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a-ls 時計(Mechanical Watch Users News) blog.

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メカニズム動画 


先日、期待を込めた檄ブログを書いてみたら、あら、想いが届いたのか(ま、届かないのは重々承知だが)、
ランゲさんの連続動画投稿にちょっとした変化があった。


商品ラインの動画に続き、今はメカニズム系の動画を頻繁にUPしてくれている。
まぁね、それは単にライン系の動画が一段落したということを意味するのだが(笑)、
昨週来、機構好きであればなかなかに楽しめるアニメーション動画が3本ほど公開されている。


まず第一弾が、今年発表された「Jumping Seconds」のルモ構造含んだデッド・ビートを明快にアニメ化してくれた” legibility of the second” 。





続いて第二弾は「The Zero-Reset Mechanism」



特許としてはかなり古いもので、これまでもいろいろな切り口で紹介されてきたが、今回は前述の「Jumping Seconds」での動作に特化したしたのがちょっと新しい。
単純な構造なのだが、飽きずにずっと見ていられそう(笑)。


この流れでの最新動画は(このシリーズはまだまだ続く可能性が高いが)、グランド・ランゲ1ムーンフェイズにおける「The Moon-Phase Display」。




ところでこれ、副題が「Fidelity for 122.6 years」(=122.6年の忠実)となっているのだが、ここに、ちょっと疑問が…。
いつの頃からか、ランゲのムーンフェイズは「122.6年もの長きに渡って修正不要」みたいな話になっちゃって、今回の副題のようにブランドもこのニュアンスを積極的にアピールしている気がするのだけれど、でもでも、間違っていたらごめんなさいなんだが、わたしの記憶では確か・・・・、

メカニズム動画 _b0159560_12185266.jpg

”ムーンディスクに1日分の誤差が生まれるまでに122.6年かかる” 
という話だった気がするんですけどね…。
だったよね????

メカニズム動画 _b0159560_12452247.jpg
今のランゲの言い方だと、122.5年までは正確で、122.6年目に急にズレが生じるみたいなイメージだが、実際のところ、1日目からズレは始まりその蓄積が122.6年で24時間分になるわけで、たとえば122.5年目あたりでは、ほとんど24時間に近いズレが生じているのだけれど、この辺はどうなんでしょう? 

わたしの理解が間違っていたらごめんなさい。


ま、人の寿命を考えれば、122年という単位自体に現実味はないのだが、
なんでも美しく語ってしまえシンドロームも、やりすぎは毒では(笑)。。。。



















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by A-LS | 2016-08-16 00:35 | ランゲ&ゾーネ