a-ls 時計(Mechanical Watch Users News) blog.

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ダトグラフ・パーペチュアルの・・・

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美しい時計です。
クロノグラフと永久カレンダー。
言わずと知れたランゲ&ゾーネのハイエンドピースのひとつです。
機能的にみても、プレシジョン・ジャンピング積算カウンターや、カレンダー合わせの便利さ、プッシャーのロック機構など、非常に高性能なのですが・・・

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たとえばパテック・フィリップでいうならば、収集家にとっての一種の到達点として確固たる人気を持ち、それ故になかなかに入手が困難とされる3970、5970、新作では5270と同様の機構でありますが、残念ながら、それらパテックのハイエンドと同等の注目度(およびニーズ)があるかというと、そうとも言えないのが実情ではないでしょうか・・・。

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41mm径・12・8mm高というサイズ感、PTケースで153gという重さ。そしてファビアン政権の末期に1700万円を超えた定価(すでにPTはディスコンとなっておりますが、現定価は1465万円となっています)などを比較検討するとき、パテックに軍配をあげる方が多いのです…。

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しかし思うのですが、このダトグラフ・パーペチュアルが憧れの時計にやや届かない最大の原因、それは、ダトグラフという、とてつもなく完成されたランゲの至宝が、その7年も前に世に出てしまっていた“不幸”による部分が大きいのではないでしょうか。

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再びPPを例に持ち出して恐縮ですが、たとえば5070と5970との間、今でいえば5170と5270との間には、まったく別の大きな高み、ファンであればいつかは超えてみたいステップのようなものが横たわっているように感じられるのですが、ダトグラフとダトパーペとの間にはそれに近い関係が生じてこないような気がするのです。

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つまり、ランゲというブランドのカタログにあっては、ダトグラフが一種の最高到達点であり、そのコストパフォーマンスと完成度とのバランスをひとたび手にしてしまった時、さらなる上位機種の多くに対して“ある種の諦めがついちゃう”気がするのです。
(わたしがいまだにダトグラフに縁がないのは、その“諦め”を回避していたいという無意識下の行動だったりして・・・笑)

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しかし、本当に冷静な視点でこの時計を見る時、ダトパーペはもっと評価されてもよいのではないかと思うのです。
キャリバー952.1を搭載して2006年に発表。ということはみなさん、これは1995年の開発着手以来、なんと11年という長い年月をかけ、文字通りランゲが満を持して送り出した名機なのです。

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いまだかつて、発表までこれほどの時間が掛けられた作品は、ランゲ&ゾーネにおいて、過去にも現在にも存在しません。
さらに、あたかも、おとぎの国の塔のような階層的なダトグラフのキャリバーと較べると、まるで海賊の隠した宝箱を開けたかのような凝縮感満載の裏側・・・

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(↑クリックしていただけると“宝箱は”巨大化します)
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思うのですが、もしこの時計のネーミングに“ダトグラフ”という枕詞がつかずに、たとえば「エミール・ランゲ・パーペチュアル」だとか「ドレスデン・パーペチュアル」だとか、なにか独立した別の名前があったならば、もっと違ったファンの思い入れや別のストーリー展開があったような気もするのですが・・・。

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今年のダトグラフ・アップ&ダウンもそうですが、“ダトグラフ”という枕がついた瞬間から、ダトグラフと較べられてしまう・・・つまりダトグラフそのものがライバルになってしまうようなイメージがぬぐえませんし、それでなくとも最近のランゲ作品のネーミングは、往々にして長すぎでしょう(笑)。
その意味では、基本的なカタログ名を早くから4桁の数字という記号に置き換えてしまっているパテック・フィリップはさすが凄いと思います。

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今は上げ過ぎてしまった定価を現市場へ整合させるために、PTを廃し、ゴールド系のケース素材に換えてリーズナブルな定価をつけ直すなど、苦肉の策がとられていたりもしますが、本来、この時計とダブルスプリットの2種は、全正規店に置かれ、ブランドの最高峰としてもっと堂々としたセールスが行われていて欲しいと願うのです。

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とはいえ・・・、わたしの腕にはちょっと重いので、ついつい装着がご無沙汰になる傾向も確かにあります。

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ダトパーペ…
いろんな意味で、悩ましい一本です。




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by a-ls | 2012-06-27 12:27 | ランゲ&ゾーネ | Trackback | Comments(11)

ドミニク・ロワゾー氏の来日講演

先月のブログで御紹介したパテック・フィリップ、ジャガールクルトに引き続き、各ブランドがアワーグラス銀座店の10周年記念にちなんだイベントを行なっておりますが、6月16日(土)~6月22日(金)まで『ジラール・ペルゴ ハイコンプリケーション・コレクション』と題された展示イベントの初日におじゃま致しました。
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というのも、この初日には・・・
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この1月からジラール・ペルゴに加わることが発表された伝説の天才時計師、ドミニク・ロワゾー氏の講演があったのです!
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昼と夜、2回の講演でしたが、店内にはかなりの聴衆が・・・。
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ロワゾー氏はもともとアンティークの複雑時計の修復などに携わり、天才の名を欲しままにした後ブランパンに入社、有名な6ピースマスターズなどを製作しました。また、哲学を学んだ時計師としても有名です。
また、今回のフェアには、ジラール・ペルゴの技術の粋を集めたというミュージカルウォッチ、「OPERA」3部作が全て展示されておりました!
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オペラ3のソヌリ・オルゴールは、耳元で聴かせていただき、感動しました!

今年のGPの新作「ロレアート スリー・ブリッジ トゥールビヨン」の原型とも言える矢印型の3つのブリッジを使ったGPの往年の懐中時計も展示されておりましたが、
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(肝心の裏側のブリッジ、まったく写りが悪くて申し訳ございません…)。
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こちらが最新のGP。
このように、過去の遺産を新しい技術に移植していく方向性において、ヴィンテージ時計のすべてを知り尽くしたロワゾー氏の複雑時計製作部門への加入は今後のGPにとって非常に意味あるものとなることでしょう。
講演後もプライベートな質問に快く応えるロワゾー氏。
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そしてこの後…
某所に場所を移して。。。。。













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by a-ls | 2012-06-24 21:18 | 時計店 | Trackback | Comments(2)

さすがパテック! オークション結果編

以前、5131Jのチャリティー用ユニーク・ピースとクリスティーズのオークション・アイテムを “さすがパテック” としてお知らせしました。
そして昨日、5131Jが何と100万スイスフランで落札されたことをお伝えしましたが、
サザビーズの方ではさらに“さすが”なことになっておりました!!!

もともと今回のサザビーズのオークション品の多くが、パテック・フィリップの世界最大のコレクターとして名高いヘンリー・グレイヴスjrと、そのコレクションを引き継ぎさらに収集品を拡大した孫のR.H.フラートンが所有していた由緒あるピースという“筋の良い”ものであったこともあってか、おそるべき記録が生まれました。

だいたいLot.No1とNo2なんて、ただの懐中時計の箱で、エスティメートは1000ドル(約8万円)-1500ドル(約12万円)だったのに、No1は26,250ドル(約210万円)、No2にいたっては30,250ドル(242万円)という、予想をはるかに上回る落札価格でスタート。

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もっとも、グレーブス家専用の家紋入りの特殊箱で、もともとの時計のサーティフィケーションが付いているとはいえ、エスティメートの20倍はすごい!



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わたしが注目していたエナメルダイヤルの3450Jはエスティメート15万-25万ドルに対し、落札額は22万4千500ドル(約1780万円)と、まぁまぁうなずけるものでしたが、


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センターセコンドのパーペチュアルカレンダーであるRef2497は、エスティメート30万-50万ドルに対し、落札額は72万2千500ドル(約5700万円)! 


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裏蓋にグレーブス家の家紋が入っている以外、取り立てて特殊なこのとない懐中時計。エスティメート4万-7万ドルに対し、落札額は30万2千500ドル(約2390万円)!! 



そして今回、記録を打ち立てたのは・・・
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1895年製(ケースは1927年製)のトノー型YGケースのミニッツリピーター。
エスティメート60万-80万ドルに対し、その落札額は、
な、なんと 299万4千500ドル
(約2億3650万円)!!! 


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                約120年前のハンマーです・・・

                いやぁ参りました・・・。。。。。














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by a-ls | 2012-06-20 19:45 | パテックフィリップ | Trackback | Comments(0)

5131J クロワゾネワールドタイム CHFワン・ミリオン!!

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先日ご紹介の5131J クロワゾネワールドタイム

ジュネーヴの旧市街を描いたワンオフ文字盤で、
Chirdren Actonのためのチャリティー・ピースでしたが、
この度、落札価格が発表されました。

その額はなんと・・・・・

100万スイスフラン!! 
(約8千2百万円)



定価の10倍以上でした・・・
スイスのお得意様の御落札だったそうです。


「すごい!」の一語に尽きますです。。。。。












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by a-ls | 2012-06-19 18:21 | パテックフィリップ | Trackback | Comments(0)

タイムゾーン 疑問

(サマータイム機能の叙述について6月23日付で訂正・加筆しました)
※すみません・・・、ホームタイムとゾーンタイムの同期操作に関する部分、うろ覚えで書いてしまいました。実際は都市リングが動くのではなく、ゾーンタイムの時針を固定したまま分針を同期させるという操作でした。お詫びして訂正します。。。。。。



5月は海外が多かったため、活躍の機会が多かったタイムゾーン。
機内のアイドルタイムに、退屈しのぎで接写してみました。
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欧州では5月からサマータイムが採用されるわけですが、
本機タイムゾーンはサマータイムに対応しているかどうか、ご存知でしょうか?

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ランゲの日本スタッフや販売店さんからは、ゾーンタイム切り替え用のプッシャーを、半押し状態で送ると、
時針を同期させずに都市名リングをズラすことができるので、
目的のゾーンタイムで強く押した状態のままリューズを引き出し、時刻を戻し合わせすると、ゾーンタイムの時針は固定されたまま、ホームタウンの時分針とゾーンタイムの分針だけが動くので、サマータイムには対応すると聞かされていたし、実際、そういう動作が可能なので、わたしはサマータイム対応と信じてきたのですが…

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今回これを書くために、久々に取り説を読んでみたら、その104ページに、なんと(!!)
「ホームタイムとゾーンタイムの片方だけがサマータイムとなっている場合の、時差のずれには対応していませんのでご注意ください。」と、わざわざ太字で書いてあるではありませんか!
ということは、半押しズラしは、設計上で想定された本来の動作ではなく、
もしかしたら故障の危険を伴ったような“裏ワザ”なのでしょうか?

プッシャーを押したままの戻し合わせの操作は、
あくまでも初期購入時などに、ゾーンタイムとホームタイムを使用地域で同期(=同じ時刻に合わせる)ための操作であって、同じ結果が得られるからと言って、サマータイム変更などに使うことは想定されていないのでしょうか・・・?

このことにもっと早く気づいていたら、コモ湖で“販促担当”として精勤していたデハス氏に、ガッチリ質問できたのに! 残念。。。

正解をご存知の方がいらっしゃいましたら、どうかご教授ください!
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で、コモ湖でデハス氏に質問していたのは、タイムゾーンの都市名の変遷というユル~ぃ質問でした。
都市名自体が変わったり、日付変更線が変わったり、勝手に時差を変更する国があったりで、
その度に都市名を変更せざるを得なくなるという様々なヒストリーを経て、
とうとう“モスクワ”が消えてしまった最新の文字盤は4代目なのだそうだ(ちなみに、写真のタイムゾーンは3代目文字盤です)。

いつか機会があったら、歴代の全文字盤写真を集めて、紹介(詳解)したいですね。

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by a-ls | 2012-06-18 22:59 | ランゲ&ゾーネ | Trackback | Comments(10)

パテック・フィリップ “さすが”ヴァージョン

前回(人によりましては)ちょっと残念に感じるパテック尾錠について書きましたので、
今回は“さすがパテック!”という時計、しかも個人的に大好物であります、
エナメル文字盤のご紹介を。

まずはこちらをご覧ください!
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ただでさえ入手が困難なクロワゾネ・ダイヤルのワールドタイム、5131Jのユニークピース、
「世界を旅行する方とコレクターのためのカルト・モデル」だそうです(笑)。
題しまして"View of the City of Geneva"(ジュネーヴ市の光景)です。

有名なレマン湖の噴水とサン・ピエール大聖堂でしょうか(もしかしたらパテック・フィリップ社ゆかりの建築物かもしれません)、ジュネーヴらしい光景がダイヤルに描きこまれております。
これは1994年に設立された“子供のためのファンド”チルドレン・アクションへの寄付を目的としたオークションピースで、クリスティーズHONG KONGを通じて、どなたでも入札することができます。
これが申し込み用紙
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ま、すぐに明日(6/11)がオークション本番なんですが・・・




そしてもうひとつは、来るサザビーズのNYにオークションに出品されているパーペチュアル・カレンダー時計のref.3450。Lotナンバー20というものです。
3450はもちろん貴重な時計で、10万ドルオーバーが相場の時計として知られております。
通常はこんな顔・・・
b0159560_14101595.jpgオートマチックで
ドルフィン針とバーインデックスが特徴なんですが・・・

今回出品された3450は。。。。
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なんとエナメルダイヤルでローマン・インデックスなんです!!!
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エスティメートは15万~25万USD。
通常の3450よりもやや高いくらいなので、これで針がリーフだったら、いってしまいそうです(笑)。
この個体には、今年の4月に取得されたパテック社のアーカイヴも付属していますが、それによりますと、ダイヤルはシルヴァーとなっていて、エナメルに変更された旨の記述はありません。
それがなぜエナメル・ダイアヤルに変わったかは、サザビーズのオークション・カタログに長々と語られております。

パテックの歴史にご興味をお持ちの方は、カタログの記述と合わせて、Mフーバー&ヴァンベリー共著「A PATEK PHILIPPE WRISTWATCH 第2巻」の290ページ(499a)をご参照ください。

しかしこんな3450が存在するとは!
さすがパテック、奥が深い!! と、改めまして実感させてもらいました。





















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by a-ls | 2012-06-10 14:27 | パテックフィリップ | Trackback | Comments(6)

パテックの新バックル!?

あ~、
まさか今後、尾錠はどんどんこういう方向性になるとか???

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現在は、こちらのみに付くようですが・・・

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最近の文字盤デザインを範にしているのでしょうけれど、
クラシック、エレガンスなパテックには、あまり似つかわしくないような・・・・・・



さて、どうなんでしょう???
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by a-ls | 2012-06-08 15:35 | パテックフィリップ | Trackback | Comments(11)

コンコルソ・デレガンツァ・ヴィラ・デステ III

(・・・前ブログより続いてます)

午後、グランドフィナーレのパーティを前にして雲行きが怪しくなり、
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カフェのウェイターさんに、
「雨が降りそうだね」と困った表情で伝えたら、意外にも彼は明るい笑顔で、
「そうだね。でも運が良ければ、雨上がりにすごい景色が見えるよ。それは世界で最も美しいコモの光景のひとつだと僕は思うよ!」というポジティヴなお返事。
「ん・・・?」

そしてそして、パーティへ向かう車中で、ウェイターくんが言っていた“奇跡の光景”に遭遇したのです!
それは、虹。・・・なんですけど、ただの虹ではなくて、
小さい頃に“そこには宝が埋まっているんだ”と教えられ、子供心にそこへの旅を夢想した、虹の(生まれる)根元がクッキリ見えてしまう虹なんです。
しかもこの日はダブルで!! 
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まさに、湖上に架けられた奇跡のアーチです。
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そしていよいよ会場であるヴィラ・デステに到着。
他のゲストの方々は、昨日の昼に車を見ながらランチを楽しまれたようですが、わたしは初見。
タキシード&ドレスに身を包んだヨーロッパセレブ(冗談きかないくらいの本当のお金持ち!)が千人規模の渦でいらっしゃると、けっこうビビリます(笑)。
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もう一度整理しますが、このヴィラ・デステは、歴史的にも名高い南欧有数のリゾートホテルであり、その庭園は世界遺産というホテルの最高峰なのです。
ヴィラ・デステについての詳細はこちら→http://www.villadeste.com/it/13/home.aspx


そしてこのイベント、「コンコルソ・ヴィラ・デスタ」は現存する最古の自動車コンテストなのだそうで、この日の模様は、我が国の朝日新聞デジタル版にも紹介されておりました。http://www.asahi.com/car/italycolumn/TKY201205310240.html

つまりは、この由緒あるイベントにランゲが協賛させていただいてるというか、もしくは協賛できるほどのブランドとして認められたというか。。。。とにかくまぁ有り難いお話なわけです。
会場には、歴代の"Pour le Merite"が誇らしげに飾られておりました!
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そしてこれが、世界に一個だけのタイムゾーン!
わざわざシュミットCEOがわたしたちのテーブルまで見せに来てくれました。
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ディナーをいただきながら、いよいよ選考結果の発表。
車のことはよくわからないのですが、3位と1位が同じオーナーということで、ぶっちぎりだったようです。
シュミットCEOがタイムーゾーンを渡すところ。。。。
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なんですが、
角度的にあんまりなので、同じ瞬間を正面からとらえたコチラ(↓)の写真をご参照ください。
http://alang.watchprosite.com/show-forumpost/fi-10/pi-5331558/ti-793543/s--19/

そしてグランドフィナーレの花火を仰ぎ見つつ・・・
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かなりヘトヘト状態でホテルに戻り、翌朝8時チェックアウトのためのパッキングへと立ち向かったのでした・・・。

というわけで、個人的には非常に慌ただしい旅ではありましたが、
ランゲ・スタッフの温かいホスピタリティーと、そしてなによりも、同行させていただいたゲストの方々が、
みな素晴らしい方ばかりで、とっても良い出会いの多い旅となりました!!


バタバタの中でしたが、行くことを決断して、とても良かったです。
関係各位の皆様、本当にありがとうございました。













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by a-ls | 2012-06-06 00:13 | 旅の記録 | Trackback | Comments(0)

コンコルソ・デレガンツァ・ヴィラ・デステ II

一夜が明けた、朝のコモ湖・・・
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なんか、“限りなくイタリア仕様の”芦ノ湖って印象で、ある意味親しみやすい風景(笑)。

まず午前中のスケジュールのハイライトは、クラシックカーの試乗。
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基本的には専門のドライバー付ですが、
インターナショナル・ライセンスがあれば、自ら運転もできるということで、
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ゲストのみなさんは昨日中に申し込んだ車に乗り込み、約2時間弱のラリーを楽しまれました。
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というわけで、次々と“公道”へ・・・。

昨日欠席したわたしはラリー不参加で、いそいそとこちらの会場へ・・・
ウォッチメイキング&プレゼンテーション!
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今回なにがすごいかというと、
プレゼンテーションの担当者が、こういう場でこういうことは滅多にしない、
設計責任者のデ・ハス氏であるということ!!
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当然のことながら、デ・ハス氏はその立場上、
プレスや評論家など、時計の機構に対して突っ込んだ質問が予想される場への登板が多いわけですが、
この日は、一般ユーザーの“ゆる~~い”質問に対しても、
非常に真剣かつユーモラスに対応していたのが微笑ましかったです。(笑)
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ゲストが途切れた隙を見計らって、今年の新作についていろいろと尋問したところ(笑)、
非常に興味深い話を聞き出すことができました~!

●シングルバレルになって生まれた新しいグランド・ランゲ1のムーヴの空間に、いろいろな機構を載せたくなっているのでは、たとえばランゲ1クロノグラフとか・・・? 
「新しいムーヴに新たな可能性は限りなくあることは確かだけれど、まだどのアイデアも具体的ではない。とりあえずあのムーヴは、ランゲ1と同じ比率、同じプロポーションのグランド・ランゲ1を出さなければという、わたしたちが長年抱えていた責任を果たしたものだよ」

●新型ランゲ1をベースにした開発が続いて、そしてそのうちに旧ランゲ1がひっそり引退なんてことはない?
「それはない、絶対にない。ランゲ1はわれわれのアイコンであり、シンボルでもあるので、ランゲ1をなくすことはあり得ない」

●ややこしいから、今年の新作はランゲ2(ランゲ・ツヴァイ)とかにすれば良かったのに。
「あ、それは考えた! でも「1」に対して「2」とつけると、それは“2番”とか“2位”って感じで、なんか良くないのではという意見もあって、結局グランド・ランゲ1となった」

などなど、このほかにも今年のモデルについて、いつか紹介したい話や、まだまだ胸に秘めとかなきゃいけない話など(笑)、いろいろと聞き出しましたので、また機会を改めて・・・。

そして午後は、“無事に”ラリーから戻られたみなさんと合流して、
ホテルに隣接しているヴィラ・カルロッタを観光。
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ここは建物のみならず庭園としても名高いということですが、
広大な敷地に、ジャングル風あり、南国風あり、針葉樹あり、日本風鳥居つき竹林ありと、
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イッツ・ア・スモール・ワールド風味のイタリア人の斬新なデザイン感覚と、アバウト感を体感(笑)。


この後、各自しばしの休憩をとり、
いよいよ夜のメイン・パーティ&受賞式(コレ、正装がお約束なので、支度が非常に面倒臭い!)にむけ、
散歩orF1TV観戦orブラックタイ・フィッティング・・・etcな自由時間を過ごします。

こちらが今回宿泊したホテル。
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さすがランゲさん・BMWさんと感じたのは、
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腕にこれを付けている限り、宿泊ホテル内のbar、レストラン、エステなど、
あらゆるサービスがフリーなのです!!



ちと長くなって参りましたので、
以下、次回ということで・・・・








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by a-ls | 2012-06-05 11:15 | 旅の記録 | Trackback | Comments(0)

コンコルソ・デレガンツァ・ヴィラ・デステ

(・・・前ブログより続いています)

フランクフルトから乗り継ぎ、ミラノのマルペンサ空港へ
空港にはこういう車がお迎えに来てくれていて・・・
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リゾート地として有名なコモ湖畔の・・・
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このようなディナーパーティ会場へ直行です。

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『コンコルソ・デレガンツァ・ヴィラ・デステ』という歴史あるクラッシックカー・コンテストのガラディナーは、
オペラ座の客席を取り払って、ホール中にディナーテーブルが搬入されています。
しかもランゲのゲストテーブルは、さらに一段高いステージの上(!)にセットされておりました。
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映像を交えたり、ちょっとしたオークションがあったり、オペラ歌手の歌唱があったり・・・
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目の前のテーブルでは、ウォルター翁がパーティを楽しんでいたりします。
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わかりにくくてすみませんが、△矢印の先に爺父さまが。。。。
(クリックすると写真を拡大します)


もともと車はよくわからないということで、イベントへの出席はお断りしていたのですが、
そんな状況を変えたのはシュミットCEOからの一通の招待メールでした。
「…今月2回もヨーロッパに行くことは以前から聞いていましたし、このような短期間に何度もヨーロッパに行く不便もよくわかった上ですが、あなたを招くことをミスしたくないです。Villa d´Esteで会えることを心待ちにしています・・・」と、他にもいろいろありましたが、まぁ、要約しますとこのような感じ。

昨年末にシュミットさんから同様なお招きのメールを直接いただきながら、1月のSIHHは出席をお断りしてしまっていたため、“2度続けて断るのは「失礼かも」”という、きわめて日本人的な発想と(笑・後に聞いた話ではゲルマン民族はそのようなことはまったく気にしないそうです…)、このメールをいただく直前にケッセルマン氏から退任の件をきかされていたため、ケッセルマン氏を介して進行途中だったプロジェクトの話など、“この機会に将来的なことを話し合っておいた方がよいかも”と思いなおし、急きょ参加を決めたわけです。
その後、先のブログに書いたとおり、ジャガーのジェロームCEOと会食するために予定を一日ずらしたり、さらにバタバタのスケジュールとなりました。

・・・ということで、この素晴らしいイベントについての知識も理解も、非常に低いままの参加となったのですが、
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整理しますと、BMWグループが主催するこのイベントは、世界有数のクラシックカー・オーナーが所有する歴史的な名車やスポーツカーがイタリアの湖畔の小さな村に集められ、BMWが招待するゲストたちの投票によって、順位を付けて表彰しましょう~、という趣旨なんだと思います(この程度しか理解できておりません、ほんとうにすみません。。。。Orz)。

一日遅れて行ったわたしは参加できませんでしたが、招待客にはこのようなセットが配られ、
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その投票で最優秀車がきまるわけです。
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そして今年から、元BMW南アフリカCEOという地位にあったシュミット氏の前職の絡みもあってか、このイベントをランゲ&ゾーネも後援することとなり、優秀車のオーナーにはタイムゾーンのユニークピースが贈られることになったわけです。
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日本からのゲスト・テーブルに、この夜はシュミットCEOが同席してくれ、ディナー中にいろいろと話をしつつも、シャンパンとワインと時差と疲れとで、話の記憶は曖昧な感じで・・・あれよあれよという間に時は過ぎ、迎えたコモの朝日・・・。

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以下、2日目のレポートに続きます。






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by a-ls | 2012-06-03 19:43 | 旅の記録 | Trackback | Comments(6)