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ランゲの風合

ランゲのブラックボックス、
しかしこれは時計ケースではありません。

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その正体は・・・・

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ストラップ&バックルの収納ケースとなっています。
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他ブランドに比べて地味な印象のあるランゲのストラップですが、実は白や黄色や紫など、かなりカラフルな品揃えがあったりします。
このケースは、そうしたカラフルなストラップを見やすく整理する目的で、確か2009年のSIHHで発表されたものですが、わたしの場合、ケースにストックしているストラップは、ブラウン、ダーク・ブラウン、ブラック、そしてブルーという基本色が中心で、それ以外はほとんどありません。
同色ばかりで、一見無駄なストックに思われるかもしれませんが、自分なりに理由があります。

時計には個体差があります。
巻き味や、文字盤の色味、デイトの変わるタイミングなど、時計それぞれが様々な個性やクセを持っていますが、同様に、ストラップにもかなりの個体差があるのです。
ランゲのストラップはおそらく有名なストラップメーカー2社に発注されていますが、そのメーカによっても、またクロコダイルの個体によっても、採取する部分でも、それぞれの違いが生じます。

たとえば下の写真・・・
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比較のために置いた右はじのブラウン以外、残り7本はすべてダーク・ブラウンなのです!

皮の使用部位による違いもあります。
有名なところでは“タケフ(=竹斑)”と“マルフ(=丸斑)”です(写真:下左)。  さらには正寸と短寸(もしくは長寸)との違い。
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光の具合でわかりにくいかもしれませんが、ブラックやブラウンにも個体差はあります。
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これらの違いを、生産管理の問題としてネガティヴな視点で捉えるのではなく、陶器などでいうところの“風合”として見ていくと、これまた時計の楽しみが拡がると思うのです。

たとえばランゲのMOP文字盤は、個体によって色合も表情も微妙に異なります。
そのような文字盤の風合とストラップの風合の組み合わせなど、微妙な個体差を組み合わせることによって、そこに絶妙なマッチングが産まれる場合があるのです。

実は今回、ひょんなことから手に入れることのできたMOPのLange1に、前掲のダークブラウン・ストラップ写真の一番左のストラップ、非常にマット感の強い1本を合わせて、自分なりにかなりベストに近いと納得できるマッチングを作りだすことができました。



それがこちら・・・・・
(10/9写真2点追加しました)













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黒蝶貝のMOPダイヤルでも、非常に翳りの強いアクセントを放つLANGE1(PTケース)です。
光の当たる角度によってはこんな色にも。
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ランゲの場合、YGはブラウン、PGにはダークブラウン、PTにはブラック(orブルー)などと、ケースごとで単純に決まっている感のある標準仕様ですが、ストラップとのマッチング次第では、実は時計の表情を劇的に変えるケースもあるのです。

こうしたマッチングを楽しむために、ストラップを扱っている正規店を定期的にまわっては、面白い“風合”を持ったストラップを探しているわけです~ なんて自分を正当化しているのですが、この件でも家人の理解はまったく得られておらず、ま、良く言えば酔狂、要は変人フェチ扱いです(笑)・・・・・










・・・・・・とほほ
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by A-LS | 2011-10-07 13:32 | ランゲ&ゾーネ | Trackback | Comments(0)