a-ls 時計(Mechanical Watch Users News) blog.

alszanmai.exblog.jp

カテゴリ:グラスヒュッテ・ブランド( 21 )

"我が陣営”の2017年を振り返る!

「2017年のドイツ時計を振り返る」というテーマで、おそらく2017年最後となるブログを締めくくりたいと思う。

実はこの記事、バーゼルが終了した直後から構想していたのにもかかわらず、着手すると必ず“出張”とか”急ぎの別企画”とか“緊急打合せ”とか、ともかく書き始められない事態が起こり伸び伸びとなっていたもので、逆に、書こうとすると必ず忙しくなるというトラウマから、ついつい放置、とうとうこの大晦日に書くハメになっているのだが、案の定、朝から微熱があり、不吉な予感を覚えている(笑)。

今年のことは今年のうちにという義務感から書き始めるが、ただ、何度もトライしかけた経緯があるので、どこから書くべきか、どういう切り口で書くべきかなど、何パターンかが頭の中でごっちゃになっており、しかもこの微熱である・・・。よって、乱文失礼ということを予めお断りしておきたい・・・・。

さて、自分の中にあるブログ執筆のモチベーションのひとつは、ドイツ時計の魅力をなるべく多くの方に共有してもらいたいという願望であるため、今年はどのブランドが素晴らしかったとか、どのモデルが一番良いとか、そういう書き方ではなく、あくまでもユーザーとしての視線から各々のインプレッションを記すようにしたい。

その意味で、個人的に今年もっとも印象的だったのは、グラスヒュッテ・オリジナルだ。
理由は、バーゼルのブースで聞かされた、ブランドサイドからの次の一語。

「わたしたちはもはやランゲ&ゾーネのコンペティター(競争者・競合社)ではありません。われわれは、自社の素晴らしいムーブメントを、ランゲ&ゾーネが扱わないステンレス・スティールという素材でケーシングすることで、今後はハイクオリティでリーズナブルな時計を主力としていきます。ですから、今後のわたしたちのコンペティターはむしろ、スイスの中価格帯のブランドとなるでしょう」

これは素晴らしい英断である!!

人件費や開発費の上昇による価格高騰が目立つドイツ時計ブランドではあるが、ドイツ時計の良さを楽しむにあたって、貴金属ケースでなければならない理由はスイス時計よりも低いと思う。時計の機能とムーブメントの美しさを最高のコストパフォーマンで手にできるならば、ステンレス・スティール素材でもOKと、考える層も一定数は必ずいるだろう。

確かに、徹底的にブラッシュアップしたキャリバーであり、グラスヒュッテのクオリティーと美しい仕上げが施されたCal.36をエンジンとする「セネタ・エクセレンス」のラインを厚くし、全モデルにSSケースを常設した今年の新作には、その意思が感じ取れる。(参照: https://watch-media-online.com/blogs/601/ )



惜しむらくは、まだCal.36に相当する手巻きムーブメントがないことだろうか。もしグラスヒュッテ・オリジナルがA.ランゲ&ゾーネのL951クラスの手巻きムーブメンを持てば、かなり面白い拡がりが生まれる気がする。
極端な話、会社の方針でA.ランゲ&ゾーネには絶対に作ることができないスティール・モデルの、たとえばダトグラフ相当のSSモデルを300万円程度で世に出せれば、機械の出来は間違いないので、爆発的な支持を得ることも予想されるわけである。
実際、今年の「セネタ・クロノグラフ・パノラマデイト」のSSモデル(参照: https://watch-media-online.com/news/558/ )が、もしもう少し小振りに仕上がっていて、もし手巻きムーブだったら、ドイツ時計の歴史はちょっと変わったかもしれない。

さらにひと言付け加えるならば、「セネタ・エクセレンス」など最近の作品のデザインの独自性を見る限り、過去、明らかにランゲを意識したデザインだったり、アクアタイマーチックなダイバーズやロイヤルオーキッシュなスポーツモデルの模索など、紆余曲折あったGOのデザインの黒歴史は、もうそろそろ時効扱いにしてしても良いと思う。
今年のグラスヒュッテ・オリジナルは最優秀インプレッション賞としておこう。

ドイツ時計産業の今後にとって、「ステンレス・スティール・ケース」は、良くも悪くも、かなり重要なキーワードになるような気がする。


一方、このグラスヒュッテ・オリジナルの方向性とは対極の路線を選択したのが、今年のモリッツ・グロスマンではないだろうか。
ステンレス・スティール路線と言えば、奇しくも昨年、「アトム・ピュア」で一足先にその領域に踏み込んだのがモリッツ・グロスマンであった。ただ、ユーザーはに伝わりづらいムーブのブラッシュアップを加えたりした一方で、誰もが一見して分かるエングレーヴィングを省くという(実はこれも前世紀の懐中時計の約束事に律儀に倣っているのだが)、その愚直なまでな真面目さに賛否も分かれたことは記憶に新しい。(参照: http://alszanmai.exblog.jp/25561840/


そこで今年は、新しい切り口のデイト表示機能を持つ「アトム・デイト」や、新しい巻き上げ機構を持つ「テフヌート・ツイスト」といった、機械・機構面に工夫を凝らしたモデルを出し、(参照: https://watch-media-online.com/news/555/ ) ( https://watch-media-online.com/blogs/693/ )



さらに、名門ドンツェ・カドランとコラボレーションした「アトゥム・エナメル」や、深みのあるカラーダイヤルを持つ「アトゥム・プリマヴェラ」といった文字盤の工芸性を高めた至高のモデルを多数発表した。
(参照: https://watch-media-online.com/blogs/480/ )( https://watch-media-online.com/news/650/

機構や仕上げなど、常に最高クラスのクオリティを追求し続けるブランドの性格上、本格路線を選んだ作品について、ユーザーサイドとしては、コストと満足度とのバランスをどう折り合わせるか、なかなかに悩ましいものとなった気がする。しかしその一方でグロスマンの新作には、昨年のSSケースの「アトム・ピュア」に、きちんと仕上げを施したムーブを積んだ“ハイ・アート”という、これが出来たのであれば選択肢のひとつとして去年に提示しておいて欲しかった3モデルが各15本限定で発売されていたり、しかしそれらの情報は限定のためかオフィシャルHPには掲載されていなかったり、また、プレスリリースにはなかった「アトゥム・ピュア・スカル」といった、およそグラスヒュッテっぽくないSS作品があったり、やや統一性を欠いた少しわかりにくい点があるのは残念。
いずれにしろ、全体的に低価格帯の開発に邁進しつつある時計業界の中にあって、グロスマンのこの本格志向は価格にもそれなりに反映されるため、今後の発展性に注目である。
ということで、今年のモリッツ・グロスマンには名誉ある最優秀開発賞を贈りたい。



さて、ステンレス・スティール・高品質・低価格路線で、一日の長があるブランドといえば、それはノモス・グラスヒュッテである。
ノモスの場合、当初からSSケース&汎用ムーヴという低価格路線をその特徴としてきたわけだが、そうした実績を積み重ね、いよいよ投入された18Kのゴールドケースと自社ムーヴを採用した本当にグラスヒュッテらしい出来の良いハイエン・ピースの「Lambda」が、「サクソニア」や「セネタ」などの貴金属ラインのユーザーを、どのように侵食していくかというところに、2013年以来、非常に期待してきた。しかしグラスヒュッテ・オリジナルが主戦場をSSに移しつつあるような現状にあって、発表以来ずっと続けてきた「Lambda」 (参照: http://alszanmai.exblog.jp/21401870/ ) の新展開が途切れたことは、少し残念なところである。

しかしその分、2015年に発表された超薄型ムーブメントの「DUW3001」を活かしたカラフルな「アクア シリーズ」や、手巻きαを搭載した非常にリーズナブルな「キャンパス・シリーズ」がラインナップに加わった。

特に17万円台からセレクト可能な「キャンパスシリーズ」は、グラスヒュッテ・ウォッチへの入門ピースとして、もしくはダニエル・ウェリントン辺りから時計に目覚めたユーザーには次なるステップとして(笑)、こぞって着用して欲しいモデルだ。
ノモス・グラスヒュッテには今年の優秀コストパフォーマンス賞を贈呈したい。



そして、満を持して登場のA.ランゲ&ゾーネの今年はと言えば、最初から言ってしまうが、優秀安定賞というところだろうか。時計それぞれは素晴らしい。しかし、「トゥールボグラフ・パーペチュアル」にしろ、「ツァイトヴェルク・デシマル・ストライク」にしろ、時計の名前を聞いた段階でほぼその機能と顔までも見当がついてしまう。


しつこく言うが、もちろん時計それぞれは素晴らしい。


でもしかしである、昔「ツァイトヴェルク」という名前をはじめて聞いたとき「どういう仕組みになってるんだぁ」とあれこれ想像したことや、「ランゲ31」と聞いて「マジかよ!」と叫んだあの日や、「テラルーナ」にあんぐり口を開けたあの時の、未知の扉をのぞき込むようなワクワクドキドキ感が今年の新作にはあまり感じられなかったのである。くどいかもしれないが時計それぞれは実に素晴らしい。ただ今年の素晴らしさは実に安定していたというか、良くも悪くも、過去に発表した機構のヴァリエーションや組み合わせだった点が・・・・


げ、ここで年が明けてしまったぁ~!


時間切れの「あけおめ」だからと言って、この記事の書き出しを書き直すだけの気力はない。熱も下がらないし、とりあえず2年越しで書き続ける。


という訳でA.ランゲ&ゾーネである。
2017年はウォルター翁の喪中ということで、あまり派手なプロモーションもなかったが、2016年の限定ピースである「リヒャルト・ランゲ・ジャンピングセコンド」を、今年、2017年の秋にあっけなくPGケースで再発するなど、真っ先に買ったユーザーを大事にしないシンドロームをまたまた発症したのはシビアに減点だ。改めて言うけど、時計それぞれは実に素晴らしいのだから、もう少しファンに寄り添って欲しい・・・。
あとひとつ気になったのは、ウォルター・ランゲ・オマージュのスペシャル限定にステンレス・スティール・ケースを選んだことだ。ウォルター翁とSSケースには特に関連性はないし、普通に考えれば、プラチナもしくはハニーカラーゴールドが登場するはずのシーンでのステンレス・スティールの採用である。まさかこれを踏み絵に・・・・ランゲも!?

先にも書いたが、「ステンレススティール・ケース」は、良くも悪くも、今後のドイツ時計シーンにおいて、かなり重要なキーワードになるような気がする。ま、信じるか信じないかはアナタ次第だけどね!


最後は、ドレスデンからのラング&ハイネ
今年秋から始まったノーブルスタイリングさんの取り扱い開始によって、確実に販路&裾野が広がるであろうラング&ハイネ。(参照: https://watch-media-online.com/blogs/923/
もしかしたら、最も伝統的ドイツ時計の形態に近い時計作りを行っている独立系工房ではないだろうか。
SSケースから貴金属ケースまで、融通の効くバリエーションを備え、個人的なカスタマイズの相談にも乗ってくれるという、この規模の利点を活かした職人技が堪能できる。

今年の新作は角型時計の「ゲオルグ」。

●ドイツの角にしてドイツの格


恵比寿での華々しい発表会も印象的だったので、まさにブライテストホープ賞をさしあげておく。
(参照: https://watch-media-online.com/blogs/969/
日本市場で本当にその真価が問われるのは今年のバーゼル以降となるだろうが、マルコ氏のキャラクターも良く、いまのとこは好感触、大いに期待したいところである。




さて、2017年ありがとうの締めくくり記事のハズが、期せずして、明けましておめでとうございます記事となってしまうという不手際の中ですが、WATCH MEDIA ONLINEは今年もユーザーとしての立ち位置から時計と取り組んで参ります。



2018年も、なにとぞ宜しくお願い致します。




そして、この一年の皆さまの素晴らしい時計ライフを祈念しつつ、
本日はこの辺で。乱文失礼いたしました。


[PR]
by A-LS | 2018-01-01 15:50 | グラスヒュッテ・ブランド | Trackback | Comments(0)

モリッツ・グロスマン 2017新作展示~前回の続き

遅くなりましたが、モリッツ・グロスマン 2017年新作の、「テフヌート・ツィスト」、「テフヌート・スリーピング・ビューティー」を中心に、
新作展示レポ後編を投稿しました。









[PR]
by A-LS | 2017-05-16 07:58 | グラスヒュッテ・ブランド | Trackback | Comments(0)

モリッツ・グロスマン、針の手仕上げ実演イベントとバーゼル新作展示


先日、グラスヒュッテ本社からフッターCEOと針職人のマティーナさんが来日し、東京ブティックにて針の手仕上げを再現するイベントが行われた。
また、バーゼルで発表された新作展示も合わせて行われ、アトゥム・エナメル・ジャパンリミテッドも披露された!
アトム・エナメルとジャパンリミテッドの実機写真を使って、相違点などの比較を試みた!!

先日、グラスヒュッテ本社からフッターCEOと針職人のマティーナさんが来日し、東京ブティックにて針の手仕上げを再現するイベントが行われた。
[PR]
by A-LS | 2017-05-10 16:04 | グラスヒュッテ・ブランド | Trackback | Comments(0)

モリッツ グロスマン 2017バーゼル新作レポート

モリッツ グロスマンのバーゼル新作。
その第一弾として、アトゥム エナメルやアトゥムデイトなど、代表ラインのアトゥムの新作からの紹介。




[PR]
by A-LS | 2017-03-29 05:39 | グラスヒュッテ・ブランド | Trackback | Comments(0)

モリッツ・グロスマン新作・追加投稿


モリッツ・グロスマンのバーゼル新作について、前回のレポートでは書き切れなかったことや、ドイツ時計通の皆さんが気になっているであろうポイントなど、当日にスタッフに尋ねて知り得た点をとりまとめた。


①「アトゥム Pure M」はなぜオフィシャルHPなどの新作発表から外れていたのか?
「Pure M」は、製作がかなりギリギリで、バーゼルに間に合うかどうかわからなかったため、HPなどには間に合わなかったということで、特別にHPから外したりサプライズ的に隠していたわけではないそうだ。

b0159560_01192182.jpg
この「Pure M」についての追加情報。
これまではダイヤルを社外への外注としてきたグロスマンだが、このメッシュ・ダイヤルに関しては、初めて社内製作としたそうだ。8つのパーツからなる複雑な構造と、スティールを網目状に編むなど、通常の文字盤業者では対応できなかったからかもしれない。

「Pure M」のステンレスケースは針とインデックスにグリーン、DLCステンレスケースのものはホワイトでの彩色が施されているが、バーゼルで実機サンプルを見た工藤CEOは、SSケースのグリーン・インデックスがピンとこなかったため、改めてブルーの彩色でオーダーしてきたとのことだった。

では、ホワイト、ブルー、グリーン以外にどのようなカラー・ヴァリエーションがあるかについては、前述したように、「Pure M」自体がバーゼルにギリギリだったため、その全貌はいまだ把握されておらず、この3色以外の展開がどうなるかはまだ解からないそうだ。

b0159560_01195105.jpg
なお、アトゥムのミニッツレールはプリントではなく、窪みを彫り込み墨を流し、白い樹脂を充填した後にポリッシュ仕上げしたもの。針も同様の作りで、新しいランセット型のステンレス製自社針が採用されている。



②新作の「アトゥム・パワーリザーブ」が、「ベヌー・パワーリザーブ」と同一のキャリバーを使用したことで、これまで続いてきた”ワンモデル・ワンムーヴ”が崩れたこと。
さらに言うと、この2つのモデルは径(41mm)も厚(11.65mm)も同一なため、いってみれば文字盤変更モデルのようなもので、つまりは「アトゥム」と「ベヌー」というモデル・ライン自体の境界もあいまいになってしまったわけである。
工藤CEOは本当に正直な方で、言い訳など一切することなく、「おっしゃる通り」と、すべてを認めてしまわれた(笑)。

なので、以下は、わたしなりの仮説でしかないのだが、この件に関してはこのように予想している。
もともと限定モデルとして登場した「ベヌー」はその手間と完成度からそう長くは継続できないモデルであった。すでにオリジナルは完売でジャパンリミテッドが残るのみであり、ベヌー・トゥールビヨンも限定、となるといずれはパワリザーブのみになってしまう可能性が高いが、「ベヌーパワーリザーブ」はグロスマン製プッシャー付き手巻き機構が付くなど、どちらかと言えば機械的にはもともと「アトゥム」寄りなのである。
といったことを踏まえて、今年は貴金属ケース・モデルの新作がないということもあり、今のうちから「アトゥム」にパワーリザーブを加えておこうという判断がなされた。・・・どうだろうか。

また、今後「アトゥム」が主力ラインとなる予兆として、今年の新作のステンレスケースの大半が「アトゥム」ラインを名乗っているほか、「アトゥム」といえばバー・インデックスと思われていたデザインに、「アトゥム Pure M」に見られるようなアラビア数字を採用したことなど、デザイン上の制限を超越し、今度の展開の選択肢を広げていることなども指摘できるのではないかと思う。
(同様に、先に発表された「テフヌート・ジャパン・リミテッド」がローマ数字を採用していることなどからも、今後のグロスマンのモデルラインの展開の自由度は高まるような気がする)


③ステンレス・ケースの新作はすべて限定であるが、その限定数を足すだけでも、グロスマンの年間製作数を大幅に上回ってしまうこと。
グロスマンの年産本数は現在約200本とされているが、今回のSS限定の合計は優に200本を超えているので、限定数すべてをデリヴァリーし終えるには数年かかることをドイツ本社も予想しているが、もちろん増産計画もあり、今後の10年をかけて年産本数を5倍の1000本にする計画を実行中とのことである。


グロスマンは今後もステンレスケース・モデルを発表するのかどうか。
それは今のところわからない。
ただ、今年の2月にフッター社長を迎えて行われたブティック一周年記念行事の際にブティック・スタッフに今回のSSモデルのプレゼンがあり、スタッフ間でもその賛否は分かれたそうである。先のブログにも書いたが、今回の新作群への市場の評価が、グロスマンの方向性に大きく左右することになるのかもしれない。


⑤ステンレスケース・モデルのムーヴメントはエングレーブの仕上げが簡素化されているが、これはブランドの哲学と矛盾しないのか?
グロスマンのブランド哲学は『シンプルかつ機械的に完璧な時計の設計』にある。その意味で、ステンレス・スティールというシンプルなケース素材に合ったデザインの完璧さを表現したのが、今回の「Pure Steel」の簡素化なのであるとグラスヒュッテ本社は説明している。これは往年のグロスマンでもそうであった(ランゲにおける同様な例も先のブログに示した通りである)。実際、テンプ受けの彫りを省いて得られる時間短縮や経費節減はさほど大きなものではない(地板の仕上げ加工に関してはそのやりかたによる)。
だが、ここがまだ小回りのきくサイズ感のブランドの利点なのだが、もし購入希望者が、ケースはSSだが、ムーヴメント裏には貴金属モデル並みの仕上げやエングレーヴィングが欲しいと願った場合、グラスヒュッテ本社の裁量と見積もりによって、特別なオーダーを受けることは可能だというのだ!!

かつてまだ小さなブランドだったランゲ&ゾーネが、SSケースのランゲ1の製作を受けたり、36mm径のプール・ル・メリットを作ったり、ブルーダイヤルのダトグラフをワンオフ・モデルとしたような時期、多くの時計ブランドの歴史にはこのようなスペシャルな時期があり、やがて規模が大きくなるとこれらの手間のかかるオーダーはほとんど受け付けられなくなることが通例なので、そういう余地が生まれてきた今のグロスマンは、かえって面白い”ユーザー・フレンドリー”な存在になっている言えるのかもしれない。



⑥「シンプルかつ機械的に完璧な時計の設計」を謳うグロスマンとしては、複雑機構の時計の開発をどのように考えているのか?
確かに「トゥールビヨン」を発表してはいるが、現状ではクロノグラフ以上の複雑機構は予定にないというのが公式見解となっている。だが、今年のSSケースの発表のようなサプライズ的な新作もないとは言い切れないのではないだろうか。





というあたりが先のイベントでなされた質疑応答や、スタッフ説明からの追加情報であり、今回のSSモデルやムーヴの簡素化に対して抱かれる多くの疑問点に対するQ&A集になっているのではないかと思う。



新作のサンプルは4月中に日本ブティックに到着するとのことなので、次には実際のモデルを見たうえで、さらなるレポートをお届けしたい。
また「ノープレッシャー・フルケアー」で、みんな一緒に行く(笑)!?






















als_uhruhrをフォローしましょう
























[PR]
by A-LS | 2016-04-02 17:18 | グラスヒュッテ・ブランド | Trackback | Comments(8)

ノープレッシャー, フルケアー ”モリッツ・グロスマン・ブティック訪問”



先週の日曜日、つまりブティックの定休日にわざわざショップを開けてもらい、展示の時計に自由に触れ、それらの説明を聞き質問をしたり、さらにはバーゼル新作の最新情報を戴いたり、しかも合言葉は”ノープレッシャー, フルケアー”という、たいへんにユーザー・サイドに立った、元々は本ブログのコメント欄のやり取りから始まった思い付き企画を受け入れていただいたモリッツ・グロスマンのさんに、まず感謝申し上げます!!


b0159560_07261788.jpg


当日はグロスマン・ブティックのある播磨坂では「文京さくらまつり」が開催されており、予定では桜満開のイベントになるはずだったのだが、その数日前からの冷え込みもあって3分咲き程度ではあったものの、ブティック前の通りには露店や出店もでて、普段とは異なった華やいだ雰囲気のグロスマン・ブティックの昼下がり、全国からお集まりいただいた15名の時計ファン(今回はおよそ2倍の申し込みがありまして、参加いただけなかった方々は本当にごめんなさいm(_ _)m)の皆さんの期待に応えるべく、本ブロク初の試みである企画イベントがスタートした。



b0159560_07553496.jpg
まずは日本法人の工藤CEOが挨拶(上の画像・右下)、続いて不肖わたくしa-lsがこのイベントの趣旨をお話してから最初のコーナー、ブティックの高橋店長による「モリッツ・グロスマンの歴史および時計作りの精神」というテーマのレクチャーからスタート。


b0159560_08103072.jpg
高橋店長のお話は、グラスヒュッテにおけるグロスマンの歴史から、使用している工作機械、ヒューゴミラー理論に基づくドテピンの位置の説明(!)に至るまで、グロスマンの時計の特性や哲学を多岐にわたって解説するものだった。実に勉強になったが、ここに再録するのには情報量が膨大過ぎるので、今後、関係するテーマがあれば小出しにまとめて行くという方針で、どうかご勘弁を(笑)。

さて、続いて、バーゼルから帰国したばかりの工藤CEOによる、2016年新作情報のコーナーだ。
まずはそれぞれのモデルの画像を見ながらの説明。
(下の画像は上から順に、「アトム・ピュア・スティール・ホワイトダイヤル」、「同ブルーダイヤル」、「テフヌート・ピュア・スティール・ダークグレーダイヤル」)
b0159560_09000297.jpg

今年は”ピュア・スティール”という、ブランド初のステンレス・スティール・モデルが発表された。限定モデルとはいえ、これはグロスマンに注目してきたファンにとっても実に賛否の分かれる問題作であり、ある意味、今後のブランドの方向性にも関わる部分でもあるため、質疑が相次いだ。

モニター越しのためその質感まではわからないので、外装に関してはバーゼルで実機を見てきた工藤CEOの「モノとしては想像していた以上に良かった」という言葉を記すにとどめるが、先のブログでも紹介したように、スティールというケース素材にマッチさせるため、「華美な表面加工をしない」ことで、「素材と機能性が美しいバランスで両立」するという点が、最も賛否が分かれるポイントではないかと思う。

(下の画像が、通常キャリバーとピュア・スティール用キャリバーとの比較。上段がアトゥム、下段がテフヌート。中央が実機画像)

b0159560_09451022.jpg

仕上げが簡素化されたキャリバーについて、資料では19世紀のグロスマンのクロノメーター懐中の実例に倣ったとあったが、その画像自体はないらしいので、ランゲの例で言う、ALSとDUFの関係に近いのではないかと想像する。

b0159560_21322168.jpg
参考例として、ランゲ懐中の1Aクォリティー(上)と、後に出たディフュージョン・ラインであるDUFの比較(下)を挙げておく。上の実機の裏画像と比べると、仕上げの程度は非常に近く感じられるのではないだろうか。



b0159560_21411887.jpg

ただここで重要なポイントは、ブリッジやテンプ受けのエングレーヴィング自体は、莫大な時間やコストのかかる工程でもないので、このムーブ裏の見た目が”手を抜いている”というイメージと直結されてしまうと、それはそれで誤解が生まれるということである。

さらに言えば、キャリバー自体は従来品とまったく同じ素材(ジャーマンシルバー)を使用し、支柱で支える構造や後退式コハゼ、緩急針、ホワイトサファイアの受け石、二度組みなど、製造クォリティーに関しての基本スタイルにはほぼ変化がないばかりか、変更部分を見ると、従来品よりもむしろ進化・改善された点も多々あることが謳われている。

具体的に、「テフヌート」に関しては、
【キャリバーの変更点】
①4番車とガンギ車受けを一体化させることにより、一層の安定化を図る。
②2番車への伝え車の受けを片持ち式から3点ブリッジで保持したことによる安定性の向上
③グラスヒュッテ後退式コハゼを改良
④地板と3/5プレートは硝子粒によるサンドブラスト加工
⑤シャトンを廃し、プレートに直接埋め込まれたホワイトサファイアの受け石。
⑥スティールの色を活かした平面仕上げのネジ(ブラックポリッシュ仕上げ)
【ダイヤルと針の変更点】
①真鋳にロジウム仕上げを施したシルバー、ダークグレー、ブルーの2タイプ。
②ロジウム仕上げのステンレス製インデックス。
③手仕上げで鏡面仕上げを施したリーフ型ステンレス自社製針

「アトゥム」に関しては、
【キャリバーの変更点】
①新たに採用した平ヒゲ用に新設計した可動式のヒゲ持ち受けにより、ビートエラーを容易に調整することが可能。
②地板と2/3プレートは硝子粒によるサンドプラスト加工。
③シャトンを廃し、プレートに直接埋め込まれたホワイトサファイアの受け石。
④スティールの色を活かした平面仕上げのネジ(ブラックポリッシュ仕上げ)
【ダイヤルと針の変更点】
①真鋳にロジウム仕上げを施した、ホワイト、グレー、ブルー、メッシュの4タイプ。
②バーインデックスはステンレス製。
③小さなくぼみに白い樹脂を充填した後、丁寧にポリッシュ仕上げを施した、新たなランセット型のステンレス系自社製針。


ここまでの手間の積み重ねとここまでのイメージとの引き換えで実現した約40%にも近いコストダウンの大部分は、ケースの貴金属の実費が大半を占めるのではないかと思うが、今年以降、このSSモデルで広げた市場が、今後のグロスマンの展開にどのように影響してくるのか、たいへん注目に値する新作群であることには間違いない。

その他の質問としては、「年間生産200本ほどの規模にあって、これら限定数をどのように賄うのか」という問いには、今後数年間かけてのデリヴァリーになると思うとの回答があった。


いやぁ~、実際ね、ここではもっともっと書きたいことや分析したことや、具体的な情報があるのだが、それらは今後の別記事ということにしたい。
でないと、今回のブログがまったく終わらないのだ(笑)。

従って、テフヌートのメッシュ・ダイヤルである「ピュアM」についても、ちょっと次回に回すということで・・・ご勘弁を。。。。。



新作が落ち着いたところで、短い休憩をはさんでブティック会場は最後のコーナーへと移った。
ここでゲストは2つのテーブルに分かれて、ベヌーやアトゥムなどのラインごとの特徴を実機に触れながら楽しくお勉強。
各テーブルには、すでに購入されているグロスマン・オーナーが同席してくれて、オーナーでないと解からないような装着感などの質問にも答えてくれた。
グロスマン全機種に自由に触れながら、距離を縮めたゲスト同士がまるでオフ会のような和やかさの中で、時計談義や情報交換をする素敵な空間となった。

b0159560_10514823.jpg
b0159560_10512306.jpg
※ゲストが着けておられたカラトラバと比べても、まったく遜色なし!!



で、気が付くけば外はすでに夜。
実質5時間という、もの凄い長丁場だったにもかかわらず、実感ではアッと言う間の時間感覚であった。それでも話が尽きなかったのか、ゲストの半数近くがブティックスタッフを交えた2次会へと、夜桜の街に繰り出したのであった(笑)。

そうそう、帰り際に今日の思い出となる、素晴らしいギフトを頂戴した!!





b0159560_10451413.jpg
グロスマンのキャリバーに実際に使われているテンプ(チラネジ付!!!)をあしらった襟ピンである。
バーゼルのスタッフ用に作られた貴重なものを、工藤CEOがゲスト分ハンドキャリーしてくれたという逸品。



ご、ご、ごっつあんです・・・。


今回の成功を実績として、今後も様々なブランドやブティック(正規店さん)との間でこうした機会を持てたなら、なかなか敷居が高かったり、入りづらかったりするブティックを、もっと身近に感じられたりして、ブランドとショップとユーザーそれぞれにとって、とても有益な空間となるのではないかなぁ~、なんて思ったりも。


ということで、自分の次なるステップである、ブログのニュースサイト可の目途がついたら、
今後もいろいろと企画していきたいので、よろしくおねがいします。





















als_uhruhrをフォローしましょう































[PR]
by A-LS | 2016-03-30 11:08 | グラスヒュッテ・ブランド | Trackback | Comments(5)

Moritz Grossmann 2016新作


パテック・フィリップ新作画像の途中ですが、ここでちょっと”わが陣営”、グラスヒュッテ情報です。

バーゼル開幕早々、「モリッツ・グロスマンがステンレス・スティールの新作を発表した!」ということが、かなりの驚きとともに伝えられた。
というのも、グラスヒュッテ11ブランドのうち、ステンレス・スティール・モデルを出していないのは、ランゲ&ゾーネ(ま、特注品は除くとして)と、このモリッツ・グロスマンのみで、この2社は高級ラインに特化した孤高の道を歩んでいくグラスヒュッテ・ブランドなのだと勝手に想像していたものだから、自分としてもちょっとした驚天動地t的な印象を受けたのだった。

SSモデル発表のマネージメントのアウトラインについては、近日開催予定の本ブログのブティック訪問イベント「ノー・プレッシャー、フルケアー」(笑)で、ドイツ・サイドの意見などを聴取させていただいてから、私感をまとめてみたいと思う。


さて、オフィシャル・サイトを見る限り、新作は以下の3種。

b0159560_00261072.jpg
このうち「アトゥム・パワーリザーブ」がWGとRGモデル(※搭載ムーブメントはベヌー・パワーリザーブと同じ100.2のようだ)。
b0159560_01065038.jpg


残る「アトゥム」と「テフヌート」がステンレス・スティールモデル(※ただしともに限定品)なのである。


「アトゥム」のほうの正式名称は「アトゥム・ピュア・スティール(=Grossmann präsentiert das Pur-Finish und die TEFNUT Pur)」と
b0159560_01073653.jpg



同じくテフヌートも「テフヌート・ピュア・スティール(=Grossmann präsentiert das Pur-Finish und die ATUM Pur)」。
b0159560_01080778.jpg



タイトルに付された”ピュア・スティール”というのは、”ピュア・フィニッシュ”という新しい仕上げ特徴を活したモデルあること、そしてその仕上げ特性ゆえにステンレス素材が選ばれたというストーリーがあるそうなのだが、この辺りのことは、とりあえずオフィシャルHP、もしくはこの拙ブログの終盤を読んでいただけければと思うが、では今回なに故にパテック実機画像シリーズを中断してまでグロスマン新作を取り上げたかというと、上記3つ以外にもう一つの新作があるのに、それがいつまでたってもオフィシャル・サイトに登場しないからだ。


それが、コレ!!!!!!!
b0159560_01105318.jpg
メッシュ・ダイヤルのアトゥム!!
スケルトンでも蛍光でもない透明感から覗くムーブメントの深奥、アラビア数字だが「アトゥム」ラインからの新作第3弾、
つまりこれぞ、スチールケースとピュア・フィニッシュに、さらに透明性を加えた「アトゥム・ピュアM」(=Grossmann präsentiert das Zifferblatt mit Durchsicht und die ATUM Pure M) なのだ!!


とりあえず実機画像!!
b0159560_01192182.jpg
b0159560_01195105.jpg
オフィシャル資料から引用すると、
「アトゥム・ピュアMは、2016年のバーゼルワールドで発表するモデルの中で最も明快で、モリッツ・グロスマンのマニュファクチュールから生まれた新しい三つの特徴が備わっています。それは、ブランド初のスチールケースとそのために設計したピュア・フィニッシュのキャリバー201.0、そして細かいスチールワイヤーの網目を用いた部分的に透明なダイヤルです。
イニシャルのMは英語で「網目」を意味する「メッシュ/Mesh」を表しています。現代建築ではメッシュのエクステリアは透明性や軽さを象徴します。それは構造とファサードの裏側にある生活を垣間見せてくれるものです。この透明性をいかしたダイヤルにより、アトゥム・ピュアMはモリッツ・グロスマンの新たな時計作りを明確に打ち出しています。
時計のダイヤル中央にある透明な部分は、アトゥム・ピュアMの特徴と言えるでしょう。ダイヤルは6個のパーツで形成され、細かい分目盛りと秒目盛りはアトゥム・シリーズに共通したディティールです。分を刻む目盛りから8個のアプライドインデックスが浮き上がって見えます。ランセット型の針はステンレス製でインデックスに合わせて白いHyCeram樹脂を使用し、職人の手で仕上げられています。」

b0159560_01385071.jpg
アトゥム・ピュアMは、2種のケース・バリエーション(ステンレススチール・DLC加工ステンレススチール)で、各50本限定!!
手巻きムーブメント100.2搭載。直径: 41.00mm、厚さ: 11.35 mm。パワーリザーブ約42時間
SS メッシュダイアル \1,600,000 / SS DLC メッシュダイアル \1,700,000


ここで踏まえておきたいのは、このステンレス・シリーズが単なる”廉価版”ではく、ブランドの理想とするグロスマンが19世紀に採用していた加工法に準じた結果のステンレス素材の採用という点なのだ。

再び資料からの引用で、その”ピュア・フィニッシュ”を読み解くと

「ピュア・フィニッシュでグロスマンはあらためて歴史的な特徴を取り上げています。当時モリッツ・グロスマンは表面加工を変えることでクロノメーターの外観にバリエーションを持たせました。その著しく異なる仕様は、様々なコンセプトを表しているように見えます。しかし、そこに共通して言えることは華美な表面加工をしていないということです。モリッツ・グロスマン社はこの伝統を受け継ぎました。ピュア・フィニッシュでは表面加工と時計作りにおける構造の細部に焦点を当て、素材と機能性が美しいバランスで両立しています。マニュファクチュール製の二つのピュア・フィニッシュキャリバーは、アトゥムとテフヌートの両シリーズにおいて新しいスチールケースと組み合わされます。現代的なスチールケースと研ぎ澄まされた美しさをもつピュア・フィニッシュキャリバーは、アトゥム・ピュアとテフヌート・ピュアにおいて創立者であるグロスマンの哲学を完璧に現わしています。「シンプルかつ機械的に完璧な時計」―これがまさに1854年から続く、モリッツ・グロスマンの時計作りです。」

この当時のグロスマンの表面仕上げに法についても、イベントでいろいろと訊ねてみたいと思っているが、どうでしょ、メッシュ・ダイヤル、なかなか興味深い作品といえないだろうか。















als_uhruhrをフォローしましょう



















[PR]
by A-LS | 2016-03-24 01:46 | グラスヒュッテ・ブランド | Trackback | Comments(4)

ドイツ時計のpre-バーゼル④~Nomos



ドイツ時計のpre-バーゼル、その第4回目は、Nomos・・・・なんだが、



現状はこのとおり(笑)




b0159560_15515805.jpg




何をやらせても、デザイン・センスの良いNomosならではの画像であります。






















als_uhruhrをフォローしましょう



















[PR]
by A-LS | 2016-03-16 15:55 | グラスヒュッテ・ブランド | Trackback | Comments(0)

ドイツ時計のpre-バーゼル③~GO


ドイツ時計のpreバーゼル記事を書き進めていれば、ま、いつかはこれが登場しますわな。


b0159560_06380906.jpg

複数層からなるコーティングと重厚な発色は、プフォルツハイム・ダイヤル工場の技術的勝利!
(昨日の続きみたくなるがプフォルツハイムは、ドレスデン近郊ではなくシュヴァルツヴァルトの地方の端にあり、”黒い森の門”と呼ばれる街なのだ)

ただまぁ42mm径をいかに着けこなすか・・・。
b0159560_06424405.jpg
とはいえ、完全な新作でもないので、これくらいしか触れるべき点もなし。。。。
ま、動画でも観といてちょ、とお茶を濁す。









むしろこっち!!

グラスヒュッテオリジナルに、”羨ましいなぁ”と思うことのひとつ、




ベルリン映画祭のスポンサード!!

コモ湖の湖畔のクラシックカー・イベントなんかよりも、何万倍が羨ましい文化イベント。
上の動画は「Senator Cosmopolite」をメインに時計画像付ヴァージョン”で、
下の動画は、GOがサポートした6年間をまとめた”ベルリン映画祭のヒストリー・ヴァージョン”。





さて、文化と言えば、GO初のマニファクチャー・ブックが完成というお知らせもある。

b0159560_07150454.jpg


「Impressions」と題されたこのマニファクチャーブック、アメリカではGOのブティックで約190ドルで購入可能なそうだが、日本ではどうなんだろ?
ちょっと読みたいぜ。

















als_uhruhrをフォローしましょう
























[PR]
by A-LS | 2016-03-15 07:27 | グラスヒュッテ・ブランド | Trackback | Comments(0)

ドイツ時計のpre-バーゼル


さして話題にもならないのは仕方ないかもしれないが、我がグラスヒュッテ陣営のpre-バーゼル情報ったらほとんど浸透してない気が…。
今年のバーゼルはロレックスのNewデイトナだけじゃないぜ!(蟷螂の斧と言われようが、味のある新作を一挙紹介)

※掲載画像は基本的にブランドのオフィシャルHPより引用


まずは、Mühle-Glashütte(ミューレ・グラスヒュッテ)の「29er Zeigerdatum 」から。
 
b0159560_05231300.jpg

プロダクト名の”29er(トゥエンティナイナー)”とは、帆走レガッタボートの公式階級で、主に青少年向きとされ最近普及が著しい小型ヨット"29er"を指し、ミューレ社が、29er級ヨットを操舵するドイツの青年男女達のために開発したもの。
で、”Zeigerdatum”がポインターデイトのこと、ランゲもそうだが、タイトルに機能やライン名を盛り込んで解かりやすくなっているのがグラスヒュッテの流儀なのか(笑)。 ムーブメントも従来のETAから、ここではSellitaのSW221-1を採用した10気圧防水のスポーツ・ウォッチだが、指摘しておきたいのは、今までのミューレ・グラスヒュッテにはなかった、中間色を思いきりフィーチャーした軽やかなフェイス・デザインだ。
b0159560_05400762.jpg
「ノモスかよ!」とか言っちゃぁいけない(笑)。
「グラスヒュッテだなぁ」とほほ笑んであげてくれなまし。ドイツ時計らしいシンプルさの中にそのデザイン性が光る新機軸のタイムピース!!
SSケース・42.4mm径・自動巻き・パワーリザーブ38時間。1490ユーロ(ベルト)、1590ユーロ(ブレス)。


【参考】
ノモスの「Ahoi Datum(アホイ・デイト)」のWatchtime.net 限定。 これぞ元祖グラスヒュッテ配色(笑)。
b0159560_06551232.jpg







一挙紹介の意気込みだったのだが…資料翻訳が追い付かず、ひとまず眠らせてちょ。。。。。





















als_uhruhrをフォローしましょう






















[PR]
by A-LS | 2016-03-12 07:00 | グラスヒュッテ・ブランド | Trackback | Comments(2)