Emile Chouriet
いかなるトラウマなのか、自分はエナメル文字盤とアストロノミックな文字盤に、どうも弱い。
このブログで紹介した時計を振り返ってみても、ランゲとパテック以外では、圧倒的にエナメル&アストロノミックな文字盤が多ったりする。
それじゃあ、このブランドを紹介したくなるのも仕方ないか・・・というのが、Emile Chouriet。
今年のバーゼルにも出品していたけれど、ま、その際の宣伝動画もYouTubeでの再生回数が80回以下(そのうちの少なくとも3回はわたし)というテイタラク。
というか、作りが下手スギで、時計の情報がほとんど伝わってこないという宣伝ビデオとしては致命的な欠点があるけれど、とりあえずどうぞ。
これじゃあしょうがないので、宣伝の片棒を担ぐ(笑)。
彼らの代表作(と、決めつけているのはわたしだけどね・・・)は、Voie Lactée。
SSケースだし、ムーブは ETA 2892(自動巻き)をベースに特別モジュールを追加したもので、価格もCFH5000以下というリズナボー・ウォッチ。
他にも、このVoie Lactéeのラインには、
これだけではなく、すでにトゥールビヨンも発表しているし、その他のラインも豊富なので、興味のある方はHPをご訪問ください。
http://www.emile-chouriet.ch/
さて、このブランドを取り上げた別の理由、それはこのブランドがわたしのもうひとつのトラウマである、エナメル文字盤にも長じている点である。
なにせ、Emile Chouriet というブランド名が、17世紀後半にジュネーヴで活動していた時計師でありエナメル師でもあった伝説的な職人の名前から来ているというのだもん(笑)。
で、そんな彼らが今年のバーゼルで満を持して発表したのが、コチラ。
しかも文字盤の下半分は、ハンドライティングで絵付したエナメルで、精密に彫り込まれたケースがムーブと文字盤を包み込むという、古き良きジュネーヴの”職人技”の復刻を強く意識した作品。
これまた編集苦手っぽく(笑)、アクセス数もまだ70回以下(そのうち少なくとも3回はわたし)の動画だけど、
是非どうぞ!
音に関しては、P社を知ってしまっている耳で聞く限り、
この動画での音はいまひとつ、なんだけど。。。。
……でも、今後がなかなか興味深いブランドではないかな、と。