特選!! バーゼル2014注目時計
そんな中ですが、事前に発表された作品から、個人的に注目している3本をご紹介しておきます。
なにせ、各社ともチラ見せ的な発表が主で、「詳細はバーゼル会場にて!」てな”予告編”的感じゆえに、細かな解説は現地情報を待たなければなりませんが、
とりあえず今注目している、「その①」は、
Christophe Claret の「Margot」
この動画を見てください!!!!!(最初の40秒はお姉さんのイメージ画像ですが、そこで飽きてはいけません!)
時計の動画では、毎正時ごとなのか、どういう規則かはわかりませんが、ゴングが鳴るごとに花びらが収納され、しかもハンマーが縦にゴングを打っている(ように見える)ではありませんか! リピーター・ウォッチの新たな地平が開かれているかもしれません。
過去、クリストフ・クラーレが関与した代表的な作品にはハリー・ウインストンの超複雑時計「オーパス4」、グラハムの天文時計「キング・ジョージ」、ジラール・ペルゴの「ヴィンテージ1945ジャックポット・トゥールビヨン」、ドゥ・グリソゴノの「ミニッツ・リピーター」などがあり、特にトゥールビヨンやリピーターに関する本当に驚愕の複雑機構を組み上げることのできるウォッチメーカーとして知られています。
また「Margot」と同時に、今年のクリストフ・クラーレは、本来は木箱に収められるマリン・クロクロノメーターに多用されていたスプリング・デテント脱進機を腕時計に搭載したメンズ・ウォッチ「Maestoso」 の発表も予告していて、かなり注目に値すると思われます。
注目「その②」は、
我が陣営、ドイツのスター・ウォッチメーカーのひとりマーティン・ブラウンが興し、昨年のバーゼルでは「Slow Runner」で注目を集めたAntoine martin からの天文時計、「Tourbillon Astronomique」です。
お得意の”リアル・ムーン・フェイズ”に
デザイン的には少し無骨ですが、機能的にはたぶん凄いことになっていると予想します(笑)。
そしてラスト
「注目③」は、最近よく紹介しているArnold & Son の「CTB」すなわち"Chronograph True Beat"。
クロノ針とスプリット針が、それぞれ異なるビートで動く・・・すなわち”トゥルー・ビート”なのです。
なんのこっちゃわからないでしょうから、もう百聞は一見に如かず、動画で見てください。
どうでしょう~!
通常のクロノ針を、デッドビートで追いかけるスプリット針!!
なんじゃこりゃぁ~~~~~なのです!!!
現在は情報が少ないのでこんな感じですが、現地へ渡る関係各位のみなさん、
の続報を宜しくお願いいたします、もちろんP社の情報もね