L'ÉtrangerとDie Verwandlung~カミュとカフカ
「太陽が眩しかったから」と述べました。
ああ、わかるような気がします。
連日、無慈悲なほどに照りつける太陽の暑さのせいで、
なにかおかしなことをしてしまいそうです・・・。
カミュな気分(笑)。
案の定・・・
「ある朝、グレーゴル・ザムザがなにか気がかりな夢から目をさますと、自分が寝床の中で一匹の巨大な虫に変わっているのを発見した」ように、
ある朝、なにか気がかりな夢から目を覚ますと、自分の寝床の中に一本の時計があるのを発見しました。
カフカな現実(笑)。
再びカフカの表現を借りるのならば、
「“時計”をすこし持ちあげると、アーチのようにふくらんだ褐色の腹が見える。腹の上には横に幾本かの筋がついていて、筋の部分はくぼんでいる。胴体の大きさにくらべて、"ラグ足”はひどく細かった。」という感じ。
それってまさに時計の裏の描写にそっくり
シュールなのは、この暑さと連日の雷雨と寝苦しさ。
つまるところ、この夏の太陽のせいにして一本買ってしまったという…
ま、そんな夜です