a-ls 時計(Mechanical Watch Users News) blog.

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5004T 実機プレヴュー

Only Watch 2013にパテック・フィリップから出品された5004T
前回の3939SSもそうでしたが、今回のチタンケースの5004もまた、このチャリティー・オークションの最注目時計のひとつと言ってよいでしょう。

ということで、マンダリン・オリエンタル・ホテルで行われたプレヴューに、その実機を拝みに行ってまいりました。

そこで目撃したのは・・・
前回の3939同様に、今回もまた、開封絶対不可のビニール・パックされた御姿でした。。。。。
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5004以外の出品時計はすべてパックから出ているのに・・・
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P社のコチラだけはがっちりと・・・
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ビニ・パック! しかも社名の印刷が撮影の邪魔(笑)
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ここでめげてはいけないと、ダイヤル・ディテールの確認。
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そしてバック・ショットが…
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プロトタイプぅぅぅぅぅ・・・・


ということで、ケース内の機械が確認できないので正確なことは何とも言えませんが、持たせていただいた感じは非常に軽量でした。
実見するまでは、「ROかよっ!」とかツッコミたくなるようなカーボン・ファイバー風味のダイヤルにも心配がありましたが、あの小ぶりなケースの中にダイヤルが収まると、案じていたような嫌味なスポーティー感はさほど感じません。さすが完成されたモデルといいますか、サイズ感の勝利といいますか、5004全体のデザイン・バランスが、内なる異端要素を見事に中和してくれているのです。
ただ、あの赤ステッチのベルトはちとイタダケません(笑)。落札の暁には、マットのブラック・クロコなどに付け替えていただければ、ドレッシーなシーンでも着けこなせるように思えました。

さて、気になるエスティメートですが・・・・
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ご覧のように、40~60万ユーロとありますが、
ま、大方の予測では、「100万ユーロ近辺なのではないか」という声がもっぱらです。



100万ユーロ・・・って、1億オーバーですからね、円建てだと!!






その他出品時計も撮影してありますので、
近日中にまとめます。
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by a-ls | 2013-08-31 03:52 | パテックフィリップ | Trackback | Comments(4)

アメリカ市場のドイツ時計

昨日の対深・防水選手権では選外でしたので、
本日は絶対に1位のとれるチャートを探してきました(笑)。

題しまして、
Top 10 German Watch Brands In The USA

アメリカ市場におけるドイツ時計のトップブランド・ベスト10です。


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ま、文句なくこうなりますな(笑)。。。。

これはネット上の時計ブランド情報のポータルサイトを提供しているChronolyticsが、500ものドイツブランドの中から51を選び、そのブランドの広告や情報にアメリカ本土からアクセスしたユーザー数を基本に作成したランキングだそうです。


詳細はこちらをご参照ください。
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by a-ls | 2013-08-30 12:14 | 雑記 | Trackback | Comments(0)

潜水時計・防水・耐深選手権

面白い画像をみつけました。
時計の防水ランキング。



1. Audemars Piguet Royal Oak Offshore Diver (ceramic)

2. Tudor Pelagos

3. Oris ProDiver Date

4. U-Boat U-1001 Classico

5. Breitling Superocean Chronograph M2000

6. Sinn U2 SDR (EZM 5)

7. Bremont Supermarine 2000

8. Panerai PAM 00364 Luminor Submersible 1950 2500M 3 Days Automatic Titanio

9. Girard-Perregaux Sea Hawk 3000 Meters

10. Rolex Deepsea Challenge




当然わがランゲがランク・インするはずもありませんが(笑)、
15000メートルとはスゴイです!
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by a-ls | 2013-08-29 20:37 | その他時計 | Trackback | Comments(8)

セネター・シックスティーズの方向性

ランゲ&ゾーネとグラスヒュッテ・オリジナルとの関係は基本的にはコンペティターではありますが、
お互いにドイツ時計を代表するグラスヒュッテのブランドではありますし、歴史をさかのぼれば、ルーツ的な部分は同じともいえますから、広い意味と、そしてもちろん広い心とにおいて(笑)、わたしは時としてGOを"わが陣営”扱いしてしまいます(笑)。

さてそんなGOですが、個人的に「セネター・シックスティーズ」のラインはなかなかのツボで、特に今年の「パノラマデイト」の新作であるブルーダイヤルの仕上がりは、非常に好ましく感じています。
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もともとランゲの復興後に、『本家はウチらだ~』的な正統性を前面に押し出し出してきたわりには、"パノなんちゃら”なんぞというクリソツ時計を出してしまったのが、高級機械式時計ブランドとしての覚悟が足りなかった証しで、SSケースの廉価版やらAP的なスポーツ系やら、いろいろ出しては迷走を続けた末、ようやくここ数年、進むべき方向性が見えてきた感じがします。
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迷走の跡…(笑)
○○○1みたいだけどSSケース(左)、
ROかと思ったスポーツ系クロノ(右)


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しかし、たとえSSでも、裏から見えるムーヴの綺麗さは一級品でした。


皆さますでにご存じとは思いますが、第二次大戦後、グラスヒュッテにあったランゲを含む多くの時計メーカーは、共産主義下の東独で一本化されGUB(正式にはVEB GUB)という国営企業に再編されます。
以後、半世紀近い鉄のカーテン時代、共産国の国営企業にとって西側のパクリなど至極当然な方向性のひとつだったのでしょう、そんなGUBを母体に生まれたGOからすれば、"パノなんちゃら”を制作したことにもそんなに悪気はなかったのかもしれませんが、そのためにGOの企業イメージが長年にわたって大きく損なわれたことは間違いありません。

さてそんなGOのルーツであるGUBですが、その最大のヒット商品といえば、60~70年代の共産圏を中心とする欧州マーケットに大量に出回ったKal.60シリーズ(手巻き)とか、Kal.67.1シリーズ、SPEZIMATIC・Kal75 シリーズ(ともに自動巻き)などの安価な時計でした。各ムーヴメントあたり数百万本単位で出荷され、それぞれにおびただしいデザイン・ヴァリエーションが存在します。
たとえばこういう感じ。
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もう、お分かりのことと思いますが、
レトロなドーム型文字盤をフィーチャーしたこの「セネターシックスティーズ・パノラマデイト」とは、
GO本来のルーツであるGUBへの回帰なのです!

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しかも60年といえば、フラワームーブメントやヒップ・カルチャーなど総天然色の時代で、こういうメタリック・カラーが流行色として社会にあふれていました。
このように、ブランドが本来的に持っていた真のオリジナリティーを極めること、洗練すること、それこそがまさにブランドがブランドたりえるために、進むべき方向性なのではないでしょうか!!

お洒落なインデックスだって、実は歴史的なお約束通り。下が60年代のオリジナル。
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GOが目指したのはオリジナルに忠実でありながら、さらにシックな高級感を加えた美しい文字盤でした。
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ホワイトゴールドの時分針は、ドーム型文字盤の彎曲にそって微かな曲率を加えられ、さらにスーパールミノヴァで強調表示されております。風防は無反射コーティング。自動巻き。ステンレス・スチールケースといえどムーヴの仕上げに手抜きはなく、グラスヒュッテ・コート仕上げにスワンネックも採用。資料ではドル建て$9,200とありますから、日本定価はおそらく100万円を切っているはず。
サイズ的には42mmと大き目ですが、アウトサイズデイトをあきらめれば、39mm径の「セネター・シックスティーズ」があり、こちらは昨年まではSSケース&シルバーダイヤルで787,500円(税込)という設定でした。

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というわけで、セネター・シックスティーズ・ブルーダイヤル、なかなか好感が持てる作品ではないでしょうか?
ま、GUBのオリジナルのほうでしたら、今ならネット・オークションで3万円くらいで買えちゃいますけどね(笑)。。。。。



さて、さらに見ていきますと、こうした好ましい方向性の追求はレディース・ウォッチにおいても非常に顕著だったりします。
60年代~70年代のGUBレディース時計の特徴の一つであったクッションケースへのオマージュから生まれたPavoninaがそれです。
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実はこのデザインのルーツはGUBのさらに50年前、グラスヒュッテにあったウロファ(Urofa)が1927年に製作を始めた女性向けに特化したフェミニンな腕時計なのです。このUrofaも戦後にGUBへ再編されますから、GOにとっては三世代に連なる大いなるルーツに他なりません。
GOはここにもうひと工夫を加え、手首にぴったりとフィットするよう、ラグとケースの接合部分にフレキシブル・ラグを採用(特許出願中)しております。
下の画像はGUB時代のクッションケース時計。グラスヒュッテ・オリジナルの、まさにその"オリジナル”なわけです(笑)。
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そして極め付きはコチラ、Pavoninaのハイエンド・ウォッチを紹介して、この記事の締めにしたく思います。
RGケースにクジャクの尾羽をイメージした98個のダイヤを文字盤に、そしてケース外周には114個のダイヤをあしらった美しい作品です。
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サクッと書こうとしたのに、GUBとか調べ始めていたら、すんごく時間かかってしまった・・・・
うう~やることいっぱいあったのに・・・ちょい鬱。。。。。

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by a-ls | 2013-08-27 17:25 | グラスヒュッテ・オリジナル | Trackback | Comments(0)

クアラルンプール・ブティック・オープン・パーティ

Patek Philippeとマレーシアの正規ディーラーCortina Watchが共同で、クアラルンプール初のパテック・フィリップ・ブティックを"Suria KLCC”内にオープンさせました。
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そして先日、ブティックのグランド・オープニング・パーティが開かれ、
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オーケストラですよ!
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もちろんティアリー社長もご満悦!
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デザイン・コンセプトも最新のもので、ゆくゆくは、すべてのブティックならびに正規店に採用されるものですが、現時点ではアジアで唯一のものです。
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詳しいレポートはPuristSのパテック・フォーラムで。





なお、クアラルンプールに当分行く予定がないわたしたちが、パテックの新デザイン・コンセプトを日本で最初に見ることができるのは、銀座アワーグラス内(10月初旬改装オープン予定)のパテック・ブースとなるとのことです。
これも楽しみです!!
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by a-ls | 2013-08-26 16:33 | パテックフィリップ | Trackback | Comments(0)

テストラボ動画

以前に予告しましたランゲ&ゾーネ本社工場、テス・トラボからの動画です。






こちらもランゲ・アカデミーでは重要なワークショップのひとつでした。





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写真はプッシャーの耐久テストの様子。ひとつのプッシャーで5000回も押すのだそうです。






ランゲ・アカデミー、
是非いつかまた再開していただきたいものです。
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by a-ls | 2013-08-25 18:29 | ランゲ&ゾーネ | Trackback | Comments(0)

1815UP&DOWNの伝統

いろんな意味で面白がっていただいておりますランゲ&ゾーネのプレス・リリース・シリーズですが、こちらは8月14日配信の1815UP&DOWNのもの。

題して「Part and parcel~The new 1815 UP/DOWN safeguards a grand tradition」
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ま、要は、1815UP&DOWNには、懐中時計時代から続くランゲの時計製造の偉大な芸術的伝統の典型的特質がたくさんありまっせ、という内容。

書き出しはこんな感じで始まります。

「鑑定家たちは、それがランゲの腕時計と知るために、ダイヤル上にある「A.ランゲ&ゾーネ」のロゴ・サインを見る必要さえありません。特に1815UP&DOWNにおいては、ケースバックのサファイヤ・クリスタル・ガラスを通して、キャリバーL051.2を一瞥するだけで充分です。4分の3プレートは別として、テンプ受けのハンド・エングレーヴィング、古典的なスクリュー・バランス、もしくは熱処理された青ネジで止められたゴールド・シャトンといったディティールが、その充分な証拠となるからです。」
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裏から見えるムーブメントは、ダイヤルを見る以上に、それがランゲの時計であると雄弁に語ってくれる、ということを書きたいのだと思われますが、機械の仕上げと同じ様に、その文章の回りくどさも"天下一品”です(笑)。

直訳しますと…
「特徴的なスタイルとは、しばしばほんの僅かな特別の資質だけで成立します。アイコン・デザインは別としても、A.ランゲ&ゾーネのロゴ・サインは機械の独創性を意味します。それは1815ファミリーすべてのモデルに浸透します。
特に今年発表された1815UP&DOWN(数字はフェルディナンド・A.ランゲの出生年を表します)は、現代の時計学のノウハウと、19世紀前半に始まった時計学の遺産の特徴を混合します。そしてそれは滑らかに完全に磨かれた芸術の融合へと収束します。」

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「ソラリゼーションで飾られた香箱のギアは、かつてハイエンドの懐中時計のキャリバーを優雅にした仕上げを思い起こさせます。
以下の画像では、いくつかのランゲの伝統的な部品の、さらにクローズアップした観察を提供します。」


ということで、以下、クローズアップ写真とともにパーツにおける伝統的なお話が展開するのですが、例によって、ここから先は自力でランゲの文学を味わってください!!
※パーツ写真はクリック一発・超拡大サービス処理してございますです。


Hand-engraved balance cock and whiplash spring

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The engraving on the balance cock is the artisanal fingerprint that makes each Lange watch one of a kind.
The small part is embellished with a floral pattern freehand by a master engraver.
A whiplash spring with a lateral micrometer screw is another typical feature of the
movement. It is used to perform precision beat adjustments.


Screw balance

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A classical screw balance defines the rate of the 1815 UP/DOWN. Four of the screws are adjustable. The watch ticks a bit faster when they are screwed in and somewhat
slower when they are backed out to adjust the watch in the different positions for an optimal work. Minor imbalances can be corrected as well.


Blued screws

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During the final assembly procedure, the first-pass fixture screws are replaced with flawless, thermally blued screws. Their characteristic hue is achieved by slowly heating them to about 300 degrees Celsius. This process coats the steel with an extremely thin layer of magnetite (Fe3O4); the cornflower blue glimmer is due to interference phenomena.
As accents that counterpoint the polished gold chatons and the ruby-red jewels embedded in them, they stand out as eye-catchers on the German silver plates and bridges.


UP/DOWN power-reserve indicator and blued steel hands

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The dial of the 1815 UP/DOWN also belongs to the suite of classic elements. The form of the power-reserve indicator with the inscriptions "AUF" for fully wound and "AB" for fully unwound is an A. Lange & Söhne tradition. Blued steel hands on the argenté-coloured dial as well as black Arabic numerals and the very crisp railway-track minute scale assure outstanding legibility. All of these hallmarks are part and parcel of the eminent heritage of historic Lange pocket watches.





名訳の投稿をお待ちしております(笑)。



【追記】
しかも、9月1日までなら、日本橋三越で実機サンプルをいぢり倒すことができます!
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by a-ls | 2013-08-24 05:23 | ランゲ&ゾーネ | Trackback | Comments(0)

三越ワールド・ウォッチ・フェア2013

行って参りました、日本橋三越WWF。

まず真っ先にわが陣営へ(笑)

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カタログの表紙になっているだけに、地下鉄の駅の大柱に1815ラトラパントのポスターがドカーンと貼られていたり、会場の展示スペースも最大級だったり、今年のランゲには非常に力が入れられているのを実感します。
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そして例の~納期確約の先行受注モノが鎮座。時計はショーケース越しの撮影なのでクオリティーは御免なさい。。。
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その場で持ち帰れちゃうというコチラをはじめ、
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その他にも、珍しい時計を含め、
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久々にランゲの時計をお腹一杯(笑)見た感じでした。
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また歴史的な展示も抜かりなく…
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懐中時計(パレスホテルと同じようでもありましたが…w)や、
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パネル展示など…
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ドレスデンの香りもいっぱいでした。
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平日にもかかわらず、ランゲ・ブースはかなりの賑わいぶり!
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9月1日まで開催中ですよ~!!

More…オマケ
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by a-ls | 2013-08-22 23:08 | ランゲ&ゾーネ | Trackback | Comments(3)

ひげゼンマイ・ワークショップ

様々な理由で、新たな催行が困難となっているランゲ・アカデミーですが、
日本に居ながらにして、すこしでもそのワークショップの内容を知ることのできる動画を紹介します。

まずは、ランゲ自慢の自社ひげゼンマイ製造の工程。
デハス氏と並ぶランゲの2トップのひとり、ティノ・ボーベ氏のナビゲーションです。

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ひげゼンマイはテンプの端点に接続された渦巻き状の非常に小さい部品で、アンクルから伝達された反復運動を規則正しい振動周期に調整します。このゼンマイの収縮がテンプを振動させ、等時性をもたらしますので、動力としても、精度を司る調速部品としても機械式時計には欠かせない部品です。

実は現在、高級機械式時計のひげゼンマイの約9割が、スウォッチ グループ傘下のニヴァロックス社のひげゼンマイを採用しています。時計の全部品の中で、1社による独占率がこれほど高いものは他にないのだそうです!
しかし、“ニヴァロックス合金”の最初の概念は、もともとヒャルト・ランゲの発明だった(1930年に「時計ゼンマイ用金属合金」という名称で特許出願。特許第529945号として認可された)こともあったからでしょうか、ランゲは早くから自社でのひげゼンマイ製造工程の確立に着手、そして約10年の歳月をかけて、それを成し遂げた数少ないイン・ハウス・ブランドとなりました。

ランゲの場合、緻密な計算によって圧延された4本のニヴァロックス合金を巻き付けて製造しますので、
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一つの工程で4個のひげゼンマイができます。
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写真はブレゲ・カーヴをつけているところ。
これは、ヒゲの外側を上に持ち上げると偏芯運動が少なくなり、姿勢差が減るということを発見した、かのアブラハム・ルイ・ブレゲが、ひげゼンマイに加えた処理ですが、
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この作業の工程はすべて手作業となります。
しかも時計ごと、ムーブメントごとに、振動の長さや慣性モーメントを計算し、その長さを決定して、設定を調整しなければなりません。


実際にムーヴメントにセットされるまでには、まだあと数工程あるのですが、とりあえず、ひげゼンマイ工房の作業はここ(ブレゲカーブ前)までです。






それでは動画をご覧ください。






More…予告
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by a-ls | 2013-08-21 20:57 | ランゲ&ゾーネ | Trackback | Comments(4)

Lange1 Cellini

体調をくずしました。。。。
なのでストックフォトで御免なさい。


こういう広告から始まりました。純白のLange1PT。
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こういう企画なので25本限定。
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ある日、その25分の一同志が、バッタリ出会って記念撮影。
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ほかにもお揃があったので、4ショットにもトライ。
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良き思い出です。。。。
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by a-ls | 2013-08-20 21:31 | ランゲ&ゾーネ | Trackback | Comments(0)