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Patek 5539G&エナメル・ワン・オフ at バーゼル2013

今年のパテック新作、ひとつひとつは悪くないのですが、全体としてみたときに去年のような爆発感がなく
「うーん・・・微妙・・・」というのが正直な感想。

というのも、“新作“の多くが、馴染みのあるモデルの後継とか、ダイヤル変更、ブレス仕様の換装とか,バゲットダイヤのグルグル巻きだったりして、“新作感”がいまひとつ物足りない気がするのです。
せめて、まったく新しいノーチラスの新モデルとか、新ムーヴメントを採用した新しいコンセプトの複雑系でもあれば、高揚感は全然違うんですけれども・・・。

ま、多くの海外ブロガーさんも指摘しているように、来年はパテック創立175周年なので、“スゴイの”はその記念すべきアニヴァーサリー・イヤー用として次回に持ち越されたのではないでしょうか。


とはいえ、その中でも、最も注目を集めているのがコチラでしょうか・・・
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いってみれば、その昔に“37mmの3939があればなぁ~”なんて、夢にまで見ていたドリーム・ウォッチが現実のモノとなったわけで、しかも憧れの黒ダイヤルなわけなのですが・・・、ただまぁその萌えポイントを相殺しちゃってくれているのが、微妙な変更点。そっくりそのまま3939フェイスというわけにもいかなかったのか、スペード針、そして今のところWGケースのみというアレンジが・・・
絶対に100%のドンズバを出さない実にPP社らしい訳です(笑)。

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しかもムーブメントも共通だし、なにかひとつくらい萌えるプラスアルファが欲しかったなぁ~

黒エナメルダイヤルが萌えポイントだと言えないこともないかもしれませんが、元祖の3939もエナメルだから、そんなにプラスアルファ感はない気がしますし(その黒ダイヤルをOnly Watchで一億円オーバーで落差してくれた人の立場は!)、黒エナメルができるならば、まず5078の黒をエナメルにすべきでしょう!
まぁ欲を言ってもキリがないし、希望の通りのモデルなんてが出た試しがない(笑)。

しかし、このエナメルダイヤルという要素にこそ、来年を含む今後のパテックの新作のヒントがあるような行きも気もしているのです。

近年、自前の文字盤工場を買収して技術を磨いてきた成果(黒エナメルも間違いなくそのひとつ)でしょうか、
バーゼルで展示された後、カタログにも載ることなく世界のVIPユーザーに引き取られていくドーム・クッロックやエナメル七宝ダイヤルが、あまり注目を集めている感じではありませんが、実はたいへんに華盛りなのです。

まずは画像でご覧ください(一部はTZよりの拝借ですm(__)m)。
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そしてミュシャ・オマージュ!!
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こんなドーム・クロックも・・・
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あぁ~実物、見てぇぇぇ~よぉ~~


こっちの路線の今年のパテックはとってもスゴイ(!)ので、
来年のアニヴァーサリーのコチラの路線は期待大なのです!!



5539以外の作品についての感想は、また後ほどで。。。。。。
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by a-ls | 2013-04-29 10:54 | パテックフィリップ | Trackback | Comments(4)

バーゼル2013新作 from パテック・フィリップ

と、思っていたら。。。。

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Time Zoneでダダ漏れです(笑)


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by a-ls | 2013-04-25 09:40 | パテックフィリップ | Trackback | Comments(0)

Patek 2013新作,チラ見せ

ふむ!

(クリックで拡大されます)
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バーゼル開幕まで、あと数時間・・・

今はここまで我慢してくだされ

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他にも何かあるだろうしねぇ(笑)
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by a-ls | 2013-04-25 09:08 | パテックフィリップ | Trackback | Comments(0)

ふたたび漆ダイヤル

数日前に美しい時計というタイトルでカリ・ヴティラインネン(Kari Voutilainen)の作品を紹介しましたが、来るバーゼルには大手ブランドからも漆ダイヤルなどの日本テイストの作品が投入されているという情報があります。

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まずショパールのChopard LUC XP Urushi Snakeが、バーゼル前にそのベールを脱ぎました!

ま、題材が干支のヘビというところに単に中国市場を意識したのでは感が漂ってもおりますが(笑)、確かショパールは以前にも「山田平安堂」とコラボレーションした蒔絵ダイヤルを出したこともありましたし、単なる便乗とは考えたくないところです。

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とはいえ、39.5mm径、薄型の6.8mm厚は嬉しいサイズ感。
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ローズゴールドケースに65時間のパワーリザーブ。
実物の仕上がりを見てみたい一本です!!




Technical Details【Case】:
18k rose gold
Total diameter 39.50 mm
Thickness 6.80 mm
Water resistance 30 meters
18ct rose gold crown with LUC logo 4.00 mm
Antireflective sapphire crystal
with antireflective sapphire base open ice

【Movement】 :
Mechanical self-winding LUC 96.17-L
Diameter 27.40 mm
Thickness 3.30 mm
Number of jewels 29
Frequency 28,800 A / h (4 Hz)
Power reserve 65 hours
2 barrels Technology ® Twin
Bridges Côtes de Genève

【Dial and hands】:
Dial conducted according to Urushi technique decor snake
Needles Dauphines gold for hours and minutes

【Functions and displays】:
Display time and minutes in the center

【Strap and buckle】:
black alligator strap hand stitched
buckle in 18K rose gold

Ref. 161902-5051 - In 18ct rose gold dial with Snake
(プレス・リリースより)
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by a-ls | 2013-04-24 02:26 | 雑記 | Trackback | Comments(0)

あまりにもリアルな・・・

なんじゃコレは?

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あ、こーゆーことなんだぁぁぁ~!!

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いよいよバーゼルが近づき、各社Pre-Basel World用の作品を発表してきておりますが、
こちらに紹介した斬新な作品は、The Arnold & Sonからの「HM Perpetual Moon」。

ありそうでなかった超リアルな“月相”。
これは、42mm径のケースになんと直径29mmのムーンディスクを内包し、一部立体彫刻からなる月自体のサイズは11.2mmという、すんごいデザイン・バランスなのです(笑)。

しかもすごいことに、裏には通常のムーンフェイズが別に付いているのだそうです!!

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ムーヴ画像の左下にあるのが、もうひとつのムーンフェイズです!
どこまで月が好きなんだか(笑)。

ムーブメント機構上、このムーンフェイズの誤差は122年間に1日とのこと。








ま、わが陣営の1815ムーンったら、
たった1058年で1日の誤差ですけどね、エヘン!





さて、いよいよ、25日からバーゼル開幕です。
今年創立174年の、あのブランドの新作は如何に!?
楽しみです!!!!!!!!!
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by a-ls | 2013-04-21 22:16 | その他時計 | Trackback | Comments(0)

広告宣伝費

仕事柄、広告というものには浅からぬ縁があるのですが、
時計業界の出向にまつわる面白い数字をみつけました。

それは
「2012年に100万ドル以上を広告宣伝費に使った時計ブランド一覧」 (ただしUSマーケットのみ)
というもの。

さて、その数字は・・・


Rank Brand Amount ($ millions)

1. Rolex 52.14

2. Breitling 29.48

3. Omega 23.20

4. Citizen 21.62

5. Cartier 20.04

6. Bulova 20.02

7. TAG Heuer 15.96

8. Movado 15.11

9. Montblanc 8.19

10. Bell & Ross 7.92

11. Longines 7.73

12. Seiko 7.66

13. Raymond Weil 6.34

14. Patek Philippe 5.83

15. Ulysse Nardin 5.82

16. Luminox 4.98

17. Swatch 4.98

18. Dior 4.96

19. Ball Watch 4.61

20. Timex 4.48

21. Louis Vuitton 4.15

22. Bulgari 4.14

23. David Yurman 4.08

24. Rado 3.73

25. Casio 3.64

26. Chanel 3.62

27. Ralph Lauren 3.62

28. Armitron 3.61

29. Parmigiani 3.58

30. Hermès 3.48

31. Tissot 3.28

32. Vacheron Constantin 3.13

33. Victorinox Swiss Army 3.08

34. Corum 2.98

35. Graff 2.82

36. Panerai 2.63

37. Oris 2.59

38. Richard Mille 2.54

39. Zenith 2.53

40. Hublot 2.38

41. Fendi 2.35

42. Coach 2.24

43. Anne Klein 2.19

44. Guess 2.14

45. ESQ 2.04

46. MTM 2.02

47. Gucci 1.97

48. Burberry 1.94

49. TW Steel 1.91

50. Piaget 1.79

51. Carl F Bucherer 1.67

52. Glashütte Original 1.63

53. Frédérique Constant 1.55

54. Ebel 1.54

55. Baume & Mercier 1.40

56. Roger Dubuis 1.29

57. Van Cleef & Arpels 1.11

58. Dolce & Gabbana 1.07

59. Jaeger-LeCoultre 1.02

60. Philip Stein 1.01



シチズン、セイコーのがんばりは意外・・・。スウォッチより多いなんて!
52位にGOがぁ~!

わが陣営は・・・、
たぶん、広告費を使っても使わなくても、
売り上げはそんなに変わらないのではと思えます。
なんせ年間製造本数が少ないので・・・




ま、たぶん61位だったんだと思うんですけどね(笑)。
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by a-ls | 2013-04-21 12:08 | 雑記 | Trackback | Comments(0)

美しい時計

以前、同じタイトルでブログを書きました。
それはVAN CLEEF & ARPELSの“Poetry of Time"シリーズ の新作を紹介したものでした…。

ですが、そのプロジェクトの中心で活躍されていたドミニク・ヴァロン女史が急逝され、芸術の域にまで高められたアートとしての文字盤の進化は、もはや見られないのではないかと悲観していたところ、このたび素晴らしい作品にめぐり合いました! 

フィンランド生まれの独立時計師カリ・ヴティラインネン(Kari Voutilainen)の代表作Twenty-8の新ヴァージョン、Twenty-8 Sarasamonです!!



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Sarasamon? 何語?
察しの良い方ならすぐにお分かりかと思いますが、「Sarasamon(=更紗紋)」なのです!!

つまり日本の伝統美とコラボレーションした作品ということです。

この文字盤を作り上げたのは、漆工芸「雲龍庵」を主宰する北村辰夫さん。

実はこの「雲龍庵」、2011年に、あのウォルサムと懐中時計でコラボレーションしておりますので、一部の時計ファンにはすでにご存知の方がいらっしゃるかも知れません。


こちらが、ウォルサムとの作品。
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「MINAMO(=水面)」と題され、水面のゆらめきと、その水の中で泳ぐ金魚を表現した作品。
まず黒い漆を塗り、夜行貝という巻貝の殻を薄くスライスして文字盤に貼り付け、『水面を通して見える金魚の透明感、奥行き感を出した』というコンセプト。

もうひとつ、下の写真は「日月(=Night and Day)」と名付けられた作品。

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この文字盤は、特許出願中の「雲龍庵技法」という独自の技法によって、何層にも重ねて塗り研ぎ出した漆装飾が非常な立体感を生んでおり、その上に蒔絵や螺鈿などの技法を駆使し、華やかな蝶と唐草模様が描かれています。さらにムーブ裏には蜘蛛が隠し彫りされていて、
『“蝶と蜘蛛”で、人の世の流れとなる“陰と陽”が表現されている』とのこと。
ちなみに、ここに紹介した懐中時計は2点とも非売品なのです!


この雲龍庵は約一年前にNHKの「世界のセレブを狙え!伝統工芸の新たな挑戦」という番組でも紹介されていましたが、8人の職人が所属するこの雲龍庵が作り出すオリジナルの漆芸品は、最低でも100万円台で、
だいたいは1千万円ほどする超高級品。番組では、プライベートジェットで来日したオーストラリアのセレブが、直接作品を買い求めているシーンが紹介されていました。

雑誌やインターネットなどで広く紹介することを、この業界は「目垢がつく」と呼んで嫌う風潮があるため、「雲龍庵」作品はほとんど人の目に触れることもないまま、世界各国のコレクターによって競うように買われていくということでした。

芸術性の高い歴史的な漆工芸は英語で“ジャパン”と呼ばれ大変珍重されていますが、室町時代をピークに衰退し、現代ではその技術の多くが失われていました。
しかし、それらの技法を研究し、現代に復活させ、さらに江戸~明治に頂点を迎えたもののこれも衰退傾向にあった蒔絵や螺鈿の技法にも注目し、斬新な作品を発表しているのが北村氏なのです!

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「Watch File vol.62」のp29にも紹介されていました。


その代表作の「印篭」がイギリスのヴィクトリア&アルバート・ミュージアムに買い上げられたことで注目を集め、雲龍庵は海外で個展を開くまでになりました。つまり、海外の方のほうが「漆=ジャパン」を高く評価していということなのです。

ここに注目したヴティラインネンさんは流石ですね!
しかも彼のTwenty-8は、37mm径、高さ10.80 mmという、絶妙のサイズ感で仕上ってくるのです!
ご褒美に、ジャーマンシルバーを採用したTwenty-8 のムーヴ裏もお見せておきましょう(笑)。

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しかしやはり今回のハイライトは文字盤ですね。(ぜひ写真をクリックしてみてください、拡大されますので)
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外国人には珍しい技法なので、英文の説明文も“日本語読み”のオンパレードです(笑)。
Kinpun (gold dust), Jyunkin-itakane (gold leaf), Yakou-gai (shell of great green turban) and Awabi-gai (abalone shell from New Zealand). First gold ‘channels’ are created, which are then filled with layers of a special organic compound made from an ancient recipe. Minuscule pieces of hand cut shell are placed in patterns.
・・・てな具合。

価格その他はまだ明示されておりませんが(もしかして、またもや非売品!?)、
かなり興味をひかれる作品には違いありません。





できましたら、こういうコラボ、ランゲさん辺りもやってほしぃぃ~よぉぉぉ。








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by a-ls | 2013-04-20 14:06 | 時計いろいろ | Trackback | Comments(3)

ノーチラス?

ひさびさに、おおわらいさせてもらいました。


パチといえども、これはビンテージ品。

ノーチラスがデヴューした頃、ロシアで誕生した、パチック・・・・、


いや、パケッタ(笑)!!!!!

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カレンダーのロシア語に実用性がにじんでます。
これは何曜日なのでしょう???




そして。。。。。。。。。。
5時半位置の「CCCP」表示に歴史と感慨をおぼえます・・・・
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by a-ls | 2013-04-19 09:32 | パチ | Trackback | Comments(0)

Lange1 ステンレススティール・リストショット

以前にもご紹介したLange1のSSケース

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いよいよ5月13日のクリスティーズに登場なのですが、現在プレヴューで世界各地を巡回展示中のようです。
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またこのクリスティーズには、奇遇といいますかこのLange1のような珍しいケースの時計がいくつか出品されております。



まず、Patek Philippeから、常に人気の高い名機3448。
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永久カレンダーモデルですが、今回出品されているのは、このモデル中、唯一作られた閏年インディケーター付WGケースの個体ということです!!
SFr800,000 - 1,400,000というものすごいエスティメートがつけられています。
どんだけすごいかはコチラで どうぞ。


さらに珍しいのは、
見た目は何の変哲もないノーチラス3700/1が・・・
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なんとまぁプラチナ・ケースで存在していたということです!!
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おそらくというか、間違いなく、この世に一本しかない仕様ということで・・・
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ノーチラスなのに、SFr300,000 - 500,000(3千万~5千万)という
絶句するしかないエスティメートが付けられております!!





最終的に、
どのくらいのビットで落札されるのかは・・・、怖いもの見たさ的な感覚ですが(笑)、
ちょっと興味あるところです。
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by a-ls | 2013-04-18 06:28 | ランゲ&ゾーネ | Trackback | Comments(0)

SIHH2013新作展示会 atパレスホテル~スゥイーツ編

前回ブログの付録です。


書き漏らしたことがありました!
琥珀宮のディナーコースにスペシャルがもうひとつあったことを!!

それがこちら!!!
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なんだかわかりますか?
一発で解った方はすごいです!!

これは、デザートに出された月餅ですが、“お月さまの餅”という名前の連想から・・・
よぉぉぉぉぉぉぉ~く見てください・・・・・・



なんとムーンフェイズのサブダイヤルを表わしておるのです。
たぶんこのモチーフは、400個以上の星を描いた新デザインのディスクを搭載したことで話題の1815ラトラパント・パーペチュアル・カレンダーの、その部分。。。。。
さらに・・・

下の方に、漢字が二文字あって、「朗格」と読めますが・・・・・、これは夏にお勉強しましたね(笑)。



そしてスゥイーツ・ネタのもうひとつは、帰り際にランゲさんから頂いたお土産です。
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開けてみますと、
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以前にもご紹介したチョコレートがセットで!
しかもあの時は、こちらでテキトーに名前付けてしまっていたのですが、
ムーブメントの“仕様”もちゃんと決まっておりました(笑)!
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ランゲ・スタッフのみなさん、至れり尽くせりで、本当にありがとうございました!! 
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by a-ls | 2013-04-17 12:31 | ランゲ&ゾーネ | Trackback | Comments(4)