FPジュルヌ「SONNERIE SOUVERAINE」
付録も豪華で、
オーデマ ピゲの「ロイヤルオーク・パーペチュアル・カレンダー」、そしてFPジュルヌの「ソヌリ・スヴレンヌ」を特集した2冊の小冊子が付いている。
特に、奇しくも発表から同じく10年を迎えるジュルヌのグランソヌリ「SONNERIE SOUVERAINE」の冊子は、
珍しいブルーMOP文字盤の個体の製作過程がつづられた貴重なもの。
あら不思議!!!!
その実機が降臨!!!
当然のことながら、裏も表も”そっくり”同じ。
なんとこの素敵な個体は、
日本の時計コレクターの中でもっとも粋人と言える方の手元にデリヴァリーされていたのだ。
ある時期に同じくランゲオーナーとしてこの粋人と知り合ったのだが、その後、はた目には対照的な道を進むことになる。
この粋人は、1本の時計が持つ機能、スペック、素材、デザインなど、非常に多角的な面からその意図や効果や使用するTPOを突き詰め、最高の1本をセレクトする。
その結果、粋人の時計ボックスには、機能や使用シーンにおいて決して被ることのない、それぞれ最高の1本が必要最小限の本数で収まることになる。
(そしてそのボックスに、もはや我が陣営の時計の席はないのであった…笑)
また粋人の素晴らしいところは、その時計の製作者や販売者とも親交を重ね、製作の工程や実験の過程などの情報を吸収し、それらの知識を積み重ね、やがては彼らすら気づかなかった時計の個性や特性を、とても自然に解かりりやすく後進コレクターへ発信してくれるという、なかなか時計を絞り切れない煩悩にまみれた自分としては実に学ぶところの多い、ほんとうに尊敬すべき粋人なのである。
その御眼鏡にかなった最新作が、このFP.ジュルヌの「グランソヌリ」だ。
10年も前にゴングの動きを前面から見えるようにした画期的なデザインは、その後のリピーター時計に多くのヒントと可能性を与えたモデルである。
音も聴きたいですよね~、
実は動画も撮ったのだけれども、酔いも回った2件目での撮影だったので、会話も止まらずかなり状態も悪いため、
これは次なる機会の、頭スッキリ状態で再トライするということで、お赦しくだされ。
何度もブログで書いてきたことだが、
時計の趣味を持って良かったとつくづく感じることは、人との出会いである。
時計を好きになっていなかったら、決して出逢うことのなかったであろう大切な友人たちとの語らいの時間。
趣味を同じくするというだけなのに、会った瞬間に親友となれるそんな感覚をもう何度味わったことか。
不思議なことに、そういう方々とは時計以外にも様々なテーマで通じ合えたり、語り合えたりすることが実に多い。
そういう最高のひと時をたくさん持つことで、そういう友人と時計のお蔭で、世界がいろいろと広がり、自分の人生濃度を、少しばかり濃くすることができた気がする。
クロノスの10年記念、ジュルヌのSONNERIE SOUVERAINEの10周年、
そして実は、この粋人とお知り合いになれて、まもなく10年目でもあるのだ!
そしてとても奇遇なのだが、そんな10年つながりのこの夜に、またひとつの新しい出会いがあった。
とあることをキッカケに声をかけていただいた素敵なご夫婦と、話をしていくうちにいろいろなご縁が発覚(笑)
きっとまた、この日を第一歩に、素敵なお付き合いが新しく始まる…。
そんなこんな、素晴らしい趣味に感謝!!
いや、ホントに、心からありがとうございます。
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