はご賢察のとおりです、やっぱりね。
わはははっはははは。




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by a-ls | 2013-11-23 07:38 | パテックフィリップ | Trackback | Comments(2)

来年の干支

早いもので、2013年もあと2カ月を切りまして、そろそろ年賀状などの準備なども考えなくてはなりませんが、時計業界にも来年へ向けた素早い動きがありました。

なんと、来年の干支、お馬さんの時計が発表されました!
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ヴァシュロン・コンスタンタンが、昨年の”蛇”に引き続き、今年も「チャイニーズ・ゾディアック」シリーズとして”馬”をモチーフとした時計を発表したのです。


86073/000P-9832 – プラチナ
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86073/000R-9831- ピンクゴールド
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もちろん、規格はヴァシュロンの至宝ともいえる「メティエ・ダール」ですので、熟練した職人の手によるダイヤルの完成度は申し分ありません。
PGケースはブラウンの、PTケースはブルーの、それぞれグランフー・エナメルをベースに、PG用のダイヤルには18Kで、PT用にはプラチナで彫金された馬が配され、40mm径の中には、さすが「メティエ・ダール」といえる緻密で芸術的な造形が収められています。


                            こちらは(↓)昨年話題になった蛇のPT。
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ムーヴメントはヴァシュロン・コンスタンタンの自社開発・製造の自動巻きキャリバー2460 G4。もちろんジュネーブ・シール取得です。
時・分、日付、曜日がディスク表示される優れもの。石数 27。振動数 4Hz (毎時28’800 振動)。部品数 237。約 40 時間のパワーリザーブ。



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ケース プラチナ 950 または 18Kピンクゴールド
直径40 mm。厚さ12.74 mm
サファイア・クリスタルのシースルーバック。防水性 3気圧 (約 30 m)
各12 本の限定モデルで、ケースバックに「2014」の刻印入り
ヴァシュロン・コンスタンタンのブティックのみでの限定発売だそうです。









さらなる詳細はコチラ













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by a-ls | 2013-11-20 20:16 | ヴァシュロンコンスタンタン | Trackback | Comments(0)

Viennatime開催

先日お伝えしたミュンヘンタイムに引き続き、11月15日、展示はウィーンに到着しました。

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今回はランゲブース廻りのみに絞っちゃいますが、こんな感じ(↓)で、
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ウォルターお爺父さまもとってもお元気でございました(前夜祭にて)。

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他ブランドのブースも大変に盛況とのことでした。

特筆すべきことは、15日を「Day of German watchmaking」の日として、11時から18時まで、ドイツ時計の現在と将来にわたる13ものブランド別の特別レクチャーが開かれたことです。



  1. 11.00 bis 11.30 Uhr
    DAMASKO - " New Technologies "
  2. 11.30 bis 12.00 Uhr
    JUNGHANS -  " Schramberger watchmaking tradition in the context of design "
  3. 12.00 bis 12.30 Uhr
    MEISTERSINGER -" Meistersinger Paleograph "
  4. 12.30 bis 13.00 Uhr
    ALEXANDER SHOROKHOFF -  " The avant-garde watches in the market "
  5. 13.00 bis 13.30 Uhr
    LEINFELDER und LANG & HEYNE -  " Delicate masterpieces and fine jewelry watches "
  6. 13.30 bis 14.00 Uhr
    ERWIN SATTLER - " precision watches from Munich "
  7. 14.30 bis 15.00 Uhr
    MÜHLE GLASHÜTTE -  " Rescue-Timer "
  8. 15.00 bis 15.30 Uhr
    A.LANGE & SÖHNE -" craftsmanship of Meistergraveure of A. Lange & Söhne '
  9. 15.30 bis 16.00 Uhr
    TUTIMA GLASHÜTTE -  " Tutima back in Glashütte "
  10. 16.00 bis 16.30 Uhr
    SINN - " The clock as an instrument. Testing and certification "
  11. 16.30 bis 17.00 Uhr
    NOMOS GLASHÜTTE - " Glashütte tradition entirely new: Lux and Lambda "
  12. 17.00 bis 17.30 Uhr
    WEMPE - " Wempe Chronometer certification "
  13. 17.30 bis 18.00 Uhr
    HEMESS GLASHÜTTE - " Sports watches from Glashütte "






    うーむ、ちょっと見たかったぞぉぉぉ~~!



 


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by a-ls | 2013-11-19 20:43 | ランゲ&ゾーネ | Trackback | Comments(0)