サンティグラフィ S
東日本震災チャリティーのため、急遽クリスティーズの香港オークションに出品されたジュルヌ初のスポーツライン、サンティグラフィSのプロトNo.001ですが、東北の救済復興に微力ながら関わるひとりとして、直接ジュルヌ氏に感謝と敬意とを申し上げたく、香港の記念ディナーに出席してまいりました。
動作&機能の図解 in 広東語。オン/オフ・タイプの黒いプッシュボタンが、機能およびデザイン上でも重要なアクセントとなっています。
時計の収納ケースもジュルヌ氏のデザインで、非常なこだわりをもって製作されたものとのこと。
先ほど触れた黒のプッシュボタンを模したスライドレバーがケースの側面にあって、これを動かすことで開閉する。この収納ケース自体はすごく重いです!
ディナーパーティの前、クリスティーズのプレヴュー会場に飾られた際の写真。パーティ会場に移動した後、いよいよ実品に触れます。
ブレス込みで55グラムと聞いてはいましたが、手にした感じは、イメージよりも全然軽い。
でもRMの027などの想像を超えた軽さとはちょっと違う軽さ…何と言うのか…重そうなのに軽いというか、オモチャチックな軽さというか(もちろん良い意味で)…。
腕にのせてブレスの装着感&フィット感を体感すると、はじめてこれがスポーツモデルであることを納得。ただ、この複雑機構を搭載した時計をしたまま、激しいスポーツに熱中できるかというと、わたしはちとビビってしまう気がします(笑)。
「衝撃吸収の仕組みも万全、さらに、とても傷もつきにくいアルミニュウム素材だ」と言って、ジュルヌさんは自らがつけていたサンティSを外し、ディナー用のナイフでブレスレットをゴシゴシこすっておりました(汗)。
帰りにはお土産までいただいたのですが…
あけてビックリ…広東語仕様でした!
なにはともあれ、日本国民のひとりとして、今回のチャリティーに感謝申し上げます!
オークションの結果、
バイヤーズプレミアム込の落札価格は
HK$3,620,000
日本円換算で約38,000,000円!
この収益がチャリティーとなります、素晴らしいです。