あまりにもドイツ的なスイス時計
ランゲ以上にドイツを代表する”わが陣営”のブランドといえば・・・・。
Leicaでしょう!!
というわけで、ちょっと古いネタになりますが、お付き合いください。
昨年の2014年はライカ100周年イヤーでした。
で、それを記念して、ライカ社は100本限定の記念時計、EL1 ~100 Years of Leica Photography Editionを発表したのですが・・・。
製造したのは、ライカとパートナーシップを結ぶValbray(ヴァルブレイ)社。
え、それ、スイスのメーカーでは・・・・
なんとも水臭いじゃないの!!
ま、実は、
ヴァルブレイじゃないとできない意匠があったようなんです。
まず下の画像をご覧ください(この動画を載せたかったがためのブログなんですけどね)。
つまりこのEL1というモデルには、ヴァルブレイがパテントを持つ、ベゼルを回すと文字盤がカメラのシャッターのように開閉するこの「ダイアフラム・システム」の搭載が不可欠だったわけです。さすがにこの技術はグラスヒュッテにはなかったのかもですね。
ちなみに、このEL1というネーミングですが、なんかLange1みたいじゃないですか(笑)。
これはライカの創立メンバーであるエルンスト・ライツ(=Ernst Leitz)の頭文字をとったもの。
さらに言いますと、会社名の「Leica」は、彼の名字のライツ(Leitz) + カメラ(camera) = Lei + ca
から来ているって、知ってました?
EL1はシルバーが50本、ブラックが50本の100本限定。裏蓋部分には、ライカ100周年の刻印とシリアルナンバーが記載。
ライカストアとValbrayブティックでの取り扱い。当初の価格は17,999ユーロ。
(日本ではもう売れ切れなんでしょうかね)。。。