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a-ls 時計(Mechanical Watch Users News) blog.

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あまりにもドイツ的なスイス時計

ある意味では、
ランゲ以上にドイツを代表する”わが陣営”のブランドといえば・・・・。












Leicaでしょう!!
あまりにもドイツ的なスイス時計_b0159560_22464828.jpg
GWといえば=行楽シーズン=といえば記念写真=写真撮影といえばカメラでしょう。

というわけで、ちょっと古いネタになりますが、お付き合いください。

昨年の2014年はライカ100周年イヤーでした。
で、それを記念して、ライカ社は100本限定の記念時計、EL1 ~100 Years of Leica Photography Editionを発表したのですが・・・。

あまりにもドイツ的なスイス時計_b0159560_22572205.jpg

製造したのは、ライカとパートナーシップを結ぶValbray(ヴァルブレイ)社。


え、それ、スイスのメーカーでは・・・・


なんとも水臭いじゃないの!!


ま、実は、

ヴァルブレイじゃないとできない意匠があったようなんです。


まず下の画像をご覧ください(この動画を載せたかったがためのブログなんですけどね)。





つまりこのEL1というモデルには、ヴァルブレイがパテントを持つ、ベゼルを回すと文字盤がカメラのシャッターのように開閉するこの「ダイアフラム・システム」の搭載が不可欠だったわけです。さすがにこの技術はグラスヒュッテにはなかったのかもですね。



ちなみに、このEL1というネーミングですが、なんかLange1みたいじゃないですか(笑)。
これはライカの創立メンバーであるエルンスト・ライツ(=Ernst Leitz)の頭文字をとったもの。


さらに言いますと、会社名の「Leica」は、彼の名字のライツ(Leitz) + カメラ(camera) = Lei + ca
から来ているって、知ってました?


EL1はシルバーが50本、ブラックが50本の100本限定。裏蓋部分には、ライカ100周年の刻印とシリアルナンバーが記載。

ライカストアとValbrayブティックでの取り扱い。当初の価格は17,999ユーロ。



(日本ではもう売れ切れなんでしょうかね)。。。















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by A-LS | 2015-05-04 23:26 | 時計いろいろ