a-ls 時計(Mechanical Watch Users News) blog.

alszanmai.exblog.jp

<   2013年 05月 ( 22 )   > この月の画像一覧

スカイムーン・トゥールビヨンref.6002G

(前のブログで)
おい!・・・・(# ゚Д゚)
・・って突っ込んだものの


新たに発表されたスカイムーン・トゥールビヨンref.6002Gについて
b0159560_10264683.jpg

ティアリー・スターン社長が、
「6002は腕に付ける芸術彫刻」
と豪語するのも、一理あります。

43mm径に近いWGのケース全面に施された精緻にして優美な手彫り
(※径のサイズには諸説あり、たとえばSJX氏は自身のブログに42.3mmと書いています)
b0159560_10304533.jpg

パテック社の説明によれば、「アラベスクの花輪やカラトラバ十字のモチーフを優美に曲線化した雄弁なる装飾ケースはすべて削り出しの彫金技巧から作られ、18金自体の価値を高めるだけでなく、実際に金の表面を盛り上げています」
b0159560_10584994.jpg

厚みは16mmを超え18mmとなりますが、その分ケースサイドの彫りも秀逸です。
「エングレーヴァーは、浅い浮き彫りの型を掘るだけでなく、その三次元構造の間のわずかな隙間にも彫刻刀を入れました」
b0159560_10323088.jpg

4時位置のリューズには回転方向を示す矢のモチーフを、2時のリューズには天空を表わす太陽と星が彫られています。
b0159560_10325856.jpg

また、ミニッツ・リピーターのスライドレバーや、バックルにまでエングレイブがなされ、
ティアリーCEO曰く
「この時計に要求されるクオリティに足る彫金を施すために費やされる時間は、数百時間を超える」
としています。
b0159560_1185150.jpg

b0159560_10423562.jpg

b0159560_1183237.jpg


ケースだけではありません。
ブルーエナメルを基調とするダイヤルもスゴイのです。
b0159560_11125451.jpg

文字盤センターの花の文様は極細の金のワイヤーを使うクロワゾネの技巧で、地のブルーエナメルとの明るさの差を際立たせています。
b0159560_11193088.jpg

また、文字盤上の文字のほとんどがWGで、しかもそれらの多くがエナメル内に埋め込むこまれる形でセットされています。インデックスはWGのローマン数字でアプライド。そして外周のレトログラードのカレンダー日付もトゥールビヨン番号も、エナメル内への埋め込みです。

これが実機の画像
b0159560_11243725.png


よぉーく目を凝らして見ると、ムーンディスクの中にある小さな月の造形に、高度なシャンルヴェの技巧が・・・(絶句)

b0159560_1128105.jpg

ムーヴメントについてはこれからの分析とさせてください・・・・。

※パテックの公式HPにカタログ掲載されましたので、
次ブログにて触れます


b0159560_11301090.jpg

年産2~3本まではいかないという未確認情報がありますが、デリヴァリーの開始時期や、価格についての明言はなかったそうです。
ま、先代5002の1億2千万を上回ることは確実でしょう。(笑)






パテック。。。おそるべし・・・・
[PR]
by a-ls | 2013-05-31 11:31 | パテックフィリップ | Trackback | Comments(0)

大事件です!! 6002 from Patek Philippe

大変です!! 

突如なんですが、パテック・フィリップが・・・

スカイムーン・トゥールビヨン

後継機を発表
です!!

b0159560_6493098.png

レファレンスは6002Gなので、とりあえずはWGケースでの発表。

b0159560_6584096.jpg

昨晩、ごく限られた時計ジャーナリスト数人がジュネーヴのブティックに招かれ、バーセルでもベールを脱ぐことのなかったこの新作~現時点でのパテック・フィリップにおいて最も複雑な時計、13の複雑機構と表裏2面のダイヤルを持つ6002G~のプレゼンテーション・ディナーを受けました。

b0159560_74344.png

2つのゴングを持つミニッツ・リピーター、永久カレンダー、トゥールビヨン・・・
前任の5002と較べると、カレンダーやムーンフェイズの表示方法が異なっているようですが、機構的にはあまり大きな違いは見受けられません。

b0159560_785746.png

その裏面です。

b0159560_705434.png

では、5002と、この6002との決定的な違いはどこになるのでしょうか!?

そのヒントがケース・サイドにもある、この重厚なエングレーヴ。。。

ティアリー氏が述べる、2つの大きな違いは・・・・









「6002は腕に付ける芸術彫刻」なのだそうです!!!!!



・・・って





おい!・・・・・(# ゚Д゚)
[PR]
by a-ls | 2013-05-31 07:23 | パテックフィリップ | Trackback | Comments(4)

特殊ダイヤルといえば・・・

特殊ダイヤルといえば・・・
〝まさか、ここをお忘れじゃないんですか?”と突っ込まれ(笑)、

ですね、ですね・・・(汗
なにせ我らがランゲ&ゾーネの属するリシュモングループのキング・ブランド、カルティェは、
ここ数年にわたって、忘れられた古い工芸品の技術を復活しつつ、さらに新技術を加えた審美的なダイヤルを持つ時計を発表してきた、実績のあるブランドであります。

今年のラインナップがこちら
b0159560_18401953.jpg

寄木細工やカメオ、色真珠とMOP、黄褐色の金彩、透明の釉薬によるエナメルと瑪瑙の組合せ、さらにはコントラストを与える彫金レリーフやダイヤモンド・セッテイングなど、今年のSIHHでも様々な工芸技術を幾重にも組み合わせたダイヤルを発表しました。

ではひとつひとつ検証しましょう。
Ronde Louis Cartier XL
b0159560_18425141.jpg

750WGをベースにMOPに彫り込んだ細密画とダイヤによって回遊する魚を描いた作品。
ケースは18K White Gold Rhodiumに61個のブリリアントダイヤモンド1.57カラットをセット
手巻きCaliber 430 MC搭載。限定30本。
b0159560_1903033.jpg

b0159560_18595784.png



Watch decor falcon engraving and enamel
b0159560_19105884.jpg

18KのWGロディウム加工ケースに49カットのバゲット・ダイヤモンド6.31をセット
リューズには0.34カットのダイヤ、そしてD-バックルにも37個のバゲット・カット・ダイヤ0.85カラットを使用。
文字盤はWGに手彫りの鷹をシャンルベ七宝エナメルでレリーフしたもの
手巻きムーブメントCaliber 430 MC搭載。限定20本。
b0159560_19294289.png



Watch decor enamel gray horse
b0159560_19303083.jpg

18KのWGロディウム加工ケースに61個のブリリアント・カット・ダイヤ、計1.57カラット
文字盤はWGにグリザイユ・エナメル加工した馬のモチーフの細工
D-バックルにも43個のブリリアント・ダイヤ、計​0.42カラット
手巻きCaliber 430 MC搭載。限定80本
b0159560_21362191.png



Watch lion decoration straw marquetry
b0159560_21481050.jpg

RGケース
文字盤は18金素材の寄木細工。
手巻きキャリバー9601 MC搭載。限定70本。
b0159560_21482827.png



Watch decor crocodile cameo natural agate
b0159560_21503056.jpg

WGケース。リューズはカボション・カット・サファイア。
文字盤はWGに天然瑪瑙にワニのモチーフ
手巻きキャリバー9452 MC(ジュネーヴシール保証)。C-シェイプのフライング・トゥールビヨン搭載。
限定30本。
b0159560_2151192.png



Watch panther decor, granulation
b0159560_21512492.jpg

18KのYGケースに306個のブリリアントカット・ダイヤ3.63カット。
リューズには真珠。ブルースティール針。
文字盤は22金の粒子で構成したパンサーのモチーフ。
D-バックルにも43個のブリリアント・カット・ダイヤ0.42カラット。
手巻きキャリバー9601 MC。裏蓋はサファイアクリスタル。限定数20本。
b0159560_21513256.png

[PR]
by a-ls | 2013-05-30 19:49 | その他時計 | Trackback | Comments(0)

the Concorso d'Eleganza Villa d'Este

早いもので、あれから一年が経ちました
b0159560_14264057.jpg

"The Concorso d'Eleganza Villa d'Este" in Comoのシーズンがやってきました。
今年は5月26日の日曜日に、"Best of Show"賞が発表され、優勝者には昨年同様「ランゲ1タイムゾーン」の特別限定仕様が送られました。

まずはその時計のご紹介。
b0159560_14284132.jpg

b0159560_14191948.jpg

ベルリンに代わってゾーンの都市名が〝コモ”となっている文字盤は昨年同様。そしてメタルケースバックにはコモのシンボルの紋章と今年の年号が入っています。(クリックで死ぬほど拡大しまっす)
b0159560_1425591.jpg



あのような贅を尽くしたイベントへの参加は、一生のうち一度で充分ですから(笑)、
今年は日本でニュースを待っておりますと・・・
b0159560_1420483.jpg

決まりました!!
"Best of Show"カテゴリーの優勝者、というか優勝車は「1938年製のブガッティ57 SC アトランティッククーペ」だそうです。

そして表彰式です。
左がランゲのシュミットCEO、右がBMWグループのクラッシックカー部門ヘッドウルリッヒさん。
そして中央の方が受賞者なのですが・・・
b0159560_14293868.jpg

ん!? どっかでみたことあるぞぉ~~~。。。。
                       もしかしてこの人(↓)じゃね???

b0159560_14402575.jpg

若い時はこんな感じで・・・
b0159560_14421063.jpg

大ヒントはコレだ!!
b0159560_14424747.jpg


て、ことは・・・、時計でもご同業の・・・、いわばコンペティターなのでは・・・????

b0159560_1443924.jpg







でもまぁ、みんながハッピーならば、
ま、いっか!!
ってことで(笑)。















Mr.ラルフ・ローレン、おめでとうございます
[PR]
by a-ls | 2013-05-28 14:45 | ランゲ&ゾーネ | Trackback | Comments(0)

5004 Quiz

b0159560_22194999.jpg

さて、このプラチナケースの時計、普通に見れば5004Pですが・・・・
ちょっとした〝間違い探し”をしてみてください。

b0159560_22213773.jpg

ヒントその①
〝間違い”はこの範囲にありますよ~






ヒントその②
最近のブログ紹介した中にも5004Aとか5004Tとか、5004のバリエーションはかなりありますが、
上の写真の5004の特異点はインデックスです。




それでは正解の発表。なんとこのインデックス、
ブラック・ダイヤモンドでセットされたピース・ユニークなのです!!



今月29日のクリスティーズ香港オークションにて競売の予定です。
エスティメートはHK$2,200,000 – HK$3,200,000
[PR]
by a-ls | 2013-05-26 22:29 | パテックフィリップ | Trackback | Comments(0)

“Miura Everest 2013″

80歳の登山家・冒険家、三浦雄一郎さんの「世界最高齢エベレスト登頂成功」の快挙については、すでに大きく報じられておりますが、それにちなんだこの時計についてはあまり触れられていないようなので、当ブログでは初めて書きます、
我が日本国の誇り〝SEIKO"の時計です!

b0159560_3334192.jpg


その名も「Seiko Prospex Landmaster Miura Everest 2013」 (=プロスペック・ランドマスター三浦エベレスト2013)。

b0159560_3485757.jpg

昼夜を判別しずらい木々に覆われた山中などの環境でも強みを発揮する24時間表示(つまり上の写真は10時ではなく20時なのです!) 「かえって解りにくい」とかのツッコミは厳禁です(笑)。

もうひとつデザイン上の特筆点は、通常3時位置にあるべきリューズ位置が12時にあること。これは、登山中のロープ等の引っ掛かりを防ぎ、手首の動きを妨げないようにという配慮からなのだぁ~!

GMT機能も付いた46.8㎜の大口径ですがチタンなので軽量。ムーブメントにはSEIKO社が世界に誇るスプリングドライブ・テクノロジーの粋を極めた5R66を搭載。72時間のパワーリザーブ。

しかもしかも、裏面には国籍や血液型を記載でき、一種のドッグ・タグとしても活用可能!!
b0159560_483749.jpg


もちろんこの時計は、三浦さんの偉業への記念時計なのですが、昨年の10月には生産を発表、11月中旬からはすでに販売されていたので、もしも天候や体調など何か不測のハプニングで、“登頂自体に万が一のこと”でもあったら・・・と思うと・・・担当者としたら冷や汗が出るプロジェクトだったことでしょう。・・・というか、この三浦さんのプロジェクトのために作らたWEBサイト“Miura Everest 2013″ を見ると、
b0159560_4173536.jpg


このプロジェクト自体がKDDIを始めとする様々な企業の協賛・援助からなっております。もしそれぞれの企業が、登頂成功を予想した“企画“を運営していたとしたら、その責任や期待を背負いつつエベレストに挑み、それを成功させた三浦さんの精神力・耐久力たるや、これはもう尋常ではありません!!!

専用ケースには三浦さんの自筆による力強いお言葉が。。。。
b0159560_415206.jpg


サブ・ストラップとして、登山用の分厚いグローブの上からでも腕に巻くことができるナイロン製オリジナルバンド付で、希望小売価格は399,000円(税抜き 380,000円)で、限定数は300本です。  
[PR]
by a-ls | 2013-05-26 04:20 | その他時計 | Trackback | Comments(2)

バーゼル新作パテック5200ゴンドーロ

最近、エナメルや特文字盤の記事にかまけて、5227以降のパテック新作のお話が置きっぱなしになっておりました(汗・・・

まずは新作ゴンドーロ5200ですね。
b0159560_1371313.jpg


この新作のセールス・ポイントは、5124の後継機というだけではなく、
今季のバーゼルで発表されたパッテクのノヴェルティ中で、
唯一の新作ムーヴメント28-20 REC 8J PS IRM CJを搭載しているということです。

言ってみれば、今年のパテックの新作において、ムーブメントとデザインともに新たな発表で、
本当の意味での“新作”といえるのは、この5200だけなのです!

それなのに、あまり大きく取り上げられないのが不思議です。
不思議といいながら、わたしも実際にブログで触れるのは、こんなに“ゆっくり”なんすけど…(笑)。

実はね、過去に2回途中まで書いたのに、一度は自分の操作ミス、もう一度はPCの不調で、5200の記事が丸ごと消えてしまったというイワクがあり、それ以来、なんか“あ~、もう一度書くの面倒~”って感じになっちゃったのです。

1993年にRef.4824で「ゴンドーロ」というコレクション・コンセプトが提示されてから20年以上、その中でもRef.5124などで知られる優美なアールを持ったケース・シェイプは、トノーでもなく、レキュタングラーでもない、アールデコ風味のクッションケースというその特徴をよく反映した外観で、パテックの“角顔”を長く担ってきました。
その歴史の中ではあの「10デイズ・トゥールビヨン」という、センセーショナルに登場した超ロング・リザーブのPORモデルとしてケーシングされるという栄誉も授かりましたし、ミレニアムイヤーのバーゼルで発表された記念限定時計5100・10デイズのケースにも、このアウトラインが採用されました。
b0159560_1334228.jpg


そして今回の新作5200は、その5124の安定感と5100のロング・リザーブという、両方の優性な遺伝子を受け継ぐ8日巻きであります。この点に関しては5100のキャリバー・ナンバー、28-20 REC 10J PS IRMと今回の5200の新キャリバー・ナンバー、28-20 REC 8J PS IRM CJを較べてみれば、両者のコンセプトの近似性がより明快になることでしょう。
b0159560_1332852.jpg


さらにこのキャリバーがスゴイのは、この数年来、アドバンス&リサーチを通じてパッテク・フィリップがずっと実験を繰り返してきたSpiromaxバランス・スプリングとPulsomax脱進機を採用した、
パテック初の汎用シリコン・ベースの4ヘルツ・ムーブメント搭載という、歴史的な機械を積んでいることです!!

しかもしかも、カレンダーと曜日は、
12時にちょうどに“瞬転“する、デイト・ジャスト機能まで備え、

b0159560_13333344.jpg

そしてさらに特筆すべきはその装着感の良さです。
いわゆるトノーやレキュタングラー・フォルムの時計と較べ、アールデコ風味ならではの緩やかな裏面の曲線は、見事なまでに腕にフィットするのです!!

こうした事実を踏まえると、今年のパテックのハイライト・モデルはこの5200しかありえないハズなのです。
ここまでスゴイのに、でも、なぜか報道や話題にそれほどのぼらない・・・
嵌まる人は完璧に嵌まる・・・ だけど、駄目な人はダメという、ま、ニッチな時計の宿命でもあります(笑)。
(ちなみにわたしも、パテックのゴンドーロの装着感は、ランゲのカバレットの100倍良いことを知りながら、カバレットは持ってるけどゴンドーロは持っていないのですわ・・・・すみません)


なんでだろう、「コレクションの中に、角型は一本あればいいかなぁ」と思ってしまうのですね・・・

それなのにラウンドへの興味は底なし沼です(笑)。




最近では、“チーム・マイナー・チェンジ”とか呼んで軽く見ていたコレ(↓)が・・・なにか良さげに見えてきました
b0159560_1345124.jpg
b0159560_13443131.jpg




がははは。。。









※もう時期も時期だから、パテック新作の最後に触れる予定だったレディース部門は、もういいか、あははは。
[PR]
by a-ls | 2013-05-24 13:47 | パテックフィリップ | Trackback | Comments(4)

あらまChanelまでも(笑)

いろいろと各ブランドの宝飾文字盤について触れきましたが・・・
Basel 2013ではシャネルまでも(笑)
しかもジャパニーズテイスト!!

b0159560_955076.jpg


こちらにビデオもございます

蒔絵製作過程など、けっこうちゃんとやってそうですね。








誰も彼もがやり始めると、
いったいどういう方向性へ進むのでしょう。。。。




シンプルで仕上がりの美しいリヒャルト・ランゲPLMのようなホワイトエナメルや、
それと同等の黒エナメルなどが、安定して供給されるのが一番嬉しいことなのですが・・・。




そういえば陶製ダイヤルはなかなか着手されませんね。
[PR]
by a-ls | 2013-05-22 10:02 | 時計いろいろ | Trackback | Comments(2)

ジャガーの技術、ピアジェの薔薇

今年になって、各社からエナメルやアーティフィシャルな文字盤の話題が数多くもたらされています。
個人的に大好物なもので、けっこうマメにご紹介しておりますが、今回はグランメゾンのジャガールクルトのお話です。同社はこちらのエナメル文字盤(↓)を発表した2009年頃から、
b0159560_10594522.jpg

社内のエナメル技術が大きく躍進し、そんでもって、今年以降はガンガン出していきますよぉぉぉ~ッ、
という感じらしいです(笑)。

ジャガールクルトがミクロス・メルチェルを中心とするエナメルのワークショップを社内に設けたのは1996年のことだそうで、今日では、グラン・フー・エナメル、シャンルヴェ、乳白エナメル、クロワゾネなど、前世紀に懐中時計などに用いられていた技術を、次々と腕時計の文字盤に甦らせています。
b0159560_10153152.jpg

さらに彼らは長い時間を費やし、ついにレベルソのケースにエナメルを施す確実な方法を確立しました。

日本で開かれたフェルメール展を開いたキュレーターからの委託によって、「真珠の耳飾りの少女」の複製を
レベルソのケースバックに描いたり、
b0159560_10212398.jpg

ミュシャの複製を描いたりもしていますし、5大陸を描いた、「Master Grand Tourbillon Continents」もこのエナメルチームの業績です。
b0159560_105454.jpg


そしてジャガールクルトでは数年前から、“Blanc de Limoges enamel(=ホワイト・リモージュ・エナメル)“という革新的な新技術に着手しており、それらの成果は「Master Grand Tourbillon」のエナメル文字盤の白鳥の表現などで見ることができます。
b0159560_1055072.jpg

b0159560_1056044.jpg

b0159560_10591715.png


なんでも、焼きつけた後に通常のエナメルのように平らにせずに、彫金のような複雑な彫り模様を表現する技法だそうです・・・どうやるんだろ????
とにかくスゴイです。

そしてさらにはピアジェからも情報が届いています。ジュエリーのイメージが強い同社でも、古来のエナメル技術の復刻に対して積極的に取りんでおり、ブランド自らが“ピアジェの情熱の証”と呼ぶ薔薇をモチーフとしたエナメル細密画の文字盤の製作過程が公表されました。
b0159560_1041528.jpg

ピアジェと薔薇、それは1980年からブランドの指揮をとったイヴ・ピアジュが得た栄誉(1982年のジュネーヴ新品種・薔薇コンテストの優勝作が「イヴ・ピアジェ・ローズ」と名付けられた)を受けて以来、ブランドに誕生した、崇高な伝説でもあります。
b0159560_22193127.jpg


そして最後を締めるのは、ピアジェといえばダイヤモンドセッティング。
この分野では間違いなく世界No1の技術を持っています。
b0159560_10421091.jpg

エナメルとダイヤによって再現されたピアジェのクリエイティヴ・セクションからのニューローズでございます!!




最近、このテの話題が異様に増えているのは個人的には望ましいことなのですが、
流行ってくると、必ずや粗製乱造や模倣作などもワッとでてくるのがこの業界(笑)。
単なるブームとして終わって欲しくはないですね。
[PR]
by a-ls | 2013-05-21 10:47 | エナメル | Trackback | Comments(5)

5004 T !!!!!

やっちまったなッ~!

b0159560_421398.jpg


2年に一度、今回は9月のモナコで開かれる予定のチャリティー・オークション「Only Watch 2013」に、なんとパテック・フィリップはディスコン・モデル5004のワン・オフ・ヴァージョンを出品します!
b0159560_461094.jpg


なんと、5004T チタンケースです!!
b0159560_482814.jpg

チタンといえば、4年前の同じイベントOnly Watch 2009にチタンのノーチラス5712Tを出品したこともありましたっけ。あれは確か、525,000ドルあたりでの落札。
そして前回、Only Watch 2011にはステンレスの3939S+ブラックエナメル文字盤を出し、
驚愕の落札価格1,400,000ユーロを叩き出したことを思い出します。

しかも今回は5004をスポーツウォッチ風に仕上げてまいりました。
カーボンファイバー風味にエングレーブされたゴールド・ダイヤル(笑)。ダイヤル・カラーはブラックだそうです。
そして深紅のクロノ針がスポーティ(笑)。ダイヤルとマッチしたカーボンファイバー風に仕上げられたストラップ、素材はカーフで、赤のステッチがこれまたスポーティ(笑)!!
もちろん、バックルもチタンで、予備のケースバック素材もチタンとのことです。

b0159560_4211674.jpg


円安の今、1億円オーバー・コースの落札は決定でしょう・・・・

2年前のように、実物は日本でも拝見できるのでしょうかしら?

続報は入り次第に!!
[PR]
by a-ls | 2013-05-19 04:22 | パテックフィリップ | Trackback | Comments(2)